「重たくて、重たくて、号泣。」人魚の眠る家 ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
重たくて、重たくて、号泣。
「人魚の眠る家」鑑賞。
*概要*
人気作家・東野圭吾のヒューマンミステリー。
*主演*
篠原涼子
*感想*
東野圭吾のファンですが、原作は未読。
テーマは「脳死」ということですが、なかなか考えさせられる映画と同時にめっちゃ泣かされました。
内容がかなり重いです。篠原涼子の迫真の演技と子役の演技が素晴らしく、緊張感が漂うシーンでは、カメラがぐらつき、逆にそれがリアルだった。
医学的なことはよく解らなかったけど、篠原涼子が勧められた科学技術に対して徐々に取り憑かれる様が非常に怖く、西島秀俊、周囲の坂口健太郎や川栄李奈たちにも影響が出る。
心臓は動いてるのに脳死状態にある我が娘を科学技術で神経に電流を流して動かすというのは、ちょっと複雑な気持ちになりますね。
篠原涼子の気持ちは分かるけど、取り憑かれてるようで怖いです…(^^;
川栄李奈の気持ちは、彼氏を奪われたような感じが見受けられる。あの目を見れば一発で怒りを表してる。彼女の複雑な演技も素晴らしかったと思います。
夫役の西島秀俊も徐々に科学技術に対して見方が変わり、複雑な心情が描かれてて、非常に難しい問題だなって心底思いました。
前半は重たくて、中盤はホラー、後半は泣けました。
ストーリーにも泣けましたが、子役が魅せる泣きの演技に思わず号泣。。
天才かよ!w
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