恋は雨上がりのようにのレビュー・感想・評価
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とても良いバランス
とても面白かったです。
恋愛だけじゃなく、
青春の煌めきやスポ根要素もあって、
楽しく観れました。
周りも一癖二癖あるキャラたちで見てて飽きなかったし、
小松菜奈、大泉洋の魅力が爆発しておりました。
ただ、関西人が一番ムカつく関西弁が聞けて、
ああいうのって、チェックする人いないのかな?
と毎度不思議に思います。
ラストは僕的には、
成人男性40男としては、キッパリ別れて欲しかった。
あのラストだと未練タラタラ、
お前20歳になるの待ってるだろ!と
思わざるを得なかった。
小説と結婚して、大成して、
その作品をあきらが読んで…
みたいなのが個人的には綺麗なのかな?
と思いました。
でも、作品のバランスとしてとても良かったし、
雨のジメジメした感じではなく、
爽やかでスッキリした爽快感のある
作品でした。
アルトが似合う中年と、恋だけじゃない若者の青春
もっと早くに出会っておけば良かったとも思う、19歳の春。ただのラブストーリーに留まらない、青春のバイブルとも呼べるような甘酸っぱいドラマのよう。
開始3分でかかる、ポルカドットスティングレイ『テレキャスター・ストライプ』で疾走感ある主人公と世界観を作り出すと、ファミレスを中心に織り成される会話で物語を形付ける。キャラを生かしつつ、誰も主人公に対してマイナスに働くような距離感が絶妙、青春映画にしてはピカイチのバランスと称しても良い。高校生が主人公なるとフォーカスされがちな、"恋"のみならず、"友情"や"部活"といった点にも妥協がないからこそ、彼女の成長をより感じられるのだろう。
アルトが似合う中年の大泉洋が放つ哀愁と、小松奈菜の不器用でまっすぐな姿。大人も説得させる力のある、良作に出会えた。
親世代を好きになったことはないけど 大人の男性に魅力を感じるところ...
親世代を好きになったことはないけど
大人の男性に魅力を感じるところには共感。
辛い時の優しさは深く染みるし。
バイトもう入らなくていいよ の言葉には
店長からあきらへの色んなメッセージが
込められていて複雑な気持ちになった。
観る前は
なんで大泉洋と小松菜奈ちゃんなんだろうって
思ったけど 笑いも涙もちょうどよくて
大泉洋の良さがやっとわかりました(すみません)
他の出演作品も見てみようと思いました!
清々しい気持ちに
世代によって違う感想を持つのかも。
50歳手前の自分にとっては、青春の清々しさ、羨ましいさ^_^を感じる感じの良い作品だった。
若者世代はどう感じるかは、若者に任せるとして。
おじさん世代が若者から刺激を受け、若い頃のしがらみから抜けたり、忘れていた夢を思い出したりはあることだと思う。
誰にも未来はある!
理屈じゃない感情。
人を好きになることって何だろうと、
ふと考えたくなる作品ですね。
ある日、それまで何でもない人から与えられた、温もりがかけがえのない、感情になる。
想いは完全には届かなくとも、その「好き」という理屈じゃない、感情を大切にすることを問うてるのだと想いました。
味付けが効きそうで効かない
原作は若干読んでましたが、オープニングの疾走に意外性を感じ期待度MAXに!
こういう見せ方できるんだと!
が、そこからはストーリーに演習が絡んでこず、しっとりした恋愛に押され淡々と・・・。
美しい、まともな話。
まともですね。何がまともって、店長がすごいまとも。優しくて、大人の対応をしっかりしている。安心して見ることができた。個人的には、高坂の「しるや」が出てきてテンション上がりました。まぁそれはいいとして、終始映像が綺麗でした。最後もフワッとしていて、いい気分です。
いくら雨でも。。
怪我で走ることから逃げている女子高生の橘あきらが、ファミレスの45歳バツイチの店長を好きになる。
ターニングポイントはいつも雨。
雨になると痛む足。
人生のどしゃ降り真っ只中での恋。
実は店長もずっと雨状態。
二人のピークはもう嵐のような雨。
嵐が過ぎたら綺麗な晴天。
二人の人間的な魅力が少し乏しかったのが残念。
現実味のある作品
歳の差、人生経験の差で、もやもやする気持ちの橘さんと店長、どちらの気持ちもわかる気がした作品でした。
挫折を経験した二人が、結果互いに助け合い、一歩前へ踏み出せた。
青春映画のような清々しい気持ちにもさせてくれました。
演者も素晴らしく、気持ちが入りました。
最後はこれからお友達以上になるんじゃないか!?と、感じつつも、店長と橘さんは、友達として、別々の道を歩んで行くのだなぁと思えるシーンでもありました。
爽快感の塊
なかなかない色恋沙汰のお話。
結果的に橘(小松菜奈)は振られるけど、
嫌な気持ちも残らない。
ストーリー自体も非常にコンパクトにまとめられており、
無駄が一切ない感じがした。
この映画は描写、ストーリー含めて凄く爽やかさを感じるものであった。
挫折した者同士の雨宿り。
女子高生と、親くらい歳の離れたおじさんの恋愛…かと思いきや、大事なのはそこじゃなかった。
あきらも店長も、夢をあきらめて、前に進む仲間に嫉妬していた。負けた者同士のシンパシーが二人を引き寄せるけど、そこでふらっと恋に堕ちてしまう。。のではなく、お互いを癒し、励ますことで別の道へ進む力になるというところが素敵な関係性だなーと思った。
そして、片思いで終わってしまった恋愛でも、こんなふうに、どこかで相手を力づけられたらいいなあ。。
あと、ちょっと憂のある小松菜奈ちゃんはやっぱりいいなー
心がほっこりする、お勧めの一本になりました。お勧めです。
小松奈々ファンとしてみましたが、
あきら(小松奈々)と店長(大泉洋)の演技から
背中をグッと押される映画でした。
私は原作など知らずに、本当に小松奈々ファンだから
観たうえでの感想です。
映画からでも、十分に楽しめる映画です。
恋もそうですが、人には色々な葛藤があり
それは、諦めたくないけど諦めると思い込ませている夢
ずっと手放せない夢や目標
そして、成功したとしてもこの先にそれがずっとあるのかという不安
などなど、その思いが『雨』とかけられて、ストーリーが描かれていきます。
あきらと店長の恋心も、相手の背中押しが描かれていて
とても観ていて気持ちが良いです。
店長の人の好さを、大泉洋が見事に演じています!!
また、あきらが本当にかわいい!!
人間関係が少し不器用な関わりと、好きな人に対してまっすぐな姿勢が
一つ一つの描写で、とてもうまく描かれています。
お互いに夢を追いかけ、最後にはお互いの夢を追いつつ、
関係性が今後もずっと続いていくのだろうなと期待が感じられるラストは
とても、ほっこりします。
その時の空に、注目ください!!!
その時のあきらには、グッときます。
他の方のレビューを見ると、原作とは異なったり
描かれていない場面があるようですが、2時間という尺の中で
監督が大事だなと感じた部分が、私には凝縮されているのではと感じました。
お勧めの映画の一本になりましたので、すこしでも気になられた方は
観られることをお勧めいたします。
甘ったるい恋愛映画なんかじゃなかった
原作未読。年齢差のある恋愛。安易にくっ付けてめでたしめでたしにしないところは好感が持てる。
本作は主役の二人は挫折を味わっている。性別も年齢も職業も違う二人。そんな二人の交流によって足踏みしていた二人が再び歩き出す。素晴らしい。
恋愛映画を見ている感じはあまりしなかった。でもちゃんと青春しているのでその辺は抜かりない。時間があるときに原作とアニメ版にも挑戦してみたい。
違いました。
40男と女子高生の映画なんて多少はエロ要素含んでると思うじゃないですか⁈
違いました。
40男と女子高生の爽やか純愛友情成長物語でした!
そして大泉洋と濱田マリの
「オレって臭いのかな?」
「臭いですっ!」
ワンツーの返しに吹き出しました!
ほぅ...
中年男子と女子高生の異質な恋を描いただけの単なる恋愛ストーリーかと思ったけど全く違った。
学生ならではの葛藤、歳を重ねたが故の悩み。一見相対する事がないような事が、「恋愛」と言った形で混ざり合って、お互いが刺激し合い、され合う。
冒頭部分でポルカが流れた瞬間は、この作品はポップでコメディチックなものになるのかと思ったが、気づいてみると大泉洋さん、小松菜奈さんを中心とした味のある感じに引き込まれていた。なんと言っても磯村勇斗さん、吉田羊さんがとても良い味を出していて、キーマンになっていたのかなと思った。
あ、ポッキー食べよ。
久々邦画恋愛ものでヒット
見終わった感想を単刀直入に言うと、純粋で美しかったです。よくあるイケメン先生と生徒の禁断の恋、とか美男美女の恋愛でイケメンな恋敵からも迫られてどうなる?とかいわゆる女子向け全開の憧れ詰め込んだ映画ではないので、とても見やすかったです。原作は未読です。
冴えないバイト先の店長に恋してしまった高校生がその恋は実らずとも前に踏み出す大きなきっかけとできたポジティブな映画です。失恋とまでいかずとも、上手くいかなかった話なのに、鑑賞後はとても清々しい気持ちとなってました。
しきりに降る雨も良い味出してました。
幅広い年齢層が楽しめて、青春を懐かしいと思いつつも、心洗われる映画だと思います。
全408件中、81~100件目を表示