劇場公開日 2018年4月27日

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「自然体から生まれる共感」君の名前で僕を呼んで しんばさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5自然体から生まれる共感

2018年5月4日
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前半はイタリアの美しい自然を肌で感じた。
ふたりにあまり感情移入できず、たんたんと進む生活。

しかし想いが通じ合ってからは、今まで遠くにあった生身の感情が直に伝わってくるようでみずみずしい。

意図的だろうが、アーミー・ハマー演じるオリバーの表情も後半にやっとクローズアップされるかんじ。

しかしこの作品がなぜこんなに心に残るのかというと
ラストあたりのティモシー君があまりにも自然体で、それでいてなにもかもを演技で表現してしまうから。

『インターステラー』でも思っていたけれど、ティモシー君の演技は自然すぎてこわい。すごい人だ。

とにもかくにも、ティモシー君がこの映画をより身近に、そして普及的にしているんじゃなかろうか。

しんば