アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダルのレビュー・感想・評価
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マーゴットロビー何でもやるなー
アメリカのフィギュアスケート代表トーニャハーディングの半生を描いた物語。トーニャハーディングの役をハリウッドの大スターマーゴットロビーということです。トーニャハーディングというとライバルのケリガン襲撃事件です。育ちが悪いとこんなことまでやるんだ。というか日本じゃあり得ないでしょう。
どうでもいい人物の半生だけど意外に興味深く観れました。何が残るわけでもなく単純に悪くない。こんな映画もあるんだね...。
波乱万丈の人生
事件の前知識はなかった状態で鑑賞。
あの母譲りの気性の荒さを引き継いだトーニャとそのメンタル面がすごいと感じました。
周りの環境が、ああだと人生がいいほうに転ばないだろうなと。
夫と夫の友人が、クズすぎる。
あの状態で出場して踊りきったところにビックリです。
中盤のトリプルアクセルの滑走は、熱くなりました。
ただ、トーニャの家族や友人が救いようがないため、感情移入できない点がこの映画のマイナス点でした。
たまらないくらいゲスでクズな人間が勢揃い
たまらないね。ここまでゲスな人間が勢揃いすると。事実は小説よりも奇なりっていうけど、こんなストーリーは天才脚本家でもなかなか考えつかないと思う。トーニャのエキセントリックぶりは、当時テレビで見ていて知っていたけど、トーニャの母親までもがぶっ飛んでいたなんて知らなかった。
トーニャ役のマーゴット・ロビーの身体能力はすごいね、CGをつかった箇所もあるみたいだけど、ハーレイ・クイン役で見せる華麗なアクションがキレッキレなのがわかる。その上、トーニャになりきりぶりがすごい。トーニャの生霊を降ろしたんじゃないかと思うくらい。
見ているうちにトーニャにだんだんとシンパシーを感じるようになってしまった。とんでもないお母さんから生まれ、両親は離婚して貧乏。フィギュアスケートの天賦の才を授かってしまい、ゲス母は、貧乏から脱出するためにトーニャのフィギュアにかける。なのに、クソみたいな男と結婚してしまう。神様から愛されているのか、はたまた、もてあそばれているのか。
金持ちのスポーツであるフィギュアにいて、ホワイト・トラッシュ(貧乏白人)であるトーニャは差別をうけるが、トリプルアクセルを武器にオリンピック代表に選出される。ほんとだったら、ここで金メダルをとってハッピーエンドになるところなんだけどね。ダークヒーロになるために、この世に生をうけたんだろうね。
鬼母ラヴォナ・ハーディング演じるアリソン・ジャネイが、これまた凄い。ここまで、ゲスな人間を演じきるなんて、アカデミー賞も納得。トーニャ宅にマスコミが殺到しているなか、トーニャに会いに行くシーンは、最高。何がなんでも、お金に変えようとする執念が、もう笑うしかない。
ポール・ウォルター・ハウザーがこの映画で注目されたのもわかる。彼女のいない歴=自分の年齢のデブでさえない白人を真面目に真剣にやっているから、吹き出しそうなる。こんな連中が周りにいたから、トーニャも可哀想。
ハートの「Barracuda」が流れていたけど、マーゴット・ロビーは好きなのかな。もう、マーゴット・ロビーのテーマ曲みたい。
勝つためなら。。
事実がどうなのかは置いといて、この映画のトーニャは負けず嫌いで可愛らしさもあり、最高。
周りがバカばっかで可愛そうなのだが、それと一線を画す母親の存在感が素晴らしい。終盤のついに雪解けか?と思わせる「感動の寸止め」良かった。
毒親
わたくし、フィギュアスケートにはあまり興味ないんでこの映画の公開当時はパスしていたんですが、リチャードジュエルで主演を務めたポールウォルターハウザーが気になり鑑賞。
トーニャ役はマーゴットロビーだったのか!凄まじい演技でスケートもかなり練習したようでただただびっくりさせられる。
ポールウォーターハウザーはもうああ言ういきすぎた妄想族役がはまりすぎてるね。
トーニャ自体、大昔靴紐がどうのって言い訳する人ってイメージでよくないイメージだったが、あの毒親から離れてもDV夫じゃあ同情の余地はでてくる。
アリソンジャネイの存在感は凄かった。
面白かった!
子どもが寝てる間に少しずつ観る。めちゃ面白かった!ぐいぐいと進んでいくストーリーも映像も音楽も、役者さんの演技も、良かった〜。早く続きが観たい!と思う映画だった。トーニャ・ハーディングという選手を私は知らなかったので、こんなことがあったのか〜という風に観てた。真実や人格がどうだったにしろ、映画の中で(おそらく実際にも)トーニャが3回転を飛ぶ姿は美しく、胸をうつ。
スターチャンネル無料放送鑑賞。 トーニャ・ハーディング、いましたね...
スターチャンネル無料放送鑑賞。
トーニャ・ハーディング、いましたね、お騒がせスケーター。そんな彼女の伝記映画。
オカンが怖すぎ。彼氏がアホすぎ。環境って大事なんだと身に染みます。
事実はいろいろ微妙に違う模様。被害者ナンシー・ケリガンは「自分の人生を生きるのに忙しい」とのコメント。実にカッコいい。トーニャ自身はこの映画のヒットにより注目されるのを喜んでるよう、笑える。
私はカタリナ・ヴィットが好きでした(笑)
超不運な女性
ハーディング寄りに描かれているがあくまでフィクションなので鵜呑みにするわけにはいかない。しかし多少の誇張はあるとはいえ、母親の件に関しては事実のようだ。
リレハンメル冬季五輪での靴ひも事件は、子供心に記憶に刻み込まれてる。まさかそのときは、彼女にこんな生い立ちがあったとは思いもしなかった。
それにしてもこの毒親。才能ある子供を自分が産んだことの誇らしさと子供に対しての妬みという相反したものも感じ、絶対に優しくなどしてやるものかという徹底的な攻撃性でトーニャを支配下に置こうとする。
彼女が自己弁護ばかりするようになってしまったのは間違いなくこの母親の影響。
誰からも援護してもらえない人間は、自分で自分を弁護するしかない。自分しか味方がいないのだから。
それに加え、彼女の周りもろくでもない人間しかいない。最初は優しかった夫も暴力を振るうようになり、虚言癖のある夫の友人も襲撃事件を引き起こしてしまう。
そういう人間ばかり引いてしまうのは彼女自身の性格ゆえでもあるが、そのように成長してしまったのは、やっぱり母親のせいだと思わざるをえない。
そして彼女のスケートスタイルが協会に認められなかったという、スポーツ界ではよくある悲劇も彼女の攻撃性に拍車をかける。採点競技によくみられる、いわゆる審査員の好みではないというやつだ。
どれだけジャンプを決めようと技術が優れていようと、選択する衣装や音楽が芸術的ではない(ダサい)と言われてしまうのだ。
アーティスティックスイミングなどでもしばしば起こる問題だが、例えば日本チームが和のスタイルを前面に押し出すと芸術点が低くなる傾向にある。発祥である西洋の伝統にそぐわないというのだろう。
トーニャのいう通り、それは個性を失くせ、と言われていることに等しい。
この映画はそういうスポーツ界の偏見も浮き彫りにしている。
トーニャがナンシー襲撃の首謀者なのかどうかは闇の中だが、彼女のスケートが好きだという強い思いだけは本物で、並大抵のものではない。あのスキャンダルの中、よく五輪の場に立てたと思う。この強靭な意思も母親譲りなのだと思うと、ちょっと複雑な思いもするのだが、子供時代にのびのびと育てられればきちんとメインストリームで成功できた人だと思うと、やはり可哀そうでならない。
タイトルなし
1990年代
フィギュアスケート界を揺るがした
『ナンシー・ケリガン襲撃事件』
中心にいたトーニャ・ハーディングの半生
.
トーニャをマーゴット・ロビー
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ
母親役はアリソン・ジャネイが演じ
アカデミー賞助演女優賞を受賞した
元夫の友人ショーンを
公開中のイーストウッド📽️
「リチャード・ジュエル」で主人公を努めた
ポール・ウォルター・ハウザーが演じている
…このショーンがどうしようもない😑
元夫も周りの人間皆😑
この映画を見る限り
元凶は母親なんだろうなぁ😑
.
実際におきた事件ですが
トーニャの印象については
メディア操作されたところも大きいのかも
.
トーニャの強烈な個性がすごい
事件があった当時をリアルタイムで体験しているので、非常に感慨深い。どこまでがフィクションでどこまでが事実なのかは知る由もないが、本作品での描写はかなり事実に近いのではないかという気がする。リレハンメル五輪でトーニャが「靴紐が切れた」とアピールする場面は、彼女の表情を含めた全ての仕草が完璧に再現されていて素晴らしかった。
トーニャの境遇には同情を禁じ得ないが、それでもどこまでも自己を正当化する我の強さには驚くばかり。文字通りモンスター級の母親の言動も、良くも悪くも凄まじいインパクト。
最後はトーニャ目線のみで語られ…“?”ってなりましたが…
あの時、正にTV画面で観てました。トーニャ・ハーディングがスケート靴にイチャモン付けて泣いてる所。
そして、ナンシー・ケリガン選手を巻き込んだ“あの事件”は余りにも有名過ぎるというか…2人のフィギュアスケーターの明暗を くっきり別けてしまいましたね。
トーニャが現役としてリンクに立っていた当時の映像をYouTubeで改めて観ましたけど、ジャンプも高いし、一所懸命に練習をして自分の力で頂点を勝ち取った良い選手だと思います(好みはあると思いますが)。
だけど、事件に納得していない人が余りにも多いせいで、また彼女を炎上させてしまったのは、可哀想だったかなと思う。
彼女に関わった色々な人達のインタビューを元に制作されているので、結局みんな自分達の都合の良い様に話してるだけだなと感じた。
挙げ句の果てには、(最後は)トーニャ目線からだけのエンドなので、批判が出ても致し方ないかなと。
アリソン・ジャニーの怪演がジワジワくる(笑)トーニャの母親ラヴォナは、私からしたらゴミ(ゴミクズ以下)みたいな人間で、彼女はその母親からも彼氏(ダンナ)からもDVを受けていて、本当に「なんて人生なんだ(泣)!」と思いました。トーニャには虚言癖などもあったようですが、それは自己防衛だったんだろうなと理解した。
結局、本当の事が語られたのか全く解らなかったし、彼女の育ってきた環境や境遇など、想像もできないほど波乱で 同情する人は多かったと思うけど、だからといって“あの事件”は正当化出来ないし、その渦に飲み込まれながらも、何度も這い上がり ある種のヒール役を買って出たトーニャは、凄いなと思った(確か、当時のインタビューでも「みんなそう云うのが見たいんでしょ(笑)?」みたいなことを言ってた様な記憶が…虚覚えですけどね(笑))。
っていうか、ショーン…あいつ やべぇ(笑)!
そんなショーンと仲の良かったジェフ(セバスチャン・スタン)。
障害者施設で働いたりしていた人の様なので、いつもつるんでショーンの戯言を黙って聞いていたのも頷けた。
滑稽な人間たちを描いた、笑えない「喜劇」
実話を基にしているが、本作がどれだけ事実に即しているかは私にとってはどーでも良い、という前提での感想。
登場人物が皆、滑稽である。
パワハラな母親、
DVな恋人→夫、
そんな男と仲直りする主人公、
スパイを自称する男、
おバカな実行犯…
主人公の周囲には、普通のヒトはいなかったの?というぐらい、滑稽なメンバーが揃っている。
まるで「ファーゴ」を彷彿とさせるよう。
本作の描き方って、シリアスからコメディまで、いろんな描き方が可能だったと思うけど、喜劇として描いたことで、個性的な作品になったと思う。
フィギュアの採点方法が懐かしい
名前は覚えてるけど、こんな事件で裏にはこんな壮絶な人生背負ってるのは知らなかった。
こういう話はみんな大好き。
アメリカだけじゃなくて。
母ちゃんの毒が凄すぎ。
そりゃ娘も強くなる。
メイクのシーンが一番かな。
ジョーカーを思い出した。
"なんすかね…、最後のボクサーへの転身とか、どれが真実かわからんと...
"なんすかね…、最後のボクサーへの転身とか、どれが真実かわからんとかいうあたりは、ぐっときたんですけども。
あくまでも史実なので、それ以上の感覚がない。
もしリアルタイムでとーにゃの事件を知っていたら、驚きとかもあったかも。ママはおもしろかったなあ。あれだけの出演で話題をかっさらうのは頷ける。
それよりですよ!コーチ役に「八月の家族たち」のアルビーが‼けっこう大事な約ですよ!?いやーいい佇まいでしたね。彼女を救うけれども、立場は中立な感じで。そういう役柄が似合いますなあ。"
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