「V for victory. やっぱりゲイリー・オールドマンは凄かった」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
V for victory. やっぱりゲイリー・オールドマンは凄かった
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歴史物として見るとかなりの脚色はありそうですが、フィクションと割り切って観るとチャーチルを演じたゲイリー・オールドマンの妙技に魅了され楽しく観る事ができました。時代が時代ですし、もっと重い感じで作ってあるかと思いきや意外とユーモア多めでしたね。
第二次世界大戦の時のイギリスってアメリカの参戦のお陰で助かったイメージがあって、個人的にはイマイチ影が薄いんですよね。まぁ、それでもイギリス国内では色んな意見があって、それを乗り越えるチャーチルをゲイリー・オールドマンが熱演してました。就任当時66歳だったチャーチルをゲイリー・オールドマンが演じるには若すぎるんじゃないかなっと思ってたのですが、ゲイリーももう60歳なんですね!
タイピストのレイトン役のリリー・ジェームズが相変わらず美しかったですね。奥さんのクレメンティーン役のクリスティン・スコット・トーマスも良く見る女優さんです。チャーチルと奥さんとの掛け合いが良かった!
まぁ、歴史的事実としてこれを鵜呑みにして「英国カッケェー!」っとなると大問題でしょうけど(逆にこれを機会に英国の悪どさを調べてみるのは一興)、単純に映画として面白かったです。ともすれば退屈な政治劇になりそうな所をエンターテイメント性を高く作り上げてるジョー・ライト監督ってやっぱ上手い監督だなぁっと思いました。
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