SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬

劇場公開日:

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬

解説・あらすじ

デビッド・ボウイと40年以上も親交を重ね、イギー・ポップ、マーク・ボラン、YMO、寺山修司、忌野清志郎らのポートレート、アルバムジャケットなど数多く手がけた写真家・鋤田正義を追ったドキュメンタリー。1938年に九州の炭鉱町で生まれた鋤田は60年代に広告写真で注目を集め始める。70年代には海外へ飛び、ボウイとの運命的な出会いを果たした。布袋寅泰、山本寛斎、永瀬正敏、糸井重里、リリー・フランキーら鋤田と親交のある人びとの証言を交えて、2018年5月に満80歳を迎える鋤田の創作活動や人柄に迫っていく。

2018年製作/115分/G/日本
配給:パラダイス・カフェフィルムズ
劇場公開日:2018年5月19日

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(C)2018「SUKITA」パートナーズ

映画レビュー

3.0Yahoo映画より転載/2018年5月19日投稿

2025年4月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

リアルタイムに、鋤田さんの写真を
見ていた世代です。

この映画の作り手サイドの
あの、デヴィッド・ボウイを
撮った巨匠を撮ってるんだ!!
~というエゴが垣間見え、
何とも興ざめ。
底の浅さが露呈。

このドキュメンタリー 一本と
直方市のHPの鋤田さんの
インタビュー(凄く良い!!)を
比べると、この作品のペラペラ感が
良くわかる。

あの中で、インタビューされてた
人物で一人異質なオーラを放つ人がいた。

鋤田氏の夫人。

インタビューを受けてた
不思議な空間はどこだ?

彼女だけ ポンっと昨日見た
万引き家族の画像から
ワープしてきたかのようだった。

そう。是枝監督も、出てきて
作品のスチール撮りの時の
エピソードを語ってた。
白髪のおばあさんの後ろ姿を
撮っていたと。
その写真が秀逸。
傘を被った母の写真との共通の
強さを感じる。

人間をゴリッと撮ってる監督で
鋤田正義のドキュメンタリーを見たい。

個人的には ミステリートレインの
スチール撮影時の永瀬さんのエピソード。

これがこの作家の 物作りの
真髄なのかな?と思った。

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虎吉

3.5半分は

2024年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

故人になっちゃてる
懐古ドキュメント

とはいえ、衝撃と完成度の高さは
SUKITA氏ならではの仕事だねぇ。

と改めて思った。

仕事と書いたが、ご本人の雰囲気と様子からは
仕事仕事感は感じず。

好きだなぁ。と思えるお姿を感じた。

のんびり力抜く時に、流し見したい映画

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tomokuni0714

3.5MボランからDボウイ

2023年4月1日
Androidアプリから投稿

特別デヴィッド・ボウイのファンというわけではないのですが、見逃し過去作上映してたので鑑賞。まさか直方市からデヴィッド・ボウイのあの格好良いジャケットにつながるとは驚き!ミュージシャンにとってはアルバムジャケ大事だよね しかも他のアーティストも錚々たる顔ぶれ。
写真ってこの頃何考えていて何してたっけ?ととても不思議な気分にしてくれる 鋤田さんのように素顔を映し出すことが出来るフォトグラファーなら、スターのその瞬間を多くのファンに共有出来る一流の伝え手なのだろう それにしても仕事に対する姿勢が感化されたのか元々似た者同士なのかデヴィッド・ボウイそっくり

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ゆう

4.0【”真のロックンロール写真家は、世界的なロックの表現者の真の姿を永遠に写真に焼き付け、後世に残す。”】

2021年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

幸せ

ー SUKITA=鋤田正義。
 80歳を超える現役の、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、マークボランら世界的アーティストの代表的なポートレートや、アルバムジャケットを数多く手がけてきた日本人写真家である。
 見かけは、只のオジサンであるが、彼に対するYMOメンバーや、ジム・ジャームッシュ監督や、是枝監督、永瀬正敏ら、現代を代表するアーティスト達の彼に対する絶賛に近い言葉が続く。
 そして、このドキュメンタリー映画では、彼らの言葉を裏付けるSUKITAの仕事ぶりが”これでもか!”と言うくらいに、紹介される。ー

・私が、今作の存在を知ったのは、今作の監督である相原裕美さんのドキュメンタリー映画「音響ハウス Melody Go Round」を鑑賞した時である。
 そして、私の手元には監督の第一作である「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」があった。
 (私は、興味があったが、物理的に観れなかった映画のフライヤーを捨てないという癖がある。)

・今作で印象的なシーンや台詞は数々あるが、デヴィッド・ボウイを始めとした、世界的なアーティストがSUKITAの前では、彼の構えるファインダーから目を背けることなく、瞳の奥まで写し込まれている写真の数々である。
 ー デヴィッド・ボウイが、若い頃の喧嘩の影響で瞳の色が違う画などは秀逸である。ー

・デヴィッド・ボウイが京都を気に入り、暫く住んでいた事は知っていたし、白川通の古い喫茶店にその写真がある事は知っているが、今作で初めて見た、寛いだ彼の姿をSUKITAが収めた写真の数々は驚きであった。
 それは、イギー・ポップの普段見せない、寛いだ表情からも窺い知れる。

<SUKITAの凄さは、世界的なアーティストに対し、フツーの姿勢でファインダーを向け、彼らのフツーの姿を写し取った事である。
 簡単な様に思えるが、劇中の一流アーティストの出演者の言葉を聞いても、如何に難しい事かが良く分かる。
 世界に誇る、稀有な真のロックンロール写真家が、この日本にいる事を、同民族の遥か後輩として誇らしく思った素晴らしきドキュメンタリー作品である。>

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NOBU

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