恋は雨上がりのようにのレビュー・感想・評価
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純粋な恋心
予告だけみて劇場にいきました。
“おじさんとJKの、よくある恋愛物語かな~”
そんなイメージでした(笑)が、なんと想像とは全く違う、とても素敵な映画でした!
好きな気持ちだけで突っ走るあきら。
純粋で、真っ直ぐすぎるほどの想い。
あんだけ可愛い女の子が好意を持ってくれてると知れば、普通のオッサンならすぐいっちゃうでしょうが(笑)、店長は大人でしたねぇ。
あきらが自分に対して持つ感情は、若さゆえの恋心なんだと。そのことを冷静に捉えて、でもあきらの気持ちから逃げずにちゃんと答えてくれて。
いやぁー若いなぁ~
若いって自由だな~無敵だよなぁ~……
と羨ましくなったり、どこか昔を懐かしくもなったりもしました(^^)
劇中、笑いをこらえきれずに何度も声を出してひとりで笑ってしまいました。
・店長くさい発言を聞いてしまうシーン
・冷えピタが飛んでいくシーン
・濱田マリの毒舌
などなど(笑)
そして、ラストシーン!
この恋心が単なる若気の至りでは終わらずに
数年後、店長とあきらがふたりで幸せになるのかな?なんて未来を期待してしまうような素敵な爽やかなシーンでした♪
あきらを演じた小松菜奈ちゃん、とても良かったです。
役にぴったりはまっていました!
彼女以外にこの役を演じるのを想像できないほど(^^)
ここまで本当に純粋でピュアな恋愛ものは、みたことがないかもしれないというくらい、爽やかで素敵な作品でした。
お子様から大人、おじさんおばさん世代まで
幅広く楽しめる映画だと思います!
明るい再生の物語
小松菜奈は役所広司主演の「渇き」の冷酷でミステリアスな少女のイメージが強く残っていて、無表情の存在感と不気味な笑顔が特徴的だった。
本作品でも無表情の表情とでも言うべき演技で独特の存在感を表現する。こういう演技が必要な場面は本作品に限らず結構あって、上手く生かせれば小松菜奈という女優の個性となっていくだろう。
大泉洋は達者な役者だが、何を演じてもそこら辺にいそうなコミカルな感じになる。軽薄だがたまにシリアスで、リアリティ十分である。こういう気のいいおじさんは日常的に見かけるものだ。
さて、物語はどこにでもある喪失と再生の話で目新しさはないが、小松菜奈と大泉洋という個性的な配役が功を奏して、テンポのいい心理劇に仕上がっている。登場人物のいずれもが典型的で、誰にでも容易に感情移入ができる。
雨のシーンが多い映画だが、ストーリーが進むにつれて登場人物たちの心が晴れていく。お手軽ではあるが、タイトルとも調和のとれた明るい再生の物語である。
綺麗な中年映画
この映画、好きです。
私、おじさんです。
中年になってくると、若い人を応援したくなってきます。
そして、この映画の大泉洋さんが演じた店長は、そんな中年の理想形ではないでしょうか。
好きな事、夢中になれる事に向き合う若者。時として挫折を味わいます。
そんな時に時間をかけながら、若者の気持ちが、自ら再び向き合うように背中を押す。
それを真っ直ぐな気持ちで向かってくる若者を、受け止めながらやる。
店長、器の大きなおじさんです。
今までの人生経験が活きたのでしょうね。
そして、今度はその経験を活かし、自らの背中をも押す。
おじさんの私も、そんな店長の虜です。
また、店長と九条の関係も良いですね。
観ていて、私も旧友に会いたくなってきます。
そんな二人の関係を通して、あきらとはるかも一生ものの友人になると想像させてくれます。
そんな所も、この映画の好きな要素です。
最後に、ラストシーンの小松菜奈さん、涙を流す時の目の動きが、『ぼく明日』の愛美を思い起こさせて、個人的にはツボに入りました。
全体的に温かさを感じる映画でした。
キュンキュンした
雨の日だったので「恋は雨上がりのように」観た。アニメの実写版に近かった。小松菜奈ほんとにハマり役でした。大泉洋のファミレス店長と同い年なもので終始キュンキュン。ポジティブになれる良作です。
原作ファンですが大満足です
映画版に関する前情報をひとつも持たず観に行きました。
上手いこと原作をまとめている、映画オリジナル要素(かなり細かい部分まで)も原作へのリスペクトを感じる作りとなっています。
キャストの演技などが注目されがちですが、天候などのこだわりも凄まじく、原作の世界に忠実なとても綺麗な作品でした。
原作を読まずとも、中学生~高齢の方まで楽しめて、年代によって感じるテーマが違って楽しめる作品だと思います。
若さは素晴らしい。
境遇が近しいのか
映画は店長視点で観てました。
子を持つ親としては
子供の5年、10年、20年、
そのまた先の幸せを願うものです。
40近くなると
自分がな何者か、あと何が出来るのか等
良くも悪くも人生の落とし所を
考えるようになってきます。
店長は自身の感情より
あきらの尊さを大切にした決断に
涙せずにはいられない。
漢だよ店長さん!!
この先2人が同じ道のうえで
一緒に歩く姿を願わずにはいられない。。。
鑑賞前に漫画、アニメを観てると面白さアップ
映画から入った人でも漫画、アニメを観て
もう一度映画観たら面白さアップですw
素直に感動しました。
一見、変なコメディかな?と思いましたが、
話しが進むに連れ、小松さんの一途な演技や再会のシーンが、どなたか言ってらっしゃいましたが、ジーンと響きました。
原作と比較される方もいらっしゃあますが、
大泉さんといい、
私は、すごく良い作品だと思っています。
橘さんを呼んでいる本があるのかもしれない。
本が好きな人にとって
自分と廻り合う本は、
相思相愛であって欲しい。
そう、
自分が見つけるんだけど、
本も自分を気に入ってくれていて
呼び掛けてくるから
存在に気付けたのだ。と。
本の匂いに包まれた海のなかから。
図書館でのデートは、
セリフも
本フェチというか、活字中毒の人
ならではの、アルアルに
溢れたセリフがたくさん。
出会いの設定からして、
人生の煌めきどきのあいだの
黄昏時を、
雨宿りに例えたあまどきの
シーンが多くて、
韻をふんだ発想が小説のよう。
展開するシーンからは、
単純な歳の差のある恋愛話だけに
みえがちなんだけど、
ちょっとちがう。
自分の心を癒してくれた相手への
真っ直ぐな信頼感と
それを不器用に対応する大人の理性の
葛藤が、二人の演者によって心地よく
降り注ぐんです。
菜奈さんと洋さんだからこそ
表現できた世界にたっぷり浸れて
心地よくて。
個人的には、
泣かせる場面よりも
コメディタッチのシーンが
好きです。
臭い疑惑からのシャツを匂う場面は
おもしくって。
雨宿りの終わりは
菜名さんのアキレス腱断裂からの
復帰話。
最後のランニングの場面では、
前向きな生活に戻って、
雨宿りを卒業していても
心はあの時の癒しの存在を
忘れていない。
つたない理由で、連絡先を聞いて
つながろうとする彼女の姿が
なんともせつない。
雨宿りの期間の思いを、
過去は通過点で振り返らない~
という扱いではなく、
今の自分を作った関係性を
大事にする彼女の一途さに、
素直な恋心がかさなるなぁ。
いつか、
どこかに置いてきた感情に、
出会えます。
タイトルだけ、アキラだけ◎
タイトルに惹かれてみに行きました
映画として成り立っていないのかな?勿体無い気がしました 感動は特になし
良いシーンと、ん?なシーンの差が激しい。
監督は相当小松さんに惚れ込んでいるのでしょう。
原作やアニメに忠実に!的な?感じに作りたかったのでしょうか
原作未読、アニメは1話だけ見ました
期待していただけにがっかりです
原作やアニメに寄せすぎて全くまとまりがないと思います ドラマにした方が良かったのでは?
が、MV的オープニングは好きです。疾走する小松さんが美しいの一言。そこが圧倒的すぎて他が追いついていかなかった印象
みんな説明台詞ばかりで嘘くさい。細かい表情や感情の変化など全くもって伝わってこなかった。演出で引き出しきれていない。もっと丁寧に描いてほしいなと思いました。
あと全体的に画のぼかし、しぼりがやりすぎでは?不自然です。そこ、ノイズでしかない
アニメ実写化って意味あるのかいまだに謎です。
青春映画!&原作よりラストシーンは好きです!
中年店長と女子高生の恋愛映画と思いきや、
あきらの一途な想いを通して、夢を諦めた2人が再び前を向いて
歩き出す様子や親友、ライバルの想いも絡み合いながら、
2時間という制約上、原作のシーンがカットされる部分があるものの
ラストシーンまで上手く纏まっていたと感じました。
そして、ラストシーンは僕個人の主観ですが、原作より好きです!
夢に向かって再び走り出した2人が久しぶりに出会い、
「私達、友達ですよね?」
「友達だったら、メールとかすると思うんです。」
「私、店長とメールしたいです。」
この言葉は「好き」と自分の気持ちをぶつけるだけだったあきらが
相手の立場も考えるといった大人への階段を一歩上がった瞬間であり、
メール交換する中で友達のまま終わるのか、はたまた映画では叶わなかった
想いが店長に届くのか、そんな期待も感じさせてくれる終わり方でした。
大泉洋さんは勿論のこと、小松菜奈さんの演技を初めて観たのですが
一途な想いとクールな感じを上手く演じられていて、とても良かったです。
久々に映画館で観て良かった!と思える作品です。
冴えないけど、大泉洋が好き♥️
なぜだか大泉洋主演映画は観たくなる。
決してかっこよくない役…冴えない男子をやる大泉洋が魅せる一瞬のいい男が見たくなる。
今回の作品、小松菜奈の長い手足と青い空が綺麗で…曇り空みたいな店長に恋をするなんて想像できなそうだけど、見終わったらやっぱり心の中は大泉洋で温かくなる。
キュンキュンしました
漫画がとてもすてきで、絶対映画みる!!と決めてました。漫画のラストになんだかもやもやしてたのですが、結論!映画みてよかったです!
大泉洋さんの演技もとってもよかったし、なんといっても、ラストがすてきでした。さわやかな中にも、この先を予測させてくれて、それはとてもハッピーなもので。あー、もう一回みたいです!!
ほんと、おすすめです!
菜奈ちゃんサイコー!
思わず笑みがこぼれてしまう爽やかなストーリー。脆さと芯の強さと一途な気持ちを真っ直ぐに演じきった菜奈ちゃん。
コロコロ変わる表情、特に目ヂカラが見事です。そしてとにかく可愛い!
是非映画館で🎦
薫風かおる
季節は定かでは無いけれど、「薫風かおる」という5月の終わりにぴったりの、良い話でした。
少女漫画かと思ったら、スピリッツの連載だったのですね。(そりゃそうか)
小松菜奈の清涼感のあるたたずまいが、真っ直ぐ過ぎる主人公を嫌味なく見せています。大泉洋も、相変わらずの味で、いつものノリキャラを封印して、いい人をしっかり出してました。小松菜奈の母親役の吉田羊も、いい塩梅で絡んで引き締めますね。
今回は絡みはなかったけど、そういえば、Wヨウさん(羊さんと洋さんね)って共演してるのだろうか? コメディやってたら観たいです。
今回一番気になったのは、清野菜名。なんか、存在感あったなあ。
永井監督は、CM撮っていた人なのですね。なんか納得。とても後味の良い映画でした。
うーん
原作とアニメを見た人です。
正直ちょっとぐちゃぐちゃな感じがしました。
もっともっと心の奥の動きが表面化すると良かったかなって思います。
ネタバレですが、個人的に心にグサッときた「あなたが俺の何を知っているというの?」的なセリフが結構さらっと流されてたり、メールの件も…もう少し心の動きが見たかった。
あと、陸上の話が何度も出てきて言いたいことはわかるのですが、もっと恋愛をグツグツさせて欲しかったと思いました。
ラストはうーん…なんか思ったのとは違かった。特にアニメでは結構上品な仕上がりだったので…。逆に全く違う展開でも良かったのかなって思います。試合に出るところまでやるとか、もっと時間が経った後のこととか…。
ただし、ちひろは完璧でしたね。
あれはまさに実写。シゲさんナイスでした。
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