億男のレビュー・感想・評価
全249件中、21~40件目を表示
【コメディ?いや骨太なお金啓発系ドラマ映画でした】
・2018年公開の日本のお金啓発系ドラマ映画。
・兄の借金3000万を肩代わりして夜も寝ずに働いていた主人公一男(佐藤健さん)が、ある日宝くじで3億円を当てるも大学時代の親友(大富豪)に持っていかれてしまう。一男が彼を追っていくなかで様々な人と出会いお金や家族・友情について改めて考えさせられていく、という大枠ストーリー。
※原作「億男」は読んだことありません。
[お薦めのポイント]
・パッケージからは想像し難いしっかりした啓発映画
・お金の存在、を自分なりに考えるきっかけを与えてくれる
・(演技含めて)キャラクターが個性的で見入ってしまう
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・奪われた3億円を探し求めるロード-ムービー。その中で出会う人や事柄で自分の人生を見つめなおしていく。一見、よくあるロードムービー。しかし、「宝くじで当てた3億円を追う」という面白い軸がよくあるロードムービーさを感じにくくしてくれています。なので、序盤からしっかり見入ってしまいます。その中に「お金」「家族」「友情」という3つの哲学を創り手目線で提示をしてくれており、とはいえ、決して普遍的な答えを出すわけでもなく、視聴者が考えるきっかけをくれるような、見ごたえのある物語だと思います。
[演出]
・原作を読んでいないのでもともとのキャラクターがどうあるか、はわかりません。しかし、全てのキャラクターの個性がとても際立った演技演出になっていると思います。不甲斐なさが際立つ佐藤健さん、どもり×天才が強い味となる高橋一生さん、怪しい関西弁でふるまいつつも核心を突いた発言をする北村一輝さん…監督と役者さんが一人一人のキャラクターづくりを丁寧にしたからこそ流れるように観れる映画になっているのでは、と感じました。
[映像]
・「ハゲタカ」シリーズを観ている方ならすぐにわかると思いますが、大友監督の太陽や空をうまく使った広い画角のシーンが素敵。ドラマ映画ってわざわざ映画館で観なくても…って思ってしまいますが、こういう壮大さがあるとスクリーンで観る意味、を感じざるを得ません。とても印象強くなる映像演出だと思いました。
[音楽]
・こちらも「ハゲタカ」シリーズを観ている人ならすぐにわかると思いますが、大事なシーンでオーケストラのような重厚感の音楽を合わせ来る感じが非常に素敵ですね。これだけで映画の重みが強くなります。
・そんな社会派で安定感のある大人な演出をされているかと思いきや、ラストにBUMP OF CHICKENを主題歌に持ってくるあたり、しびれました。笑
[演技・配役]
・演出でも書きましたが、キャラクターづくりがとても素敵だなぁと思いました。藤原さん演じる「千住」と沢尻エリカさん演じる「安田」は怪しすぎる×突拍子もない行動すぎて、時代錯誤感が強くなってしまい共感できませんでした💦それでもインパクトのあるキャラクターであることは確かです。
[全体]
・映画広告のタイトルテロップが黄金色で「億男」。なんとなくコメディタッチなにおいがプンプンしていましたが、実際に観るとまるで違います。結構骨太なヒューマンドラマ、お金系啓発ドラマ、です。一番印象的だったのが、北村一輝さん演じる百瀬が発した「今君の頭の中でお金がいったりきたりしただけや」という趣旨の台詞。お金だけではなく、人間のシアワセとか不幸とか、そういうもの一切が頭の中で繰り広げられる妄想でしかない、という原理原則をつきつけられた感じです。極論ではありますが。笑 ただ、この理屈やテクニックだけで普段感じている不幸の90%以上が解決できるのでは、と思わざるを得ませんね。
・何気なくながら観ようとした映画でしたが、鑑賞しだすと一気に引き込まれてしまった映画「億男」。是非一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
#映画 #ヒューマンドラマ #ドラマ #お金系啓発ドラマ #3億円 #宝くじ #原作映画 #川村元気 #大友啓史監督 #佐藤健 #高橋一生 #黒木華 #北村一輝 #藤原竜也 #BUMP-OF-CHICKEN #話がしたいよ #東宝
#全体3.6 #物語3.6 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.6 #映像3.5 #音楽3.5
かーっ🥱おもしろくない😞
落語の芝浜を越えるのは難しいからやめときなさい あれは本当にいい話だから
品川駅で降りる九十九。
夢になるといけねぇと言い残して。
落語の芝浜を越えるのは難しい。
バイカムって、大学を中退して九十九が起業したフリマ会社の名前。
九十九は大きくなったバイカムを200億?で売り抜けた。
そのあと、後悔することになったみたいだが、理由は夢もいっしょに売ってしまったから? また、他のことをはじめればいいのにね。よくわからない。
でも、最後。
返してくれて、よかった。よかった。
クラブでお金撒くのは使うことではないよね。まったく感心しない。バカだな~
図書館司書の大貫一男。正規職員ならいいじゃない。大抵、派遣社員だから。妻子がいて、兄の保証人になったために3000万円の借金。悪いのは兄さん。
北村一輝のひげ男が不自然。池田エライザはちょっと地味。
黒木華の役も別に黒木華でなくてもいい気がする。子役が一番大人びて見えました。
藤原竜也は必要でした。
沢尻エリカの薄化粧がよかった。公団住宅のふすま、壁、畳に10億円。カビ生えるよ。エリカもバイカムを10億で売却したと言っていた。同時、JKだった? 沢尻さん、またスクリーンでお会いしたいです。
あの宝くじ銀行はまず口座を作らせて資産運用を勧めるわけね。
あの当選者向けのパンフレットもらってみたい。宝クジ買おうかな~
忌野清志郎のデビュー曲は
宝くじは買わない です。
🎵宝くじは買わない
だって僕は 愛する人がいるからさ~🎵
これは落研の男の友情の物語なんですね。アタシにはあんまり刺さらなかったです。ごめんなさい。 3億当たった人なら、沁みる話なんでしょうね。きっと。
商店街のクジ引抽選券を子供にあげるような余裕のあるひとになりたいとは思いましたね。でも、夢を手放すような気がしてなかなかできない😢
お金とは
お金と高橋一生!
お金とは何なのか。深く考えさせられた作品。
(原作も読了)投資を始めたきっかけに。
全体的に濃いキャラクターや日常とかけ離れた演出、設定で雑に見える映画ですが、高橋一生の演技には感動しました。どもりの演技からの流暢な落語のシーンは鳥肌ものです。
佐藤健も平凡な役を見事に平凡にこなします。
宝くじ高額当選しないかな❗️🙏
お金の正体とは。
最初に3億円を持ち逃げされた場面を見て、びっくり。は?そんな話なの?
主人公が心配で見ていられない気持ちになり、他の人のレビューを見て、エンディングだけ確認してしまった。お金は戻るようだ、安心して見よう、そう思い鑑賞しました。変なの。
まあ、お金について、なかなか考えさせられる映画ではありました。
しかし、主人公が朝も夜も働き借金を返して家族を取り戻そうとしていたこと自体が全く否定されるものでないのになあ。主人公が3億が手に入ったから、借金返せるから、またもとの家族に戻ろうと話すと、、妻が借金をしてからの彼について触れて、あなたは変わってしまった、私は借金まみれでも年に一度の娘のバレーの発表会を一緒に見れたら良かった。と言い冷淡に突き放すのは、何なんでしょうか?はあ?じゃあなんで、別れたの?意味不明。
そのあたりが全く意味がわからなかった。
変わらない方がおかしいでしょう。生きてるのが精一杯、こんなに頑張ってきたのに
、あなたはどんだけ苦労してるんだ?身なりも小綺麗で全く苦労が見えない。
お金は人を変える、人生を変える。
大事だけれど、お金だけが全てではない。そんなことはみんな知ってる。
お金に翻弄されて生き方や、金では買えないものの大切さを見失わない事。それについて伝えたい映画なんだとは理解しました。そしてお金で買えない家族や友情も。
難しいですよ。お金は。
億男
『雑魚』か『億男』か
『ただで手に入った一万円札はゼロ円』ってすげぇ達観。
宝くじで当たった三億も同じって?
まあたしかにおばあちゃんにもらった抽選券だからね。
それはむしろ子供想いのおばあちゃんの親切心という価値なんだろう。
九十九と一男。
いい二人だ。
お話として足して百っていうのは話作りやすそうだし。
また、高橋一生が吃音の人を上手に演じて、さらに落語になると流暢になる。
ストーリーにはあまり関係ないけど、キャラ作りとして秀逸だった。
暗い顔をさせると佐藤健ははまる。
黒木華は最後裏があるかと思ったが、最後までよき母だった。
人と金の関係をIT企業の旧経営陣四人のそれぞれの考えでもって論じる。
結局お金の正体はわからなかったが。
ただただ「ずるい」、それだけ
映画「億男」(大友啓史監督)から。
お金の価値について、書籍でも何度も目にした、
「変わらないんだよ、お金は使う人が重くも軽くもする」
これだけでは、きっとこの作品を思い出せないので、
大金を手にして人が味わう、周りからの反応を選んだ。
「『ずるい』
10億を手にした時、周りから散々言われた言葉です。
羨ましい、憧れる、私もそうなりたい、
そんな言葉をかけられるのかな、なんて正直思ったものです。
でもまったく、ただただ『ずるい』、それだけ。
あの頃の事はあまり思い出したくありません。
みんな、溜めて、溜めて、使わずに死んでいく。
お金って、あることが重要なの」
「ずるい」ことをして儲けたわけではないのに、
大金を手にした途端、周りからこう言われる。
私は、こっちの一般市民の反応の方が怖い。
少なからず、努力した人に対して、祝福するならまだしも、
「ずるい」という単語を連発する人たちは、何を根拠に
そういう言葉を発するのだろうか。
「羨ましい、憧れる、私もそうなりたい」の裏返しが
「ずるい」と言う言葉の中に含まれているとしたら、
それこそ「ずるい」と言わざるを得ない。
もし仮に自分が大金を手にした時、そう言われることなんて、
考えたことないんだろうなぁ。
うーん
原作読んでいないけど、映画になってかえって間延びしていないか? と思うほどテンポが緩い。「芝浜」を演じるのを挟むなら、なるほどと思わせる挟み方があるだろうに。落語同様、通受けするお話にしてしまったかなあ。
つまらん。
お金を使える人間に
けっこう低めのレビューが多いな、と感じたんですが、僕はまあまあ面白かったと思いました。なかなか体験することのないことが題材になってますから、現実味がどうかという点ではどうかと思ったんですが、話のテンポも悪くなく、お金の使い方やお金に感じる価値、考えは人それぞれであるということを改めて感じました。佐藤健の「お金に振り回されず、お金を使える人間になりたい」という言葉。僕は結構心に響きました。
そして、高橋一生さんのどもる演技ができるのが本当にすごいと思いました。僕自身吃音持ちなので余計にそう思ったのかもですが。笑そのどもるのはなぜなんだろうかというところはちょっと説明が欲しかったかもですが。
金とは
またしても川村元気
観て良かった
お金の意味って…。
全249件中、21~40件目を表示