響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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女優平手友梨奈誕生!
間違いなく平手友梨奈は観客の想像を超える演技をしている!
実写キャストが決まった時のガッカリ感は暴力的な演技で吹き飛んだ!
たまたま欅坂46で有名になったかもしれないが、そうじゃなくても絶対に違う場所で輝いていたと思う。それくらいの魅力がある。
だからこそ秋元康の傀儡で終わらないでほしい。(知らんけど)
ストーリーに関しては特にない。「原作を忠実に」って感じ。アヤカウィルソンもすごくいいね。あとは小栗旬。間違いない。
内容と配役が良かった
個人的にはあまり興味がない世界、しかも破天荒過ぎ、なのに不思議と自然に流れるように心の中に響いてきて、かなり感動してしまった。
演者も、上手いとかじゃなくて、ナチュラルに受け入れることができた。それぞれの役柄が上手い具合にハマっていた印象で、すんなりと感情移入をさせられてしまったような気がする。
突飛な話とはいえ、結構リアリティーを感じたけれど、小説の世界に通じた人にとってはどう写るのか…恐らく絵空事のように思えるのでは…と多少の懸念は感じつつも、縁のない自分としてはある意味ファンタジックな物語として楽しむことができた。ただ、ファンタジックとしては、絵の力強さに欠けるような気がする。とにかく、映像そのもののチープさというものは否めない。スクリーンに映し出される映像が映画レベルではない。とにかく、この映画に耐えられない映像の質をどうにかしてほしい、とくに日本映画においては─。
凄く面白かっただけに非常に残念…と何度思ったことだろう、日本映画を見て…
私のおすすめしたい映画になる
響がいた。大人達は何を感じるのか。
原作の面白いところがなくなっている。
まずこの映画は、原作を読んでから見るべきである。
主役が、脚本を読んで「つまんないほう」と言ったとか言われているが原作を読むとたしかに面白いところの部分が、時間が2時間で足りなかったのかかなり削られている。
たとえば、最初の屋上からの落下シーン。原作では、良太郎?がナイスキャッチで助かったが(なぜそこにいた)、映画では、木に引っかかって助かっても周りも本人も騒がない。普通のワンカットになっている。そもそも倒れたときの向きがあまりに不自然。仰向けに落ちたら頭から落ちて大怪我するのが普通。
最後の方 記者に蹴りをいれてから窓ガラス割って脱出するシーンもなぜかカット。このあとの審査員との話し合いもカット。
ラスト、パトカーに連行されているのは悪いことして捕まってしまって大都会のシーンで終わる。結局世の中の概念を自分の力で変えられなかったという残念な終わり方。またこのあとの映画の続編はないよの終わり方もなんだかな~である。
てちが監督につまんないと言って脚本を変更させたとか 言われているが、自分を曲げなかった。原作と同じ生き方をしているということで5点。
想像以上に面白かった
良くも悪くも予定調和なエンタテインメント
脇が妙に豪華だった。黒田大輔とか、ほんの一瞬しか出てこない内田慈とか河井青葉とか。柳楽優弥だってあの使い方かよ...!みたいな...贅沢というかなんというか...まあ...。
物語全体は(単行本で出したら芥川賞狙えなくね...?とか細かい突っ込みを抜きにすれば)面白いですよね。エンタテインメントとしてよくできてる。
原作未読なのでなんとも言えないけれど、主人公響のあの暴力に訴える手法は...そしてあの態度は...ああいうのはキャラを立たせるには良いけどまるで人間味のない人になる可能性が高い。平手友梨奈がそれを回避できていたかというと微妙なところだと思う。彼女にあの役演らせたいのはものすごくわかるが(原作者の指名ですよね)、平手友梨奈の使い方が勿体ないというか...。
とはいえああいうキャラがヒロイン像として立つのは時代の夜明けって感じもする。
平手友梨奈さんは、良いと思います。前髪は切って欲しいのですが、佇まいだけでなんとかできるというのは大きな力でしょう。ただこの役だからというのもあり、脚本も演出も割と予定調和ですから、できればそうではないフィールドに出て欲しい。
この映画で一番感情移入しやすくそしてうまく演じてのけたのはアヤカ・ウィルソンだと思います。友情も多分もっと描けたのになあ。うーむ。
全体として面白いけど、予定調和過ぎて勿体ないなと思いました。
平手友梨奈の覚醒
あと半分、作って欲しい。
「世の中」とか、体制で発言権を持っていたり、組織で決定権を持っていたりする人が、なぜかアホ過ぎる〜と思うことは私もよくあります。こちらが目的に合致したことを言ったりしたりしても、危険人物扱いや、ディスられたりもします。こちらが戦う気は全く無くても、悪意や嘲りを投げつけられ、それは暴力なのに、やってる側は全く気が付かない。「アホとは戦うな」という本を読んで溜飲を下げました。この本も売れている様なので、けっこう多くの人がアホの言動にわなわなする日々を送っているのだと思います。
響さんは、アホを蹴り飛ばして、鼻をへし折っていきます。「アホとは戦う」気概で、一人頑張っています。でもそれは、先にアホ側が悪意を投げつけている場合です。響自身より、響の周りの大事な人たちが傷付けられそうになった時に発動されます。正義の味方なのです。世直しなのです。
編集者のふみさんは「アホとは戦うな」と諭す。響「ちゃん」を守ろうと思っているから。でも響さんが寧ろふみさんを守るため、やっぱりアホを蹴り飛ばします。
売れない小説家たちにも喝を入れます。少し回心するアホもいます。響さんのキッツい檄も、そこは悪意はないし、小説を書く実力もあるので、相手によっては響くのかな。
と、映画はそこまでで終わってしまいます。
観たいのは、ここからの展開です!白黒のジャッジメントがクリアな響さんが、このグレーで境界線の曖昧な実際の世の中でにっちもさっちもいかない状況になった時の展開。キホンあの本棚の様に「面白い」か「つまらない」かしかないけれど、それだけでは割り切れない事態に遭遇する、もうひと展開を観たかった!
天才という名の..,
現代医学的には、間違いなく発達障害(高機能自閉症、アスペルガー、等)に属す主人公。一昔前は、天才は変わってる...で済んだが、近年の犯罪等の悲劇に繋がる為、親をはじめとして周りのサポートが必要な人物。なのに、この映画、親の存在は薄く娘へのサポートも皆無。数々の暴力事件を起こしながら。原作は未読だが、そこに非常に違和感を感じた。これ、昭和の話かって。
物語は確かに面白い。高機能自閉症を描いた作品は、その偏った能力は話にしやすい。だが、この作品はフィクションとはいえ上述のように、不自然且つ恐怖感(野放しの主人公)を面白おかしく描いている。
今はこれがウケる....そんな世の中なのかと、素直に楽しめなかった作品だった。
あと、主演女優の演技力だが、こういう役ゆえに原作に近づく為にああいう演技なのか、元々大根ななのか判らないが、それほどの演技力でもなかった。
平手友梨奈の存在感
傑作
ストーリーが面白いとかではなかった
でも二時間があっという間に過ぎた
それくらい鮎喰響という人間に魅入ってしまってた
平手友梨奈が出るからっていうのが見に行く動機ではあったけど、開始3分で平手友梨奈が出演してるという認識が消えて、ただ鮎喰響という人間がスクリーンに存在してた
「鮎喰響役の平手友梨奈」ではなく「鮎喰響」その人を見ているようだった
平手友梨奈に興味のない人でも絶対に見にいく価値はある。
また、平行して小栗旬がちょくちょく出現。
きっと響とどこかで会う。きっと会う。
その出会いが最悪かもしれないと想像をしてしまい・・・緊張。
この出会いのシーンまで映画は終始緊張感。
その出会いのシーンは映画の終盤も終盤でとうとう来たって感じ。
・・・・
最後は納得の内容、そして感動。
この映画は映画が最高なのではなく???
響が最高なのだと思えた。
最後まである一定の緊張感があった
響という天才を台風の目に、自分の世界を見失った作り手たちがそれを取り戻したり、見つけたりする様を描いた群像劇です。
最初から最後までなにか張り詰めた緊張感のようなものがあって、おそらくそれは、響という存在が一つのブレもなく、圧倒的な天才として在り切った事によるものだったのかな、と。いい映画でした。
作り手として自分の世界を持ったことのある人にはよく効く映画だと思うので、迷ったら見て損はありません。おすすめです。
てちさんが可愛かった
平手友梨奈の名演技が光る
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