ゴジラ キング・オブ・モンスターズのレビュー・感想・評価
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自然の摂理
「GODZILLA KING OF THE MONSTERS」
ご都合主義云々は枝葉末節なのだろうか。
まるで地球に意思があるかのような設定も面白い。が、自然の摂理とはそのようなものに近似しているのかもしれない。
とってつけたかのような人間ドラマは置いておいて。さてでは、ゴジラが自然の象徴なのだとすれば時として人に恵を与え、時として災害を引き起こす。その点ギドラは侵略者である。両者の対峙。全ての均衡とは必然でありその勢力は拮抗する。人間が介入する余地など何処にもなく無力である。ならばゴジラは調和のために現れて戦うのだろうか。もう一度考えてみて欲しい。自然の恵にしろ災害にしろそれらの全ては結果に過ぎない。我々人類の受け止め方次第なのである。人類を救うこと、襲うこと。こうした行動が目的化してはならない。あくまでも結果的にそうなった、というだけの話なのである。そうして調和が保たれた時。その時はゴジラ(自然)そのものが原因になり得るのだ。ただ、今作では監督はどうもゴジラを神的な存在へと昇華したかったらしく、自然災害を神話として伝えてきた人類の歴史を遡れば理解に苦しむこともないのかと思える。
また、彼らを歴としたキャラクターとして描くのであるとすれば、それはそれで怪獣らが無機質に感じられる。行動の動機を人間にベラベラと説明させるのは粗。
しかし、そういうことではない。ゴジラの行動原理を人間は理解する必要もなければ理解することすらできない。自然とはそういったものであり、抑圧するでもなくされてもならない。何より共存せねばならないのである。そんな明確なテーマと飽きることをさせない展開、圧倒的な映像美は殊勝。怪獣各々神々しく壮麗。享楽を頂戴しました。
さらば友よはモスラ宛に
モスラがひたすらに可愛く、ゴジラとの関係性が尊い。「さらば友よ」はゴジラ→モスラでは。
ケン・ワタナベとゴジラの関係性は特に尊くない。何故だ。友というには少しペット精神が旺盛過ぎだ。もっと適当なのは「さらば飼い主」か?変態か。
モスラの可愛さに癒される映画です。
ゴジラ、弱っ!
『ギャレゴジ』があまりやってくれなかった「怪獣プロレス」を堂々とやってくれたのは良かったけど主役のゴジラが弱い。初戦ではギドラの光線浴びてダウン。二戦目はオキシジェンデストロイヤーでダウン。最終決戦では高所から落とされて重傷を負いモスラに助けられて復活と負けてばっかりでガッカリだった。本編中「キング」って呼ばれてるんだから最終決戦くらいは助力無く勝って欲しかったよ。この分じゃ来年の『VSコング』も負けそうで心配だ。
素晴らしい!
「三大怪獣 地球最大の決戦」へのオマージュ的作品とばかり思っていたが、1954年版「ゴジラ」を思い起こされる描写・単語が出てきて、その時点で感動(特にオキシジェン・デストロイヤー)エンドロールで涙目。実によく作られたゴジラ作品。モスラの美しさ、キングギドラの恐怖といった、怪獣のスタイルも実に素晴らしい。戦闘シーンは言うに及ばず。次回作の「ゴジラvsコング」にも期待。次回作を連想させる、エンドロール直後のシーンは見逃せない。
詰め込み過ぎだが、怪獣映画として満足できる
2014年のハリウッド版「GODZILLA」の続編です。秘密組織「モナーク」により監視されていた怪獣が環境テロリストにより目覚め、モンスターの王を巡ってゴジラとキングギドラが闘うストーリーです。モスラは幼虫→繭→成虫へと変態し、キングギドラ(モンスターゼロ)は3つの首から引力光線を吐く宇宙怪獣、ラドンは火山から登場して建物をなぎ倒し、人類の秘密兵器はオキシジェン・デストロイヤ、芹沢博士の自己犠牲で核兵器によりゴジラが復活、ゴジラは核暴走で赤く発光し、モスラの犠牲でゴジラが復活し、キングギドラの首が切り取られるなど、過去のゴジラ映画へのオマージュが散りばめられていて、やや詰め込み過ぎのようにも思いますが、怪獣映画として満足できました。
面白い…がしかし…
映画館で鑑賞。
設備の良いところであった為楽しめました。
…怪獣達の戦いは。
ハリウッドの定番なのかつまらないホームドラマ要素があるので熱が何度も冷めます。
いっそ裏切りものは貫いて欲しかった…。
怪獣のクオリティは高いので星3.5です。
世代どんぴしゃなので最高です!
ネタバレになりますが。。
芹沢博士がゴジラに向かって最後に言った「さらば、友よ」
これがあっただけで満足な気持ちになりました。
ジーンときました。
たぶん子供時代からゴジラに会ってた人ほど、気持ちがわかるような気がします。
あとチャンツィーの短髪もなかなか可愛かったですよ。
映画だからね
母親の行動がよくわからなかった。
娘を危険に晒しただけでは??
人類を減らすって、サノスと同じ考え?笑
最後に、犠牲になったけど、自業自得ではないかと。
やたらとゴジラ、キングギドラの足元で右往左往で生き延びる。
なんで足元ウロウロしてるんだ?
あの家族のくだりは、全部いらなかった、、、。
大画面でキングギドラやモスラ、ラドンを観れたのは良かった。
前作を観てないからかもですが、ゴジラの通ったあとに草が生える。もしかして、王蟲的な発想?
弱ってるゴジラの近くで、核爆発も意味わからなかった。
これは、前作からの設定なのかな。
最高に残念だったのは、ラストでラドンがゴジラにひれ伏すなんて!
しかも、他の怪獣が集まってるなんて!
君たち何処から何時の間に来たんですか?
なんですか、これの奇妙な光景は、、。
基本としては、敵を倒して、じゃあいくわーと帰っていくのを期待してました笑
私には、合わなかったんですね。
怪獣プロレスの最高傑作
ドルビーシネマの圧倒的な映像美と音響の中で観てきました。上映開始直後から怪獣が出ずっぱりで、昨秋に予告が初めて出てからずっと待っていたかいがありましたし、大いに楽しんで観れました!
内容は昭和ゴジラや平成のvsシリーズへのリスペクトが満載の映画でした。
ラドンが火山から出てくる所や伊福部音楽が流れるのは事前情報で知っていましたが、ギドラが宇宙怪獣だということや、まさかオキシジェンデストロイヤーやメルトダウンが今作で観られるとは思ってもいませんでした。海底の古代遺跡にはカタカナで「ゴジラ」という文字が出てきたり、そもそも英語タイトルのバックにもカタカナ「ゴジラ」が表記されていて、本当に日本のゴジラがあった上でのこの作品だと思い、感慨深く観ていました。
それに四大怪獣のバトルロイヤルかと思ってたらゴジラ&モスラvsギドラ&ラドンのタッグバトルにも胸熱でした!特に原作通りのモスラの存在感が素晴らしかった。
ラドンとモスラですら怪獣プロレスしてました。怪獣プロレス禁止令を出したアニゴジでの東宝はこれを観て大いに反省して欲しい!日本のアニメならこれ並みかこれ以上の物を作れたはずなのに、ゴジラを観たことない監督なんか採用して、本当に最悪でした。
話が逸れましたが、今回は4体しか出てこなかったとはいえ、17体いる怪獣の王を決める作品でした。
次回のvs Kongは「王vs神」ですね。最後にかなり多くの伏線が投げられたので、次回作でどう回収されるのか大いに期待しています!
ちなみに、評価の☆-0.5はリアリティを重視しているとはいえ、やはり「シン・ゴジラ」は越えられていないから、という点に尽きます。もう30分くらい延長して細かいところを描いても良かったかなという点や宇宙大戦争の曲をほんのちょっとだけ期待していた点が含まれています。
王か、神か
怪獣ファンではないので待望の、というテンションではなく話題作に期待して観にいきました
結果、面白かったです( ^ω^ )
前作では不覚にも寝てしまったので←
話の起承転結も分かりやすかったし、人間ドラマも話の腰を折らずに上手いこと機能していました
そして言わずもがな特撮!怪獣映像の迫力たるや
ただ怪獣アクションは暗かったり速かったりで目が追いつけませんでした
そしてゴジラ、モスラ、ギドラ、ラドン位しか見分けがつかなかった^^;
そこら辺も少し注釈的なシーン欲しかった
それとギドラの凄さ?の説明が説明セリフ位で、これはつまりもうみんな分かってるよね?感が強くて、もうちょい誇張した演出とかを序盤で見たかったです
他レビューとか読むと、怪獣特撮詳しかったらオマージュとかも分かってもっと楽しめたんだろうなあ
気になったのは、世界情勢的な影響も浮き彫りにして欲しかった
もっと色んな機関が首つっこんできそうなのに権力が一極化されてて他があまり見えなかったのがもやもやする位かな
個人的にはコングの登場を楽しみにしていたんですけど出て来なかった
でも今回のバトル見てたら、次回コングが肉弾戦を披露してくれるのが楽しみになってきました
ギドラ(メカギドラ?)の首を掴んでぶん回し、ゴジラの顔にグーパンかましてほしいですね
あとラドンに捕まって空飛んでほしい( ^ω^ )
自然には秩序を整える力がある その中で、我々はどのような役割を担え...
自然には秩序を整える力がある
その中で、我々はどのような役割を担えるのか
モスラテーマ曲リスペクト、フルオーケストラアレンジ
荘厳、神聖感バッチリ
エンドロールが1番良かった
オペラ版お経も一興
モンスター映画的には素晴らしい
ただ、監督がいくらゴジラオタクとは言っても、やはりハリウッドと日本のゴジラの表現は何かが違う
日本のホラー(貞子的な)とハリウッドのホラー(ジェイソン、ゾンビ的な)が根本的に違うのと、同じ感じなのか。
とにかく、表現法法の何かが違う。
神秘的な感じ。荘厳な感じ。崇める感じ。
絶対的な存在であるゴジラ。
もったいぶり方、もう少し強めでも良かった。
キングギドラの火山シーン、モスラ羽化は素晴らしい。
渡辺謙、もはや主役。
日本語シーン、ウルっときた。
でももうちょっと、自論全開でも良かったな〜
ゴジラ殺しちゃやだー!!!ってもうちょっとだだこねて欲しかった。
説明が足りない部分がすこーしあった。
展開がロジカルじゃないというか。
繋がりが見えない部分が何箇所か。
分かるんだけど、そこは言っといてくれって感じ。
環境テロリストの位置付けも、弱い。。。
ただのいい人達じゃん。
みんな自分の正義なんだよなー、っていうヒューマンドラマ的な部分がもう少しあっても良かった。
でも今回の主題の1つであるテーマは、娘とお母さんの葛藤だからしょうがないか。
自作に期待。
思いっきりマッドな倫理観で、はちゃめちゃやってほしい。
音楽メイキング映像↓
https://youtu.be/YINrERKAR4A
そいや!そいや!!
エキサイティング!!
東宝ゴジラ?
怪獣同士の戦いは良い!!クライマックスの人間たちのゴタゴタをもっと控えめにして、もっと見せて欲しかった。バトルだけなら☆4、ストーリーは今ひとつで☆2。 人間たちの場面になるとトーンダウンします。
with ゴジラ
ゴッ!ジッ!ラッ!ホォッ!ソイヤッ!ソイヤッ!ゴッジッラッ!ソイヤッソイヤッソイヤッソイヤッ!!ドンドコドンドコ!
真の怪獣王は真の地球の王。彼らがひれ伏すなら我々もひれ伏さなければ。
規格外に巨大な生物への畏怖の念を持ち、彼らが姿を現し何らかのアクションを取るたびに驚愕しながら観ていた。
怪獣の戦いの動向に焦点を絞ればわりと楽しめる。
デカくて恐ろしげな造形のもの同士がめちゃくちゃに暴れているのは本当に心臓に響く。
怪獣たちの眼がかなり強調されていたように思う。
こちらをぎろりと睨みつけられて、私も身が竦んでしまった。
みんな全身ビカビカに光りまくるので生っぽさが失われてCG感が凄かったのが少し残念。
ゴジラ登場までの、人間による地味な攻撃も好き。
狙撃や砲撃をいくら浴びせようと、なんのダメージも負ってくれない虚しさ。
手応えなく死んでいく兵士たちに合掌。
小回りの利く単身戦闘機たちが一機また一機と崩れ墜落し、モニターが真っ赤に染まる様子が非常にショッキングだった。
この手の作品には欠かせないモブの死に一々心を痛めてたらキリが無いとはいえ。
モスラの圧倒的女王感がとても好き。モスラ~ヤモスラ~♪
光の鱗粉塗れになりたい。
ギドラの生首再生シーンも大好き。
永い眠りから目覚めた次の瞬間に壮絶バトルに打ち込めるんだからすごいよな…。
十字架とのショットは至高。悪魔だ悪魔。
ラドンの空中ぐるぐる攻撃好き。
核パワー注入されて全身メラメラのゴジラ好き。
触れた途端に身体が溶けそう。
しかし人間パートの希薄さはどうにかならないものか。
わりと戦闘シーンが多いのでドラマとストーリー展開の時間が限られていて、その急ぎ足感と薄さには毎度ウンザリしてしまう。
まあ予想通りだけども。
人間の思惑が重要になるだろうと色々考え咀嚼しながら観ていると、どうしても粗や自分の考えとの差異が目についてしまう。
家族を失う痛みを無差別にばら撒くエマが怖かった。
誰よりその苦しみを知っているはずなのに。
手を組む環境テロリスト達の目的が分かりにくい。
地球のためなのか自分たちの利益のためなのか。
怪獣とどう生きていくかが重要だと思うのに人間が人間を殺すとはね。
中途半端な悪役のノイズが邪魔に感じてしまう。
そもそも地球のため地球のためって、一体誰目線で言っているんだろう。
環境の修復とは一体誰のため?
一旦リセットしないと、なんて御立派に宣うくせに自分の大切な人は絶対失いたくないなんて身勝手がすぎないか。
ゴジラと話し合って決めたわけでもないのに、憶測と仮説の暴走も思い上がりもほどほどに。
前作からずっと疑問なのが、ゴジラが都合の良い人間の味方になっていること。
怪獣からしたら人間なんて蟻んこみたいなものなのに一々土壇場で助けてくれるのがどうも合わない。
私はピンチの蟻んこを見つけたところでわざわざ助けようとは思わない。
やっぱり地球の王たるもの、慈悲深さが桁外れなんだな。
自己犠牲のシーンの繰り返しはあまり好きではない。
芹沢博士の唐突なカミカゼにかなりがっかりしてしまった。
これからの未来、もっとワクワクすることが起きるだろうにそれでいいの?
モナークにおいて相当重要な人物だろうに…。
周りが止めてくれれば。客観的に見て彼より重要度の低い人はいっぱいいるだろうに。
しかし本人にとっては大義名分なんかじゃない、純粋に自分の希望だったんだろうな。
至上最もゴジラに近づいた唯一の人間なんじゃないか。
頑なに「ゴジラ」と日本語発音を貫く姿勢が大好きな芹沢博士。核パワーで生き返ったりしないかな。
モスラの身体を張った盾のシーンはただ虚しかった。
エマの行動は懺悔の意味も込められていたように思う。理にかなっているし、自己犠牲は彼女だけで良かったかな。
自分がマディの立場だったらと急に投影してしまい、エマに母親を重ねて泣いてしまった。母親超生きてるけど。
ストーリーの上で端折られてしまったところの方が興味深い。
目覚めた17体の怪獣とそれにまつわる神話の話をもっとして欲しかった。
モナークの管理下にある時点で話が始まってしまっているので、アドベンチャー要素が全然無くて少し物足りない。
口から触手がビロビロ出ていた奴とか、マンモスとか、まだいたのかムートーとか、もっともっと観たかった。
あれだけ大騒動になっているのに髑髏島のゴリラは何をしているんだ。早く出てきておくれ。
ゴジラに頭を下げる怪獣たちの図が神秘的だった。
つい先ほどまでギドラに加担して戦ってたラドンが急に寝返っているのはご愛嬌。
身勝手といえば人間と思いがちだけど、案外怪獣たちからも身勝手を感じた。
あんな機械から発せられる声に完全反応してしまうのは何故なんだろう。
オルカがあれば神になれるのでは。
ゴジラと人間の声の融合がどんな作用を持つのか、どの声がどんな意味を持つのか、結構ふんわりしたまま終わってしまったような。
会議のVTRでムートーの生殖シーンにモザイクがかかるのめちゃくちゃ好き。
放射能浴び放題の主要人物たちの身体が大丈夫なのかとても気になる。
色々モヤッとしてしまうのは私とこのシリーズの根本的な考え方があまり合っていないからだと思う。
前作を観た時もキング・コングを観た時もそう感じた。
しかしそういった諸々を置いて純粋にスゲー!たのしー!と言うことは出来るので概ね満足。
お経が混ざっていたり、金管楽器の低音が地に響くサントラが非常にかっこいい。モスラ〜ヤのメロディーも。
次はゴリラ含めた怪獣総出の大戦争かな。
そろそろ人類が滅亡するところを観たい。絶望エンドを希望。しかし私は絶対に死にたくないのでゴジラと結婚して永遠に生き続けたい。
怪獣という名の神
先ずは一言、最高のゴジラ映画をありがとう!
です。1作目はゴジラ登場も正直少なく、アメリカだからヒューマンドラマ色が強いのも仕方ないし、今作も似たり寄ったりだろう…。
と思っていた所を良い意味で大きく裏切られました。
特に一番心にきたのは、芹沢猪四郎、芹沢博士が、芹沢の名前を持つ人間が、あのゴジラを友と呼び、ゴジラを助けるために8:15で止まった時計を手に「核」を起動させる。
多分賛否はあると思います。
でも自分には、アメリカの怪獣や神の視点の違う国だからこそ生まれた新しい、人とゴジラとの関係がとても美しく見えました。
そしてそれを、「芹沢博士」が橋を架けた事が本当に胸にくるものがありました。
前作から正直アメリカ版ゴジラの目があまり好きではありませんでした。自分たちの知るゴジラはずっと何かに怒っている、憎んでいる目で人を、怪獣を見る怪獣の王でした。
だからあの人を見ていない、恨んでいることなどないと言わんばかりのあの目が嫌いだったのです。
ただ今作で芹沢博士や、起きた後に人を見るあの目が、ああ…これがこの世界のゴジラなのか…と受け入れ同時に好きになりました。
後モスラに関して、
公開前は日本版のあの可愛いモッさんをキモくしやがった!?可愛いモッさんを返して!
とか思っていましたが、本編見てみると日本版の可愛いモスラとはまた一味違う、
綺麗で美しいモスラを目の当たりにして心の中で謝罪をすることとなりました。
さて、正直低評価のみなさんが仰っている通りメインの登場(特に母親!)はあまり好きになれない要素が強いです。ラドンや他の怪獣扱いも確かに物申したい気持ちもありました。
ただそれを補って余りある魅力ある登場人物、
そしてアメリカ独自の視点から見た、怪獣という名の神の戦いと、そのあり方に触れられるとても素晴らしい物語でした!!
主人公の元嫁がヤバすぎる…
ゴジラ達怪獣の戦闘シーンは文句無しの満点!
しかしながら主人公の元嫁が吐き気がする程気持ちが悪いです!
元嫁は主人公達を裏切り過激派環境保護団体と手を組み増え過ぎた人口を減らす為に怪獣達を使い人間の虐殺を行います。
しかも自分の娘には人は死なすに済むと謎の綺麗事をいい洗脳、毒親っぷりも披露します!
これだけでも人間クズですが、終盤自分の娘が危険になると、娘だけはなんとしても助けるなどととんでもないことを抜かす始末…
元々ゴジラという作品自体が人間の身勝手さを描いた作品ですが、この作品に関しては完全に元嫁1人の自己中心的な行いが悪いしとしか言えません…
怪獣達の戦闘シーンが良かっただけに残念です…
とてつもない迫力・臨場感
とにかく怪獣たちの迫力がスゴい!音響設備のクオリティにもよるんだろうけど、彼らの歩く足音の振動や轟音、羽ばたくときの猛風、ヒリつくような咆哮。それらがスゴい臨場感で襲ってくる演出に圧倒された。ときおり恐怖感すら感じた(汗)
ストーリーはやや難解で、振り返って整理してようやく腹に落ちた。総じて、面白かった。しかし、怪獣たちがチームで戦うのが違和感を覚えた。モスラがゴジラを庇って絶命、それに怒ったゴジラが覚醒して、ギドラを倒すって展開。行動理解できない怪獣への恐怖が自分のなかにあっただけに、なんか人間の感情みたいなのが見えたのに違和感をかんじたのかな。あと、捨て身の人多すぎ。。1つの作品で2人にたような決死突入パターンは若干あざとさを感じる。芹沢教授の最期が霞んじゃう・・
ただ、彼の最後のセリフが日本語のセリフだったことに、ゴジラの生まれた日本に対するリスペクトが感じられて嬉しかった。
同じゴジラ作で言うと、ストーリーは「シン・ゴジラ」、映像は本作という感想です。
母親のエゴが!
「怪獣大戦争」をハリウッドで映画化。
いやはや、これを観させられたら、東宝はもう無理でしょう。
そういう意味では、「シン・ゴジラ」は巧い遣り方だったのかと。
監督のゴジラ愛もしっかり感じますね。
ゴジラのテーマ曲だけでなく、モスラのテーマ曲まで入っているとは、思いませんでした。(笑)
全体として、人類よりも怪獣を見せてきたのも良いです。若干チープな家族愛は入ってましたが。(笑)
ストーリーの展開の早さ(御都合主義)は、この手の映画では仕方がないので、気にしません。
後、ムカついたのが母親ですね。
テメーのエゴで人類滅ぼしてんじゃねーよ!自分の息子が死んで勝手に悟って怪獣目覚めさせて、どれだけの人が死んだ?しかも娘だけは助けようとしてるって。
最後、家族揃ってハッピーエンドだったら
イラつきMAXでした。
母親の犠牲は正解。あの家族全員死んでも良かった。それだけの事をしてますよ。
渡辺謙の自己犠牲は、微塵も響かなかった(笑)
次は「ゴジラVSキングコング」らしいですが、今回ゴジラ含めて4体出しているので、+αの怪獣出さないと迫力負けしてしまうのでは?
地球最大の決戦 オマージュ
初めて映画館の大スクリーンで観た映画が、本作品の元になった、1964年に公開の『三大怪獣 地球最大の決戦』。当時4歳でしたが、祖母と従姉妹でおにぎり持って観に行った記憶は、今も鮮明に覚えています。
それ以来、ゴジラは少年時代のヒーローであり、還暦を前にした今でも、あの頃と同じワクワク感を与えてくれます。
ひと言でいうなら、こういうゴジラ映画を観たかった。ストーリー的には、怪獣操作機オルカは有り得なかったり、芹澤博士が1人で原爆セットしたり、突っ込みどころもありましたが、とにかく、ゴジラ、キングギドラ、ラドン、モスラの戦闘シーンが満載で、迫力満点の臨場感に、細かい事は吹き飛びました。
特に、キングギドラやラドンが復活したシーンは、鳥肌が立つような感動を覚えました。
ボストンで戦う場面も、怪獣達の真下で繰り広げる救出劇に不自然さもありましたが、その分人目線での演出となり、怪獣達の大きさや迫力が伝わってきました。
日本ゴジラへのオマージュも、しっかり盛り込まれリスペクトされていました。モスラを見守るチャンが実は双子だったり、初代ゴジラを倒したオキシジェン・デストロイヤーを使用したり、エンドロールでは、あのモスラやゴジラのテーマ音楽が流れてきたのは、嬉しかった。
CGもホントによくできていて、怪獣達の動きや質感、重量感までも伝わり、素晴らしかった。
但し、最後にゴジラに怪獣達がひれ伏すのだけは、いただけなかった。あれは、あまりに不自然で余分かな。
エンドロール後にも、次へのゴジラ対キングコング映画への、to be continued場面も…。
子供の頃に戻った気分で、大好きだった怪獣映画を満喫しました。
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