ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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ジメジメしてなく、可哀そうではなく頑張れ
本作品、外見からわかる先天性の障害がある少年が、困難に立ち向かう姿を描いた作品で、前評判からも、イメージ的にもお涙ちょうだい的な内容に見えますが、障害のあるオギーを中心に、周りを囲む子供たちの人間関係や悩みを描いたヒューマンドラマです。
本作品、大変にセンスよくお話や映像が進んいき、ある意味、子供っていいな、子供時代っていいな、ある意味、子供の頃を思い出し懐かしくもなる映画でした。
映画の方も、ジメジメと話が進むのではないので、「可哀想」と言うよりも、思わず「頑張れ」と言いたくなるぐらいです。
映画が終った後も、「可哀想」だった「感動」したと言うよりも、「これからも諦めず頑張ろう」と前向きにさせてくれる映画です。
出演の皆さんも演技達者が揃っていて、見ていて本当に素晴らしい、特にオギーのお姉さん役のイザベラ・ビドビッチは、とても自然な演技で、これから楽しみな女優さんだったな・・・・
本作品、周りで泣いていた方もいましたが、私的には、泣くよりも、晴れ晴れとした後味のある作品だったかなと思います。
PS
キノフィルムさん、ここ数年前から配給業に進出して現在では沢山の映画を配給する程になりましたが、私的には、現代の日本ヘラルドって感じになってきました。
ワンダー君は太陽
今年一番好きな映画
君は太陽!!
とりあえず応募した試写会が当たったので、嫁さんと鑑賞しました。
特に期待せず。加齢により涙腺ユルユルになってきたから、まぁ泣かされるんだろうな~ぐらいの覚悟で鑑賞開始したした。
全編にわたって、ずーっとウルウルさせられました。「泣かしてやるぞー」的な押し付けがましさは全くなく、適度かつ的確なユーモアもあり、主人公やその周りの登場人物にがっつり感情移入できました。
ストーリーも、予想を上回る展開がないからこその秀逸さと言うか。
月並みな表現ですが、本当に久しぶりに、心が洗われた思いです。
いつもアクションやらサスペンスやらホラーやらばかり好んでチョイスしてるから、正直、試写会が当たらなかったら観てなかったと思います。試写会が当たって本当に良かった!
知り合い全員に薦めたい作品です。
とても愛しい映画が増えました
想定の範囲内と範囲外のトム少佐
想定の範囲ど真ん中のストーリー。
個人的にそういう映画がとにかくとにかくとても苦手なので、以下は否定的と受け止められるような内容を含んでいます。
印象は、お手軽に感動したい人向けかな、と。
善人しか登場しないし、汚い言葉も使わない。みんな最低一言は「心に残るセリフ」を言ってくれる。
間違いの無い映画です。小学生のお子さんと見るにはちょうど良いのでは。
ただ、登場人物毎のチャプター構成というか、脇役にも光をあててるのは良かったと思います。
その構成のお陰か、よくありがちな"感動させるためだけ映画"にギリギリ陥らなかった気がします。
ただ一つ、ミランダが電話に出たオギーに対し、「トム少佐?元気?」って言うシーン。あそこだけ良かった。
なぜ"トム少佐"なのか。それが分かるとミランダがオギーをどう理解しているのか、もっとよく分かるかも…そしてたぶん、ミランダ自身もまた、自分をトム少佐、あるいは変身を続けたデヴィッド ボウイに重ねてるのかな、なんて深読みしてしまいました。
だからこのシーンのトム少佐はとても重要。
このシーンだけに星3つ。
このシーンが無かったら?
……そういうことです。
優しさを思い出す
あったかい映画でした☺️
少年の心の強さに感動!
可愛い‼︎
愛くるしい少年に、ずっと癒され続けました!
少年オギーの可愛いこと!
ぎゅっと、抱きしめたくなります(笑)
この映画は『ワンダー』という小説が原作の、顔に障害を持った男の子の物語。
「障害」という言葉に、躊躇してしまう人もいるかもしれません…。
でも、この話は全く悲しい話ではありません。
むしろ、みんなを明るく笑顔にしてくれる、素敵な作品です。
お茶目な少年を演じたのは、『ルーム』で有名なジェイコブ君。
あの愛くるしい少年が、今度はこんな可愛い男の子を演じていることに感動しました!
10歳の少年の入学初日は、顔のことでクラスメイトから化け物呼ばわりされ、ハブられたり嫌がらせをされ、つらい日々ばかり…。
なんども学校へ行きたくないと言い続けるオギーの姿を観ている間、私の目元はずっと潤んでいました。
そんな辛い心境の彼を支えてくれたのが、愛する家族の存在。
特にジュリアロバーツさん演じる母の愛に感動しました。
彼がクラスメイトに溶け込めたのも、家族の助言があったからこそ!
家族の愛のお陰で、学校へ登校できるようになった姿の嬉しそうな様子(笑)
思わず、私も笑顔になりました(笑)
そんな素晴らしいヒューマン映画ですが、なんと、この映画を手がけたのは、『美女と野獣』で有名なスティーブコンラッド氏。
あの醜い野獣との素敵な恋を描いた監督だからこそ、特徴的な顔の少年ワンダーの映画を創れたのだと思います。
顔の醜さなんて関係ない、大切なのは相手を好きになる優しさなのだと。
正しいことよりも、親切にすることが必要なのだと教えられました。
今回、会場にはオギーと同い年くらいの少年達がたくさんいました。
楽しいシーン、嬉しいシーン、悲しいシーン、それぞれみんなリアクションがあって新鮮でした(笑)
上映中は、ずっと少年オギーの心に寄り添っているかのように、楽しく鑑賞しました!
ありがとうございました(^^)
飛行機内で鑑賞。 英語しかなかったのでそのまま観たけど感動しました...
子供の気持ちにあたたかく寄り添う映画
国際便の上映で見た映画 Wonderの感想です。
顔に障害を持って生まれた男の子が自宅学習を経て、学校に行くところからはじまるお話です。
心理描写が素晴らしい。
主人公をとりまく複数の少年少女、親たちや生活や想いも丁寧に描かれています。
主人公は10才とお姉ちゃんは16才くらい、思春期真っ只中の子供たち。
最初から最後までずっと泣き通しでした。
邦画では、副題が、君は太陽。映画をみたらなるほどっと思いました。
原作も読んでみます。
この映画に出会えて良かった。
ひとりの問題を抱えた少年が過ごす1年間を舞台にした映画と言えば簡単に聞こえるが、その少年を中心に誰もが経験した大人になるにあたって必要な成長を再度感じさせてくれる素晴らしい映画だった。
初めは一人の少年の成長を見るのだと見ていたが、その1つの成長の枝はとても複雑に分岐していく、姉に伸びた枝は、友達にも伸びていく。
その少年から繋がった無数の枝で、映画は構成され途中から涙し最後にはこの映画に出会えて良かったと感動をする。
これは、誰に見て欲しいとかではなく、みんなに見てほしい。
成長期で難しい精神状態や反抗期の子供達に見て欲しい。昔はこんな事で学校が嫌になったなと思い出せる大人達にも見て欲しい。子育てが終わり成長した子供達の過去を思い出しながら見れるお父さんお母さんにも見て欲しい。
日本での大ヒットを願ってます。
最後にこの映画で一番素晴らしいのは、お父さんだと思った。映画の時間をもう10分増やしてお父さんの枝も見たかった。
小学校版スターウォーズエピソード4
トリーチャーコリンズ症候群のため顔に27回の外科手術を余儀なくされたオーギーは宇宙飛行士になることを夢見るスターウォーズ大好き少年。母の決意で小5の新学期から学校に通い始めるも、その痛々しさが残る顔のせいで周りに溶け込めず挫けそうになるが、両親と姉や友人に励まされて少しずつ心を開き、周りの偏見を取り除いていく。
弟を深く愛しながらも弟に献身する母に構ってもらえない寂しさを抱え、祖母を亡くし親友ミランダが新学期から急によそよそしくなったことに心を痛める姉ヴィア、オーギーの風貌に戸惑ったものの彼の聡明さに惹かれ次第に心を通わせるクラスメートのジャック・ウィル、オーギーの家族を自分の家族のように思っているのに複雑な事情から彼らを遠ざけるようになったミランダといったオーギーの周りの人々の心情描写も丁寧に重ねることで、どこまでもキュートで奥行きのあるドラマに仕上がっています。ドラマのあちこちに滲むスターウォーズへのオマージュ、ミランダがオーギーに付けたあだ名、その他諸々のあるあるとトリヴィアで涙腺がバカになる小学校版スターウォーズエピソード4です。
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