劇場公開日 2018年3月30日

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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価

全350件中、281~300件目を表示

4.0勇気ある決断

2018年4月3日
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鑑賞方法:映画館、VOD

知的

まったく内容についての予備知識なく見ました。
最初は夫が継いだ自分の父親の会社のオーナーになって、大きな決断をした女性の話。
私の世代の女性としては、おお!よくやった!すごい!
という感じでしょうか。
メリル・ストリープの洋服もとてもその時代を反映したもので、記事がシルクで柄が細かくてカラフルで、、ま、、まさに!おばあちゃんの時代の「よそいきの服や!」とか思ったり。楽しめるポイントが、細かいところでありました。
俳優陣もすごく味のある俳優さんがかためていて、よかったです。
ストーリーも、初めは「えーっと、、わからへん、、」だったのですが、途中から大筋がつかめてきて入り込んで見ていました。
終わりがわからなかったけど、、、
続編もあるのでしょうか?(終わり方の意味は、後でググって史実の意味を理解しました)

映画自体は内容は、すっきり!という感じした。
あと、印刷業のオフィスとかが素敵で、それも楽しめました。
アナログっていいなぁー!新聞紙イパーイ

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pippin555

4.0暗闇の中では民主主義は死ぬのか?

2018年4月2日
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ベトナム戦争の闇を暴露したワシントンポスト。
全社員が有罪になる可能性があった中での社主の判断は、報道の自由とは何かを鮮明に描いたものだった。

この直後にウォーターゲート事件で共和党の関与を暴き、ニクソン政権を退陣させたわけだが、真実を国民に知らせたワシントンポストの影響力は実に大きかっただろう。ポストは共和党に対する信頼がなくリベラル色が強すぎるのも、こうした一連の腐敗を見てきたからなのだろうと感じた。

メリル・ストリープはこの映画を通じて、トランプ政権に痛烈な批判を加えたいのだろうが、ニューヨークタイムズもポストもリベラルメディアも偏向報道の自由を行使している時点で、国民の信用を得られていないのも事実である。ワシントンポストは部数70万にも満たないローカル新聞であることからも分かるように。

国民に真実を伝えるための媒体であることを忘れてしまった人たちに見てほしい作品だ。

映画としては安定感があり、キャストも優れている。

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TOKIES

3.5メリルリーブスかトムハンクスかどちらが男前?

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

トムハンクス おっとこ前、女社長あっぱれ。

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びわ湖のこーちゃん

3.0ウォーターゲート事件の前の話

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

ニクソン政権のウォーターゲート事件の前にこういう秘密漏洩事件があったという話。まあ事実を知ってしまったら報道せんわけにはいかないだろう、日本の新聞のように証拠もないのに事件をでっち上げるのとは大違いだ。まあ地味な映画で前半は眠気を要した。

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kohei1813

3.5「私の兄はまだベトナムにいるの」

2018年4月2日
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泣ける

楽しい

単純

単純なストーリーだけど、感動的だった。特に裁判所シーンで、政府側スタッフの(以前ペーパーを届けた)女性がポストオーナーのケイに「私の兄はまだベトナムにいるの。だから勝って。」のことばは涙が溢れた。1970年代、国民は、報道が権力を監視する役割を真っ直ぐに担っていた清々しい民主主義に期待していた。映画では「国民の知る権利が守られた」で終わるが、その間も戦場で若い命が奪われていたことを教訓としないといけないことを思った。

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にっしん

4.5報道の魂

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

この前観た『ザ・シークレットマン』に続く、って感じの「ニクソンの悪事暴露の形を借りたトランプ批判」映画。

ベトナム戦争の嘘を暴いた内部告発者と、「ワシントン・ポスト」の姿をスピルバーグが描いていて。
脚本、演出、演技、全てにおいて上手いな、と唸ることしきり。

音楽がジョン・ウィリアムズで、これがまたいいんだ。
感涙もの。

今の日本のマスコミに、これだけの気概はないよなぁ、というがっかり感も一緒に味わいますが、見応えあるクォリティです。

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コージィ日本犬

3.5名優の演技力❗️

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

スピルバーグ作品という事で鑑賞しました。歴史的な重大事件を扱った重たい内容で久しぶりに睡魔に勝てない結果に。監督申し訳ないです(#^.^#)

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タイガー力石

4.0演技、演出、音楽、じっくり楽しめた

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

とても難しい判断を迫られ、自分の能力の限りそれに応えて、乗り越えていく。
素晴らしい演技、脚本、音楽でした。

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Momoko

4.0秀作

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

メリル・ストリープが不安感いっぱいの弱い女性が勇気を振り絞る役を上手く演じていたね。重要ことを判断する時に何を大事しなければならないか。権力者を牽制するための報道の自由や民主主義の大事さ痛感。日本のワイドショー的報道は勘弁してほしいが。

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シゲドン

5.0うまいなあ

2018年4月2日
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一人の女性に焦点を当てた脚本が良い。
監督のスピルバーグはさすがにうまい。カメラワーク、エンディングへのもっていきかたなど。さすがだなあ、唸ってしまう。
メリルストリープ、トムハンクスもさすが。
ベターコールソウルのボブ・オデンカークがいい味出してくれてる。影の助演男優賞はこの人。

硬派なテーマだけど、ダイナミックに魅せる腕前は見事ですね。

時代考証がしっかりしているだけでなく、映像の色使いが意図的?に古い映画に寄せている?のか、まるで1970年の映画をリアルタイムで観ているようだ。細かいところが上手いですよ、スピルバーグさん。。

スピルバーグの作品は一回観れば十分なものが多いんですが、これは10年後にまた観てもいい作品かもしれない。

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osan

4.0報道の自由を取り戻せ!(&物語の補足)

2018年4月2日
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鑑賞方法:映画館

スピルバーグによる現代のトランプ政権への警鐘の意味も込めつつ作られた作品で、報道の自由に戦う経営者と編集長のお話です。役年齢の方が実年齢よりも若いメリル・ストリープとトム・ハンクスですが、与えられた役職(責任)や当時の疲労感を考えると2人の配役には納得&流石の演技で映画に引き込まれていきます。

映画の感想は短めにして、この映画を鑑賞した方にむけて私がわかる範囲で長文ですみませんが補足情報を書きたいと思います。

【映画補足】
まずは時系列の整理です。
映画でメインで描かれてるのは1971年6月です。
1964年:アメリカ、ベトナム戦争に介入
1971年:ペンタゴンペーパーズ&株式公開(IPO)
1972年:ウォーターゲート事件

次に補足です。
①この映画では政府に楯突いて新聞発行をすべきか悩むグラハムのシーンがあります。
このときグラハムは報道の自由との戦いだけでなく、IPOの難局時に銀行・証券筋との関係を悪化させる決断を下すことにも悩んでいるのです。ちょっと前まで4人の子育てをしてた都会育ちの金持ち主婦がこれだけの判断をするのがいかに頭を悩ませるか想像に難くないですよね。(実際に手がぶるぶる震えてるシーンがあります。)

※ポスト紙は信頼性と報道の質の高さが評価されますが、一方でこれら報道によって投資家たちはアメリカ政府から睨まれている新聞社という印象を持ち、以降数年間株価は実際の価値よりもかなり低く推移することとなります。ちなみにこの株価低迷を救ったのは大富豪ウォーレンバフェット。1973年に株式取得、以降役員としてグラハムを支え、現在のポスト紙に至る基盤作りに貢献しています。(現在は退任)

②ウォーターゲート事件の示唆があり映画は終わります。映画内でマクマナラ長官から「あいつは卑劣なやつ」と言われていた大統領のニクソンはこの事件を機に辞任に追い込まれます。そしてポスト紙はこの一連の報道でピューリッツァー賞を受賞し、ワシントンの地方新聞社から全国区の新聞社へと大きく成長していきます。

こんなところでしょうか。スピルバーグらしい作品でしたね。

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と

5.0スピルバーグ監督ならではの撮り方。

2018年4月2日
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知的

冒頭の、トップカットからの戦争シーン 少しエグいですが、このカットが 重要な(鍵)になっています。内容的脚本もそうですが、別の見どころ 1970年の、美術セット(プロダクション.デザイン) ワシントンポスト 編集部、レストランの内装.レイアウトそのあたりも 楽しめます。スピルバーグ監督の演出らしい、家族の絆、愛情も 良いさじ加減で作品に取り込んでます。少し内容は 難しくなっていますが、正当な社会派ジャーナリズム の(実話を 映画化)ですから、じっくり観ていく方が良いですね。ジョン.ウィリアムズ氏の音楽(サウンド・トラック)が、作品を上質なテイストにしてます。

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ナガーナビ

4.5Let's go... let's go, let's go, let's go 報道とは?仕事とは?責任とは?

2018年4月2日
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アキ爺

5.0泣いたぁ

2018年4月2日
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久しぶりに涙が出ました。。何でこちらがアカデミー作品賞じゃなかったかしら。史実に基づいてるとは思えないほど、ハラハラドキドキで、こんな事実、ほんとに凄いって!
アメリカの若者はアメリカの負けを認めたくないために戦地へ赴くわけじゃない、自分の子供が、兄弟が今も戦争に行ってるさなかのこの衝撃の事実を記事にした新聞記者魂!ペンは剣よりも強し!
願わくば、裁判でメリルストリープ演じるケイの答弁が聞きたかったです。言いたいことは言ったわ的なことを裁判後に言ってたけど、めっちゃ気になりました。そんなシーン、メリルストリープにやらせたら、絶対泣けちゃうのに!
でも、素晴らしかったです。ウォーターゲート事件もやっちゃってください!!

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なた

3.5見事な脚本と見事な芝居

2018年4月1日
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決断するときの各キャラクターの芝居がやっぱり震える。当時の当事国の人々ならもっといろんな想像力が加味してもっと楽しめただろうか。
やはり個人的には「スポットライト」などよりずっと好き。芝居効率も非常にいい。やはりいい脚本なのだと思う。
イーストウッドやスピルバーグのこのスタンスの作品がやはり好き。
男たちがスポットライト周りにいて、陽の当たらないところの階段降りてくるところを取り囲む無言の女たちとそれを無言で受けるメリルストリープに涙。

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ONI

5.0自由万歳!

2018年4月1日
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素晴らしい。
今の日本だからこそ観られるべき映画!

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ブースカちゃん

4.5日本にとってまことに時宜を得た作品

2018年4月1日
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報道の自由を守ろうとする新聞社と権力者との戦いを描いている。
アメリカの新聞社オーナーや記者も、権力者とけっこう会食しててたらしい(今はどうか知らないが)。

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ROKUx

4.0マスメディアの意義を見る映画

2018年4月1日
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前半はちょっと眠い。後半からはぐっと面白くなった。確かにベトナム戦争に関する国防文書を巡る話だけど、本題は表現の自由、報道の力、マスメディアの存在意義。そういう意味では邦題が残念。原題のままで良かったのに。
メリル・ストリープとトム・ハンクスはさすが。メリル・ストリープの重圧に押し潰されそうになりながらも決断を下すときの表情は絶妙。そりゃそうだよね、怖いよね。

新聞が信用されてるからなのか、国民性なのか、アメリカの新聞が世論を動かす熱量がスゴい。
日本には世論を動かすだけの力がマスメディアにあるだろうか。国民に政治に物申す熱量があるのだろうか。
国民が何も言わない国に、メディアが国家権力におもねる国が世界から一目置かれることなんてあり得ないんじゃないかな。

それにしても、ザ・シークレットマンはこの映画の後に観たかった!

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あき

4.0事実と真実

2018年4月1日
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知的

難しい

スピルバーグ氏の社会派作品で昨年末から日本での公開を楽しみにしていた。
クライマックスにかけてハラハラする展開に手に汗握る。
真実を暴くことのリスク・圧力に屈せず立ち向かう報道陣達の仕事への熱意を感じる。
作品を通じて少なからず政府が公表している情報は全てが真実ではないということがわかる。
真実を知るには実際に見聞きして体感しなければ得られないのだろう。

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turboHAYATO

4.5さすがです!スピルバーグ

2018年4月1日
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とっても面白かった!
構成、脚本がまた素晴らしい!
ワシントンポストの大きな大きな決断。
司法の正義に満ち溢れた判決。
心から感動しました。

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TOMO