三屋清左衛門残日録
劇場公開日:2018年1月21日
解説
スカパー!、時代劇専門チャンネル、BSフジが、「たそがれ清兵衛」「武士の一分」などで知られる作家・藤沢周平の短編時代小説を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の一作。老いと孤独に向き合いながら、日々をひたむきに生きる隠居した藩主用人の姿を描いた同名連作短編を北大路欣也主演でドラマ化し、2016年2月にBSフジの開局15周年記念特番として放送されたものを1週間限定で劇場公開。東北藩主の用人として仕事に明け暮れる人生を送ってきた三屋清左衛門。現在は家督を息子にゆずり、隠居の身として悠々自適な日々を過ごしていた。そんな清左衛門のもとに親友で町奉行の佐伯熊太ら友人、知人からさまざまな事件が舞い込むようになる。そして事件解決のために奔走する清左衛門は次第に藩を二分する争いに巻き込まれていく。北大路が清左衛門役を演じるほか、伊東四朗、麻生祐未、優香らが出演。
2016年製作/98分/G/日本
配給:時代劇専門チャンネル
スタッフ・キャスト
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2022年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
隠居した清左衛門(北大路欣也)だったが、いつの間にかお家騒動に巻き込まれる。
友人役の伊東四朗、息子の嫁役の優香がなかなかいい。
続く、かな。
2020年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
藤沢周平作品らしく、美しい日本の風景と旨そうな食卓、旬の和食、そういった洗練された日本的美しさとお家の争い。スタッフ・キャストの丁寧な仕事ぶりを感じる。
2020年1月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波
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三屋シリーズ第1作(藤沢周平 新ドラマシリーズの一編)。
BSフジ開局15周年記念ドラマ。
KBS京都「新春時代劇」で鑑賞。
原作は未読です。
用人として仕えていた藩主の死をきっかけに隠居した三屋清左衛門。残日録と銘打った日記を毎日書いたりと悠々自適の暮らしを営むつもりが、とてもそうはいかないようで…
清左衛門の元へ舞い込んで来る数々の事件―
やがてそれは藩内の派閥争いに繋がっていき、穏やかな日々を過ごすと云うわけにはいかなくなりそうな気配…
藤沢周平作品らしく、人間模様の細やかな機微が芳しく、味わい深いドラマが展開され、引きつけられました。登場人物の存在感がリアルで、だからこその芳醇さなのかと思いました。
事件は藩の闇を内包しており、一筋縄ではいきそうも無い。楽隠居を決め込もうと云う目論見は外れ、穏やかなれども騒がしい日々を送ることになった清左衛門の運命や如何に…
※以降の鑑賞記録
2022/01/01:時代劇専門チャンネル「北大路欣也祭り」