「邦題に惑わされた」ビューティフル・デイ ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題に惑わされた
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邦題からハートウォーミングな内容を期待して見たが、残酷シーンも多くて全く真逆の作品だった。確かに原題(You Were Never Really Here)も何を言いたいのかよくわからないが、それにしても全く作品内容を言い表わしていないのに、最後のセリフをそのまま邦題にするのも呆れてしまう。
冒頭からかなりミステリアスな展開で引き込まれたものの、結局謎は謎のままで消化不良になってしまった。主人公のトラウマは何だったのか?主人公の周りの人間まで殺す必要があったのか?カウントダウンの意味は?知事を殺したのに食堂で平然と食事をする少女の神経は?ラストで主人公は自殺したのか、それともあれは本当に夢だったのか?あるいは実際に自殺して、少女と一緒にレストランを出たのが夢だったのか(死ぬ直前に見た幻影)?そういえば、「タクシードライバー」も、ラストはトラヴィスが死ぬ直前に見た幻影と言うレビューがいくつかあったな。
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