15時17分、パリ行きのレビュー・感想・評価
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tohoシネマズ新宿で観る
かってに想像してた感じとまったく違ったからがっかり、というのもあるけど、それにしてもイーストウッドさん、なにかをはしょり過ぎじゃないか、と思う。
実際にあったテロ事件を実際にその場にいた人で再現。そのコンセプトはよいが、事件を深く掘り下げていくのかと思いきや、事件を最小限の被害におさえた人の生い立ちがメイン。そのエピソードの描き方が雑。チェーッ
44マグナムを35カメラに持ち替えて・・・
私は好き
流石クリント
知っておきたい実話
事件のことを何も知らず、予告編だけの知識だけで観にいきました。
実話を体験した本人が演じているとのことでしたが、演技の面では特に気にならなかったです。
また、事件のシーンはとても緊迫感がありました。
怖かったです。
ただ、テロの怖さは感じましたが、事件のシーンはラスト20分ほどだったのと、自分が思っていたより事件が大きくない。というのが素直な感想です。
テロの危険に遭遇する可能性の低い日本で生活しているので、テロと言われると映画みたいなスケールの大きいものを想像していました。
もちろんとても大きな偉業ですし、それをまた本人が演じているのは映画としてすごく意味があると思います。3人の幼少期からの『人を救いたい』という想いが何人もの人を救ったという事実。何気ない日常の積み重ねがテロ事件との遭遇に繋がっていく他人事ではないこと。
映画館で絶対に観てほしいとは言い難いですが、観てほしい、知ってほしい作品でした。
犯人がなぜ事件を起こしたのか知りたくなりました。
実録モノを本人に演じさせる試みをやりきる老イーストウッド
最初に撃たれたマークもその妻も本人が演じているというのが驚き。列車に乗り込む刑事たちも当時の人たちだとか。
主演の3人以外にもたくさんの人が本人役で登場し、映画に出ようと思うことが驚き。恐怖体験だっただろうに。
ごく普通、なんなら落ちこぼれ気味(とはいえまともな大人に成長している)の3人が「導かれる」ように列車に乗り勇気を示した奇跡。
宗教的なものを感じる描き方。
市井の人を強調するための演出はドラマチックな展開を期待する人には拍子抜けするほど淡々として地味。
でもこれこそがあの日に起こった出来事なんだということ。
メインの3人が絵になる男たちで感心する。
監督の手腕か。
アムスのクラブでウォッカのレッドブル割り。
イタリアでミニスカートのホステルフロントをチラ見
なんか素直に感動出来ない…。
偉業なれど・・・・・
テロリストに勇敢に立ち向かい、多くの乗客を救った彼らの行動は、
私ごときが言うまでもなく、賞賛に値する。
だからこそ、こうして映画化され、後世まで語り継がれることだろう。
だが、それと映画として面白いかはまた別物。
彼らの歩んできた半生と今回の偉業に関連性は乏しい。
無理やりこじつけようとする姿勢は鼻に衝くし、
小さい頃は悪ガキだったけどというのは陳腐だ。
電車に乗るまでの前振りにほとんど意味は感じられず、寝てしまった。
もっと複雑な人間模様を期待していただけに、残念。
単なるドキュメント作品!
驚きを超えた驚き
テロを描くだけの作品じゃないという一文をチラ見してから一切の情報をシャットダウンして鑑賞した。それが功を奏したのか半端ない感動に襲われた。
最後に実話だと知ってビックリ。しかもエンディングテロップで本人たちによる演技だと確認してさらに驚いたからだ。
それを知らずにエンディングの下りで涙が止まらず、イーストウッドの描きの凄さに感心していただけに、その驚きは想像を超えた。
映画に感動し、実話という事実に感動したということだ。
さて、作品はいつテロの場面に?という中、あれ?彼らの日常の描きってどういうこと?と戸惑いながらのスタートだったが、最後になってすべてが怒濤のフラッシュバックとなって追いついてくる。子供の時の小さな祈りは印象的なシーン。
あまり素行が良くなくて親や先生からダメと言われた奴でも、ほんのちょっとの勇気で正義に立てる。国籍年齢性別問わず生い立ちも関係なく。そんな背中をそっと押してくれるメッセージ性。
テロの危険と背中合わせのアメリカだから、ヨーロッパだから、なおさら、どの国の誰もがもしかすると直面することになるかもしれない、その恐ろしさ。果たして足が動くかはわからないけど、でも、屈してはいけないことがある。それを教えてくれる。イーストウッドって本当に凄い人だ。
3人の若者の実話映画
アメリカンスナイパー ハドソン川…に続き 現代のアメリカンヒー...
フェイク!?監督被害者?~戸惑っているうちに終わり~
「15時17分、パリ行き」17点。
宣伝・予告・タイトル・今までのC.イーストウッドが関係した作品・過去の全ての映画作品から
「いつ?いつ?戦うの?」
「えっ?えっ?」の内に終わってしまいました。
「テロと戦う緊迫アクション」・「感動のドラマ」と予想・期待している内に終わってしまいました。
これは、申し訳ありませんが、
「フェイク(固いですが「羊頭狗肉」)」と言わざるを得ないのでは。
違うならそう伝えないと、ダメなのでは、「WB」さん!
おかげで私のような不器用な観客には、
「戸惑い>多くの人々を救った感動」になってしまいました。
この内容を予想していた人いるんでしょうか?
観客を「戸惑わせる」ため?「意外性に訴える」ため?
それはこの場合はダメではないでしょうか?
「ドキュメンタリー」ではないでしょうか?
もう一度実際に見事に再現した。
彼らの(主にひとりですが)生き方の。
敢えて「ヒーロードラマ」とせずに、派手な撃ち合いではなく、抑えた演出にしているのを考慮しても。
この時点で、
「すべてが本物。走ってる列車に、被害者までも!」と説明されても、
「3人の友情・勇気・とっさの判断の素晴らしさ」を訴えられても、
「彼の、人を助けたいという生き方は希望通りには行かず、挫折から学んだ」と唱えられても、
そして、「無名のヒーロー」と叫ばれても、
「偶然ではなく必然」と言われても、
「平和の道具にして下さい」という言葉までもが、
残念ながら…。もったいない。
監督が被害者になってしまっているのでは?
いやいや多くの観客が被害者になってしまっているのでは?
私はこの内容を期待して、お金を払っていません!
イーストウッド監督、これが最後とならないように!
次の作品を!!🍀
実話を世にしらしめる
ハドソン川といい、今作といい、こうして実際に起きた事件の映画化作品はエンターテイメントとして映画で流れる事で世界の片隅で起きている事実を知る事ができる。
平凡、というよりは冴えない子供時代を送った彼らのそれまでの人生と夢に向かって努力した過程、起きた事件を淡々と、分かりやすく伝えてくれる。
退屈というなかれ。これは事実で、ある意味伝記なのだから。君の人生は彼らより退屈ではないか?
エンターテイメントとしての映画という枠で見れば若干退屈かもしれないが、実際に人々の命を救った英雄の伝記としては素晴らしい作品だ。
本人達の素晴らしい熱演にも拍手を送りたい。
『大きな目的によって人生に導かれている』
スペンサーのこの台詞が実際に彼が言った言葉だったのかだけ非常に気になる。
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