劇場公開日 2018年11月16日

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人魚の眠る家のレビュー・感想・評価

全384件中、301~320件目を表示

1.0泣けますか?気持ち悪いだけですよ。

2018年11月20日
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鑑賞方法:映画館

先に言いますが、感性は人それぞれですので、これを見て泣いたという感想を貶めるつもりはありません。僕がよかったと思った映画を駄作という人もいるし、それはそれで構いません。 この映画は、僕にはとても薄気味悪い映画でした。 狂っても守りたいものがある、とは言うけれど、狂っている奴の言葉を素直に受け止めてくれるほど、世間は甘くはないですよ。 はじめ、テクノロジーの素晴らしさに驚嘆し歓喜した旦那が、徐々におかしさに気付き始めたでしょう? 科学者の恋人は、まるで啓蒙セミナーにのめり込む人間と同じような科学者の変化に、初めから気付いていたでしょう? 弟の同級生は、皆気持ち悪いって言ってたでしょう? 公園で行きかう人々は好奇と嫌悪の眼で遠巻きにしてたでしょう? そういう感覚の方が普通なんじゃないのかな? 科学者の恋人の言葉や態度こそ、僕の感覚そのものでしたよ。 随分以前に、どうしても子供が欲しいと欲した芸能人夫婦がアメリカに渡って願いを叶えたことがあった。彼らはとてもすがすがしい笑顔で記者会見をしていたけど、見ているこっちはどうしてそこまで?という違和感がぬぐえなかった。生命に対する冒涜じゃないかと。この映画も同じ。財力がありたまたまその研究が身近にあった夫婦が、自分たちのエゴを叶えようと突き進む、そんな話。 あのあと誰も止めてあげなかったとしたら、おそらく母親は『青頭巾』に出てくる、鬼になった坊主のように変わり果てていったんじゃないかと思う。例えば、心臓が止まっても認められず、その肉を食らうような。 おまけに、夫婦役ふたりの棒演技に興ざめさせられる。ああ、そうだ、監督はあの人だったっけ、とさらに冷める。 鑑賞後の気分は、不愉快しかなかった。

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栗太郎

4.0奥深い

2018年11月20日
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何度も身震いしました。 久々に、こんなに胸に突き刺さる作品を観た気がします。 平坦に進むかと思われた物語の急激な加速、圧巻の演技力、そして何より、現代ならではの最先端技術。 人は技術を進化させ、技術は人を狂わせる、そんなことを思いながら観ていました。 一歩誤ると暗く狂気に満ちたものになりかねないこの題材。キャストの本気の演技と決して飾らない脚本、印象を与えつつも大袈裟にはなりすぎない演出。 これらの要素により、観ている側が引き込まれる素晴らしい作品になったのだと思います。 にしても、子供の涙は反則です、、途中涙が止まりませんでした。 「脳死は人の死」というフレーズをどこかで聞いたことがありますが、この作品によりその考えも覆された気がします。 父親は生きているとは思えず、 母親は生きていると思いこみ、 研究者は自分の研究に利用し、 周りの人たちは希望を持たせるために生きていると信じるふりをする。 どれが正しいのかはわからないし、誰かが決められることではない、とわたしは思いました。 脳死の娘を「人魚」としたのは、 水の事故に遭って、もうここにはいないけど、あの時の水の中で今も生きている、という意味が込められているのでしょうか…?

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an7

4.5娘を持つ母親として泣けてたまらない

2018年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

勝手にSFチックな内容かと思っていたで全然違った。 同じように娘を持つ母親として薫子に感情移入をしてしまい、川栄李奈のことをなんと無情な人なんだと思ってしまったり… 泣けて泣けてたまらなかった。嗚咽が出るほど泣いたけど自分がなぜ泣いているのかよく分からない。 臓器提供は絶対しないという考えだったが、もしものときはそれも考えるべきかも知れないと思った。 帰宅して娘の寝顔を見ながら、日々を大切にしようと思った。

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たいふた

3.0良い映画

2018年11月19日
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鑑賞方法:映画館

医療関係者は、冷静な目で観てしまう映画ではないでしょうか? 障害受容は、家族当事者にとって重い問題です。何が正しいなんて言えません。医療関係者も含め周囲の人々が、どう向き合い、寄り添って行くかが大切なんだと思いました。そういう意味では、この映画に出て来る人々の中に"正しくない"人は、誰もいません。一番厄介なのは、異質なものを排除しようとする人間の心なんだと思います。 *原作未読。意外に良い映画でした(笑)

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stoneage

4.0子役がすごい!

2018年11月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

とにかく子役の演技が素晴らしかった! 主人公の子ではなく、山口紗弥加の娘役の子。 「私が早く大きくなって薫おばちゃんの事手伝うから!」と言うところでみんな泣いていました。 家族はどこに行ってしまったのか。 疑問に思うエンドでした。

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tuntuchan

4.0生きていることと死んでいること

2018年11月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

冒頭の、目を閉じた車いすの少女に吸い込まれた。すぐに、テーマの重さを感じた。 生きていることと死んでいることを真正面から描いた印象。そのことは、医学的にとか、人間としてはとか、前置きをつけないと、解釈に違いが生じる状況があるという設定だと思った。それぞれの立場や置かれた状況から、それは変わってしまう。それをどう捉えるか、それを考える上でとても興味深い映画だった。 しかも、突然子どもを亡くした親の感情をとても丁寧に描いていたと思う。 ただ、個別の独立したテーマ、例えば、「臓器提供」とか「社会の不理解」とか「人生観」とかが、てんこ盛りで、入り乱れなている感があり、とても疲れた。

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にっしん

4.0客席中が泣いていた

2018年11月19日
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泣かせにかかってくるシナリオというわけではなく、この物語の中で生きる篠宮涼子さんをはじめとしたキャスト陣が本気で生き、本気で「命とは?」「生とは?」「死とは?」に向き合っている、その姿や慟哭に涙が出てくる。 客席中に鼻をすする音が響いていました。

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彬

4.5役者さんが良かった

2018年11月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

原作を読んでからの映画だったので、原作より内容が浅くなってしまうのかなーと思いましたが、役者さんの力で心に響くものがありました。 扱うテーマが難しい問題なので、2児の母としても、考えさせられた映画でした。 とにかく、久しぶりに泣き続けました。

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あぼちょ

4.0篠原涼子さん母親の演技がすごい!

2018年11月19日
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泣ける

悲しい

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M nonaka

4.0ボールを拾いに播磨家に入った少年に対し、そこは「人〇の〇〇家」だと諭していたオープニングタイトル。

2018年11月19日
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鑑賞方法:映画館

 たまにいい作品を作るから侮れない堤幸彦監督。『明日の記憶』に次ぐくらいの重いテーマで心揺さぶられた。とは言っても、時折冷ややかな視線を投げかけるように見てしまう場面もあったのです。田中泯演ずる爺ちゃんが一代で築いた会社は今や医療機器の先端を突き進むほどの組織となり、息子の播磨和昌(西島秀俊)が社長をやってる。いわば金持ちといえる家庭での事故。しかも役員会で反対されるほどその特権を生かし、先端技術を脳死の娘に与えているのです。これが普通の家庭だと・・・などと考えてしまいました。  そんな状況であっても、田中哲司演ずる医師のぶしつけな臓器提供の依頼などが組み込まれ、母親薫子(篠原涼子)への感情移入がしやすいようになっていました。かつての臓器提供は15歳以下の子供はドナーになりえなかったのが、2010年の法改正によって日本でも行えるようになった。この2010年を境に、子を持つ家族が意思表示しなければならないパターンが多くなったのでしょうね。  最近の医療現場では延命措置や胃ろうなど必ず同意書にハンコが必要ですし、生かすか自然死かは家族が決める問題となっています。植物人間になることが100パーセントわかっていれば、個人的には延命措置は要らないと思うのですが、人それぞれです。この作品では子供ですから、親としては奇跡を信じたい気持ちが十分理解できるし、ちょっと疲れ果てた西島秀俊や、学校で死人だと言われ、距離をおいてしまう弟生人の気持ちもよくわかる。本当に難しい問題でした。  ゾンビのように思われたこと。ニヤッと笑う装置まで作ったこと。わが子を守るために狂言殺人まで犯そうとする薫子の狂気。どうしても一歩間違えばホラー映画になりそうな展開を、踏ん張ってシリアスドラマとして持ちこたえた。堤監督はこんな荒業まで使いこなせるようになったんだと感心しました。また狂気を表現するために警察まで呼んで押し問答してみせる場面は見ごたえがありました。とにかく俳優たちの演技が上手い。このシーンだけで1点加点です。  人間は2回も死なない。じゃ、007は?ゾンビは?イエス・キリストは?と、どこかで突っ込みたくなる自分が恥ずかしいです・・・また、ラストシーンの空地で思い出しましたが、オープニングのタイトルが一文字一文字現れてきたので、ボールを探しに来た少年にそこは「人の家」と言ってるような気がしたのも事実です。

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kossy

4.0妻と観ました。

2018年11月19日
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泣ける

私は父親の立場で、妻、義母、娘。ほぼ同じ家族構成のため泣けはしました。 ただ八日目の蝉で嗚咽したような、そんな感じではありません。 お話はよい落としどころで、エンドロールのあとは割りとすっと席を立てます。 山口紗弥加さんはとても綺麗に成られているんですね。

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アントニオモンタナ

4.0考えさせられる

2018年11月19日
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凄く考えさせられる作品でした。 自分の子供が、同じ立場になったら と、思いました。 個人的な考えでは、人間が超えてはいけないボーダーライン はあると思います。でも、超えてしまったら難しい選択を迫られると、考えました。 そういう議論ができるということが、この作品がよく出来ている証拠なのです。 オープン二ングシーンと ラストシーンが繋がった時は、伏線が繋がってスッキリしました。

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ボナパルト

5.0親心

2018年11月19日
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「娘を殺したのは私でしょうか?」この言葉に至るまでの心の葛藤が見事に描かれている。 親として、我が子を失う絶望、一縷の望みに賭けたいという想い。涙なしでは見られない作品でした。 脳死判定の難しさに、自分ならどうすると常に自問自答を繰り返し、二時間があっという間の時間でした。 すべての役者の演技が凄くスクリーンで見るべき作品です。特に篠原良子の圧巻の演技には心を打たれました。

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タツノオトシゴ☆

3.5心の痛み

2018年11月18日
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キャスト良し。脚本良し。 愛する娘を突然の不幸が襲い、家族も親戚も皆が不幸になる。偽りの奇跡にしがみつく母は、次第に孤立していき、娘の生死を法に判断させるべく異常行動に出る。 この映画は家族の崩壊と再生を描いた物語だが、登場する人物全員の心の痛みが伝わってくる秀作だ。母、父、弟、祖母、従姉、皆が痛みに苦しみ、だが逃れることはできない。母の叫びに涙が止まらない。

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はいじ

3.0☆☆☆★★ ラストカットにはほんの少しだけ説明が必要か。 ファース...

2018年11月18日
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松井の天井直撃ホームラン

4.5さすが東野圭吾という感じ

2018年11月18日
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泣ける

悲しい

予告である程度ストーリーが予想出来ていましたが、それを裏切るというか超えてくる感じです。さんが東野圭吾という感じでした。 とても良かった。特に子供たちの演技が良かった。 切ない感じと不気味さもあって、最後にあー、となりました。

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だるまん

3.5ただ、泣きに行った。

2018年11月18日
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なぜ「人魚」なんだろう、と この子は「人形」ではない!と云う母親の叫びなんだろか 狂気すら感じる母親の執念と愛情 「人魚」が微笑んだシーンにはドン引きだった(つまらないと云う意味ではない) ママ友の「大変ですね」と云う同情する風の何気ない無責任な「コトバのナイフ」の短いシーンが気になったかな 劇場にいらした周りの皆さんは、オジサンも含めハンカチを目元にあてていたけれど、個人的には泣けなかった 「東野SF」が気になったからかも知れない しかしながら、すべての俳優子役も含め素晴らしい演技だった

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はうる129

5.0良質な映画でした。

2018年11月18日
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泣ける

悲しい

難しい

音楽、映像、役者の演技ともに素晴らしく、久しぶりにとても良質な映画を観たように思います。 堤監督に素晴らしい内容でしたとお伝えしたいです。 何度も観たいと思えるような内容ではないですが、全く飽きずに観ることができました。 私には子どもはおりませんが、それでもこの作品に出逢えて良かったと思いました。

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美冬

4.0子を持つ親こそ考え深い作品

2018年11月18日
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ma~

4.0妥当

2018年11月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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カマタ