「ターゲットが曖昧」未来のミライ スノウさんの映画レビュー(感想・評価)
ターゲットが曖昧
4歳の男の子が主人公で、夏休みに公開することもあり、
CMでも子供向けな印象を受け、3歳の子供を連れて家族で観に行きました。
親の子育ての苦悩と、相手にされないお兄ちゃんの苦悩はすごく伝わってきましたが、ノンフィクションとフィクションが交互に来て、大人ですらなかなか話に入り込めませんでした。
挙げ句の果てに最後の方に怖いシーンがあり
子供が大泣きして一時退場・・。
最後まで盛り上がりもなく、
4歳のくんちゃんが妄想でさみしさを乗り越えただけの映画、
という印象でした。
すごく緻密に作られた映画だとは思いますが
それが裏目に出ていて、もっとシンプルで良かったのではないかと。
「未来のミライ」というタイトルもオシャレですがいまいちピンと来ませんでした。
親も満足できず、子供も満足できず、
誰がターゲットだったのでしょう・・・。
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