恋は雨上がりのようにのレビュー・感想・評価
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【一途な思いを年齢差関係なくぶつけるあきらと戸惑う中年男の姿がしっかりと描かれている恋愛・ヒューマンドラマ】
透明!!綺麗!心の洗われる作品
淡い色の爽やか映画
小松菜奈ちゃんに悶える…!!
あきらちゃん(小松菜奈ちゃん)が、ひたすらに可愛くて…!!2次元を超えた…!
本作はもうそれだけでも観て良かったと思う。
颯爽と走る姿や凛とした立ち姿、まっすぐ射抜くような目線が本当に素敵。
あとこの作品全編通して画が綺麗。
登場人物のセリフが少ないながらも、役者さんたちの心情を静かに表す演技も良かった。
あと劇中音楽も良かった。参加アーティスト豪華!(主題歌のみ個人的にはイマイチ…。)まずもってポルカドットスティングレイのopの入りに心掴まれた。opはクレジットの入り方も素敵。
あくまで理性的な店長の姿勢に物足りなさを感じないと言えば嘘になるけど、あきらちゃんの恋が店長に影響を与えて、そんな店長があきらちゃんの背中を押す。そんな2人の姿がとても爽やかで、2人が自分の本当にやりたいことに向き合って踏み出していく前向きなストーリーはとても良かった。
後半の他校の女の子の演技が気になったり、細かいところにツッコミはあったけど、全編通してあきらちゃんの魅力が輝いて物語をぐいぐいと引っ張っていく良作。
空手チョップのTシャツ
タイトルバックの小松菜奈の走りが凄すぎ!この走る姿だけでも見る価値があると思う。『サムライマラソン』でも走ってたし、走る女優ナンバーワンですね。
大人目線で見ると、45歳のバツイチ子持ちのオジサンなんてまだまだ男盛りなので、愛する女性がいるならいざ知らず、女子高生から告白されて喜ばないなんてあり得ないと思う。店長が風邪をひいて倒れたときに同級生で小説家のちひろを呼びつけるところからすると、もしかするとゲイの可能性だってあるし、離婚の原因も性的嗜好だったかもしれない。困り方も援助交際と間違われるとか言ってたけど、本当に嫌そうだったし・・・(あくまでも可能性の話)。
そんなコイバナがテーマの作品ではなく、アキレス腱断裂という怪我のため挫折を経験し、立ち直るきっかけとなったというストーリー。キャラ的にも、いままで短距離走のエースとして活躍していたが、打ち込めるものがなくなり、恋に恋する乙女になったといった感じだろうか。感情表現に乏しいことも彼女の真剣さが上っ面だけに受け取れるし、そのことに気づいたとすれば、店長も人を見る目があるのだろう。
こうした純粋すぎる中年男性を描いたストーリーは好感も持てるし、本当の恋を知らない女子高生にも心が洗われる気がする。周りのキャラもいい人ばかりで、悪い人がいないところに物足りなさも感じるけれど、それを補ってくれたのが走るシーンのバリエーションだろうか。ただ、切り返しの編集があまり上手くなく、会話の流れが気持ちよくない。コミカルな部分は良かっただけに、爽やかながらも違和感が残ってしまった。
もう少し抑えて
誰かが2018年の邦画No.1と言ってるのを聞き、かなり後回しになりましたが鑑賞。
相変わらずの大泉と小松に、正直期待外れでした。
「冴えない」店長なんだけどいつもの大泉で、「探偵はBAR」からそのまま出て来た感じで、もっと抑えて冴えない感を出して欲しい。
戸次とのキャッキャ感が本来の大泉で、それそのままはあまり演技してるとは言えない。
怪我して鬱屈してる女子としては小松は合ってるが、それ以外、清野菜名とはしゃぐところとか、JKらしさがもっとあるとギャップに酔えるのにと少し残念。
ストーリーはラスト以外は予想通り。
デートの服装ギャップとかはベタだけど好きです。
松本穂香は今作の髪型がよく似合ってる。
CMの優等生キャラより断然こっちが良い。
髪型で言うと、短距離走者であんなに髪の毛長いの、ジョイナーくらいしか知らんし。
後半出てくるライバルも長いよ。束ねなさい。
「原作<アニメ<実写化」な希少な作品。
最近雨続きだったので、大好きなこの作品を振り返りたいと思います。
「恋は雨上がりのように」
キャストもあらゆる描写も、すべて原作と比較して、違和感なく丁寧に再現することが出来ている希少な作品です。
小松菜奈さんは若手の女優さんの中で、個人的に見た目が一番ドストライクな方です。
クールさと神秘的さ、可愛らしさのバランスがとても魅力で憧れます。
原作のアキラが漫画からそのまま飛び出してきたようなハマり役です。なにより泣き顔が神秘的で美しすぎます。
大泉洋さんは、最初キャスティング見たときは「なんかイメージと違う?」と思いましたが、見ているうちにだんだん原作の店長に見えてきます。テレビで裏話として大泉さんが、「店長のスタイルの良さを再現するために劇中、背を高く見せる靴を履いている」と話していたように、キャラクターの細かいところも気を使い、丁寧に「店長」を演じられています。
ちょうど当時、映画上映中のタイミングと原作の最終巻発売が同時期であったため、私は映画を見てから最終巻購入しました。
両者比較しましたが、物語ラストに限っては私は断然!実写映画推しです。
漫画を読んでいて、この物語はアキラという夢をなくした少女が「雨宿り中に見つけた恋心」を描いているのだと思いました。しかし雨もずっと降り続くわけではない。雨宿りとは人生の中で一時的なものであり、あくまで心を癒すまでの少女の「通過点としての恋」を描いた作品なのだと思っていました。
店長もアキラが雨宿り中であることは知っている。自分に向けられた恋心も、今の少女に必要な「通過点に過ぎない」と理解していました。
アキラを恋愛対象として受け入れることはしませんが、決して突き放すわけでもない。いつか彼女の雨が止み、本来いるべき場所へ戻れるまでは寄り添う、そんな儚い2人を描いた物語だと思っていました。
しかし映画でのラストを見て、その考えが覆りました。
アキラは夢を再び持ち、同世代の仲間たちのいる、本来いるべき場所へ帰っていった。
アキラの雨宿りはすでに終わったのです。
そんなラスト、店長とアキラは偶然再会し、以下の言葉を交わします。
「私たち友達ですよね」
「友達なら私、店長とメールしたいです」
美しく溢れる涙とともに、店長にそう伝えるアキラ。
それを笑顔で受け入れる店長。
この描写から、アキラの恋は雨上がり後も続いていること、この恋心は挫折中(雨宿り中)の通過点ではなかったことを物語っています。
彼女は店長に、本気で恋をしているのだということがわかりました。
アキラ、通過点の恋だなんて勘違いしてごめんね。
いや、通過点な恋って大人になる上で経験すべき大切なことだからそれはそれでいいんだよ?店長も大人だからその辺の乙女心はわかってるよ?
でも、アキラの恋心は本物で、これから先も続くんだね。今は恋人になれなくていい。それでも店長と長く繋がっていたいと思っているんだね。
そうひしひしと伝わりました。
2人はこの先数年間、メールをしたり、店長が書いた本をアキラが読んで感想を言い合ったり、たまに店長の子供も一緒に出かけたりと、友達としてお互いに心地よい関係を築いていくでしょう。
しかし数年後、あるいは数十年後に、大人の女性になったアキラと店長が恋人として結ばれる未来も想像することができる。
そんな映画のラストが、とても素敵だと思える作品でした。
雨が止むまで、ちょっと待ってようか。
レンタルDVDで鑑賞。
原作マンガは未読、アニメ版は未見です。
是非とも映画館へ観に行きたいと思いましたが、何せ少女マンガ原作と云うことでかなりハードルが高く、男ひとりで観に行くのはどうも腰が引けてしまいました(笑)。
タイトルが抜群にいい。まるで文学作品みたい。無条件に惹きつけられてしまいました。芥川龍之介の「羅生門」が引用されていたところも本好きとしては堪らなかったです。
ストーリーも少女マンガっぽくなくて(少女マンガを読んだことないので勝手なイメージですが)、女子高生と冴えない中年ファミレス店長の恋と云う設定が面白い。
どうなるのかなとドキドキ、キュンキュン…
その恋を彩る雨がまたいいんだな、これが!
足踏み状態から一歩前へ踏み出すことの勇気とその素晴らしさ。目指すもの、やりたいことへの執着や想いをごまかしてなんていられないよなぁ、と…。人生、雨宿りしたっていい。雨はすぐに止み、きっと晴れる。めちゃくちゃ励まされました。
[余談1]
小松菜奈が爽やかで魅せられました。魅力的な女優さんだと改めて思いました。陸上部と云うのも納得なスタイルについては言わずもがな。そして部屋着姿に萌えた(笑)。
[余談2]
大泉洋と戸次重幸とのやり取りにほっこり。仲間同士だからこその互いの演技への信頼を感じて、妙に嬉しくなりました。
※修正(2023/02/16)
爽やかな青春
なかなか良いじゃないか
原作未読。
全く期待しないでの鑑賞だったが、なかなか良かった。
一言で言うと、あまり恋愛映画っぽくない?『爽やかな作品』。
悪役も嫌な奴もいない、結局は皆んな良い人ばかりなのだが、心理描写が丁寧なので、感情移入もすれば、共感もできる。
かと思うと、思わずクスっと笑ってしまうシーンがちょいちょい出てくるので、飽きることが無い。
ショボイ中年男役の大泉洋だが、図書館で本について語るシーンは、とてもカッコ良く見えた。
主役の小松菜奈は個人的に嫌いじゃない。
スタイルは良いし走る姿は美しいし、怖いくらいに一途なところや、複雑な心情を上手く演じていたが、『坂道のアポロン』の時にも感じたように、女子高生役はちょっとキツいかな。
あまりにも大人っぽくて、こんな女子高生いないだろう。
あと、エンディングがちょっと残念。
えっ!ここで終わるの?
せめて復帰戦のスタートラインに立つところまで描いて欲しかった。
泣いてしまいました
止まない雨はない
原作がコミックで、アニメ化にもなったとは知らずに観ました。
だからか、先入観を持たずに。
「なぜ女子高生が、バイト先のさえないファミレスの店長に恋したか」。
それを肉付けしていくいろんなエピソードが、さらりとしていて好感度大。
弱っている時に、声をかけてくれた人がいたら。
もうそれだけで、「救いの神」に思えちゃうのわかるなあ。
「45歳のおっさんだよ、俺」なんて多分関係ないのよ、恋には。
女子高生も店長も。それぞれ挫折を経験して、今一歩夢の先に踏み出せずにいる。
「頑張れ」っていうのはたやすい。
そうじゃなくて別な角度から、間接的に助言する店長がきりっとしてました。
そして実際に手を貸してくれる友人たちとともに、それぞれまた再スタートする。
まさに雨が上がったときの爽やかさそのもの。
観る前は「女子高生と中年の恋?!」って、乗り気じゃなかったんですが。
小松さんのちょっと拗ねてるけどまっすぐな視線と。
大泉さんの大人の対応が、いい按配。
あまり大泉さん作品って、観てこなかったけど。
ちょっとツボりました。
思いがけない秀作でした。
ビッグコミックスピリッツに移籍してから知った原作
小松菜奈があきらってのが個人的に「違うな」と思ったしおっさんがこの映画を観に行くのは気色悪い気がしてスルーしたけど、思った以上によく出来ていた。
たしか漫画が完結する前に映画が作られたような・・・結局最後まで読まずにスピリッツ買うのやめたので違いは分からず。
アニメも見逃してるな。絵が好きなのでエンディングに原作の絵が出てきたのが良かった!
もの凄い勢いで疾走するオープニングと音楽に違和感を感じたけど、終わってみれば音楽は思った以上にしっくり。
ロケはやはり横浜
ファミレスはジョナサンが協力なのか。不二家レストランかと思った。
由比ヶ浜
京急
神奈川県立図書館
能見台駅
埼玉県立大宮工業高校
似てたキャラ
あきらも悪くは無かったが
店長はやっぱ凄いな大泉洋
加瀬とユイちゃん、久保さんは再現度高し
一番はチームナックスの九条ちひろか、ばっちり
喜屋武はるかの清野菜名はもう一声ながら好きなので良し。浴衣も見れたし
倉田みずきの山本舞香も良かったけど筋肉なさすぎ
美人アスリート揃いながらやっぱり筋肉量が足りない分走るシーンを上手に見せない演出がうまい。
寄生獣が2回
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