娼年のレビュー・感想・評価
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監督、俳優の覚悟
石田衣良の小説の映画化です。母親のトラウマで女性に心を閉ざすリョウが娼夫となることで女性を理解してゆくストーリーです。性をテーマとしながら映像の美しさで逃げる映画が多い中で、性行為をリアルに描いた監督と俳優陣の覚悟に感心しました。
超売れっ子俳優の挑戦に脱帽@@!
とにかく松坂くんが凄いって記事は目にしてましたが・・・
即完売してた舞台が映画化されるって事で気になってました。
先日まで朝ドラ、CMでも好青年を演じる超売れっ子俳優の彼が、一心不乱にケツ丸出しで、AV男優の如く凄まじい勢いで腰を振り続ける@@!!!!!
将来に夢を抱くわけでもない平凡な大学生が、怪しい女性と出会い変貌して行くのですが・・・・
変に体をマッチョに鍛えてないのと、相手をする女性達も超絶にスタイル抜群の別嬪じゃない昭和のビニ本みたいな感じが、妙にリアルなマニア向き〜^w^;
西岡さんと江波さんには、目を伏せるしかない(*´◒`*)
ラストのなんとなく切ない繋がりに・・・
あの親子も舞台同様に 高岡早紀&佐津川愛美の方が、個人的には良かったし+相手する女性に、もう少し旬な女優さん出てたらとは思うけど・・・
あの描写じゃ本人に伝える前にマネージャーが、仕事断るでしょうね^^;
なんとなく身内の秘め事みてるような感じが、単にエロを強く感じない部分かもって思う!?
鑑賞は、お一人様をオススメします〜☆4.2
腰の動きが……
直ぐ飲むかゆっくり飲むか
ろくに学校にも行かず人生も女もつまらないと宣う男が、スカウトされてテストをされて男娼となり楽しさをみつける話。
なかなか優秀な学校に在籍している文学青年で、サービス精神こそ持っているものの面倒臭い人生をこなしているだけの様にみえる主人公の変化というのはわかるけれど、助言で半分理解し、一人目で体感し、後は大して変化がみられない。
それなのに変わり種の客との経験の一つ一つを長くみせられる印象で飽きてくる。
子供にみせる作品じゃないんだから、皆まで言わんでもわかるだろうという感じ。
何よりも、ストーリーと直接関係あるわけではないけれど、有りもしないウイルスの名前を本人が口にする痛恨の台詞ミス。
他のことならまだしも、これに関する誤解を産む、しかもかなり酷い間違いをフィクションとはいえメディアが発信して良いのか?
ただでさえぼちぼちだったのに疑問を感じて冷めてしまった。
衝撃
こういう職業があってもいいかも
3/12 完成披露上映会 原作既読、舞台未鑑賞 冒頭、リョウが劇中...
3/12 完成披露上映会
原作既読、舞台未鑑賞
冒頭、リョウが劇中唯一“森中領”としてセックスをするシーンで、相手の女の爪がぎらぎらと下品に光っていたところから『娼年』の世界に引き込まれる。
光と陰の演出がとても丁寧で官能的で、うまくモザイクを避けて撮影されていてよかった。
リョウを買う女性たちは皆美しく魅力的であるのにも関わらず、全員が心のどこかにからっぽな部分がある。
リョウと体を重ねることで、同じく空っぽであったリョウによって様々な欲が満たされてゆく。
舞台では全員が観ることができなかったであろう細かな表情や息遣いがスクリーンから伝わってきた。
ぜひ、原作の『娼年』『逝年』を読んでから、または映画を観てから、触れてみてほしい。
衝撃作
良くも悪くも想像以上でした。
松坂桃李さんは『侍戦隊シンケンジャー』でのシンケンレッド役の頃から注目しており、どこか影のある役を演じさせたら若手の中ではナンバー1だと思っていました。
ある程度の内容も知った上で観始めたんですが、いきなりその桃李クンの絡み、しかも激しく動く腰、お尻のシーンから始まるんですっげえビックリしました。
「セックスなんて手順の決まった面倒な運動です。」
覚えたての頃はまさに猿みたいにしてたクセに、慣れてしまうとこんな風に思っていた時期あったなあ。
「私はあなたのセックスを評価しない。相手に心を開かないし相手の体が出すサインを読もうともしない。2人ですればステキなことをあなたは1人でしてる。」
当時の自分に言われてるようだなあ。その頃は必死でそこまで考えられなかったけど、当時の相手は少なからず思ってただろうなあ。この年になるとなんとなくわかるなあ。改善されているかは自分ではわからんけど。。。
途中までは何か過去、特に若い頃を思い出させいろいろ反省させてくれますが、途中からコメディチックになって笑けてきます。
ヒロミ「領君のにも挨拶したいな。」
イツキ「おなかの中全部流れちゃうかと思った。」
老女「年をとるとこんな芸当もできちゃうの。あ…また来た。」
ただBLまで盛り込んできたところくらいからちょっとキツくなってきて変態映画感が漂ってきましたが、何かと多様性を叫ばれるこの時代、受け入れるべきなのでしょう。
ストーリー上、桃李クンを筆頭に女性も男性も脱ぐ人みなさんキレイな身体をされていて、またそれを更にキレイに撮っていて、やらしい意味だけでなく目を奪われましたし、性や生に対して考えさせられ勉強になる部分もありました。
原作を舞台で上演したものを映画化したとのことですが、この過激な内容を舞台でどう演じられていたのか、観終わってからそれが妙に気になっています。
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