ハッピー・デス・デイのレビュー・感想・評価
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強い
面白かった。
予告の時点で面白そうだとは思ってたけど、予想よりもだいぶ振り切って動き回るパワフルな主人公を好きになってしまった。場面展開が上手い。
主人公はとても自分勝手で、だらしない生活をしている大学生なんだけど死んで生き返る地獄のループに何故か嵌ってしまう。なぜこんなことが起きたのかという謎解明には行かず、そして一人ループし続ける孤独と苦痛に悩むというルートにも行かないけど、それが返って良かった。
相談したヒーローから受けたアドバイスを元に着々と犯人探しを続ける主人公は爽快で気持ちがいい。
ループし続ける中で、自分の生き様を見直し、周りの人々を大切にし始めるという成長譚すら見れる。何よりも、ヒーローが生きているルートを掴むために自己犠牲を決断する主人公は、もっと悲壮でも良いのにスパッとやりきったね。尊いとか、優しさで行ったんじゃなくて、この展開で生き死にを繰り返したこの主人公だからやったって感じで、とてもかっこよかった。
生き残り、解決してさあ明日だってケーキを食べて暗転。するとまたループ!絶望!もありがちなはずなのに、ここまでやったのに!?って感情移入しちゃった。
通り過ぎてしまったものを生き返って見直すことが出来たから、父親へ会いに行けて、素直に思ったことを伝えに行くという、まさにハッピーエンドを掴みに行く姿が強かった。
ハッピーデスデイ
ループするたびに強くなっていくのはあるあるだけどループするたび自分を顧みるようになって良い人間になっていくのなかなかない。
最初の覆面と最後の覆面が違う人物というトリック。
楽しめます
タイムリープ物なので所々に伏線が張っているのですが、それが見事に回収されている。主人公の内面的な成長も描かれていたり楽しめます。
Amazon primeでは吹き替えしか見つからなかったので、吹き替えで鑑賞しました。吹き替えはあまり好きではないのですが、声優の演技も良かったです。
ホラー+タイムリープ=秀作!
け、決して怖いからってわけじゃないですけど、普段あんまり見ないホラー作品。。でも、外れなしのタイムリープ作品ということで、鑑賞してみました。ホラー+タイムリープ、なかなかナイスな組み合わせでした!
前半は、主にホラー。。マスコットお面に延々と殺される展開。そのお面の現れる恐怖感、緊迫感は、ふだんあまりホラーを見ないことも相まって、正直なかなかハラハラでした(笑)
ただ、この作品は、恐怖一辺倒ではなく、中盤から、ツリーの人間的な成長、絶望の中から希望を見出していくようなヒューマン作品的な展開に変わっていく。何度か失敗して、お面に殺された後に、たまたま一晩一緒だったカーターに相談して、犯人を特定するために積極的に行動することを決意。ここから、ストーリーにポジティブな展開が生まれました。失敗しながらも、一歩ずつ進んでいく姿が良かった。
そして、もう1つアバズレクソビッチだったツリーの心境の変化が丁寧に描かれていたのも良かった。何度もいろんなことを試みてもダメな状況で、カーターが話を聞いていろんな切り口でツリーを導こうとする姿勢に徐々に心を開いていく。犯人と目していたトゥームズを追い詰めたとき、「このままじゃカーターが助からない」と自ら死を選んだツリー。最初の方のツリーでは考えられない行動の変化に心動かされました♫メイクの変化もあるかもしれないけど、演じているジョシカ・ローテの出す雰囲気の変化も素晴らしかったですね。
最後のどんでん返しもなかなか良かったんですが、それよりもこういったヒューマン的な展開の方が心に残りました。
ただ、気になることも。。タイムリープもののあるあるですが、ツリーはなぜタイムリープ状態に入ってしまったのか。グレゴリーがなぜお面を持っていたのか。なぜ、ツリーはトゥームズが犯人だと思ったのか。死ぬためにダメージが蓄積する設定がなんだか中途半端。などなど。。
でも、全体としては、満足な作品でした。なんだかこんなにポジティブになれるホラー作品ってなかなか珍しいですね!
良い意味で期待を裏切られた!
「なんだ、またループものか〜?でもまぁ何も考えずに見る映画なら暇つぶしに……」 って 思 い ま す よ ね ? ホラー、サスペンス、恋愛、コメディー、感動を一つの映画でバランスよく散らされてて、観終わった後に「名作だわ……」の一言でした。 大まかなネタバレにならない程度の流れを言うと ビッチで性格の悪いクソ女が主人公で「あ、コイツが悪い目に合うんだな、なるほどね」って感じです。 ところがどっこい、話が展開するにつれていつの間にか「頑張れ……!頑張れ!!」って応援したくなってますし、とにかく話が良い感じの速さで展開していくので観てる人を飽きさせないです。 この作品は2Uがあって、それを観て初めて「整いましたぁ!」みたいな感じ。はい、上手くまとめてるなって。 いやもう日本ではほとんど「知ってる人いるのかな?」って配役で集まってやってるんですけど、それで逆に正解だと思いました。 有名どころで勝負しないのが好印象です! 演技も最高ですし、映画に登場したキャラクターとキャストが合ってて「あー、もっとこのキャストさん達の事を知りたいな」って! もう、内容で勝負した!って! 主人公の成長とか、周りの人間関係を上手く表現していてとにかく自分はこの作品に惚れました! 是非時間を空かずに2Uまで観てください! 噂によると三作で完結の映画だそうで、そちらも凄い期待!
けっこうよかった
何度も同じ時点を繰り返すサスペンス。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のようにだんだんスキルが上がるのだけど、殺される度にちょっとずつ主人公が弱る。だんだん性格が丸くなるのがいい。殺人鬼が二人いた。
ジェシカ・ロースさまさま
同じ日を繰り返す「タイムループ」というテーマでおもしろかった。ベタではあるが、見せ方がコンパクトで上手な印象。現代に合った映画の作り方。
タイムループ=同じシーンの繰り返しなので、画的に『持つ』人でないと見ていてしんどい。ジェシカ・ロースの見た目の印象がちょうどよく、セクシーすぎずかわいらしさもある「品(ひん)」が、ちょうどよい。
「なぜタイムループが起こったのか」は、「2」に続くが、1だけみても結構お腹いっぱいになる。「2」のオチとかは、あえて、わざと、ハリウッド的な【続編あるかも】仕様だったと思う。
アメリカ文化圏内の人らには受けるんだろうなーというスクールあるあるも、恋模様もふんだんにちりばめられ、エンタテイメント性の濃い映画だと思う。
ただ、笑いとホラーとサスペンスと恋と愛とてんこもりなので、「観るため」の映画。楽しめる映画。10~20代向けのカップルに適してるのではないかと。
死の無限ループって、想像しただけで辛い…。
何回も何回も殺される…。 自分だったら耐えられそうにないけれど…。 彼女みたいな強気な心の持ち主だったら、無限ループを乗り越えられた気がする! 大学生の一番多感な時期だからこそ、いろんな男を取っ替え引っ替えするビッチな女。 誰から見ても嫌がられる存在だったからこそ、この無限ループの犠牲者になったんじゃないかしら? 何故無限ループが起こるのか⁈という疑問が謎のままなのがちょっと残念…。 でも、彼女がこの事態を乗り越えるために、さまざまな努力をする姿は凄すぎる! 普通だったらノイローゼか鬱病になりそうだけど、自分に降りかかった災難をミステリーを解き明かすように解決する姿が立派。 途中これでハッピーエンドだと思ったけれど、もう一度無限ループが起きたところはさすが! 最後の最後までこの最悪の誕生日を堪能させてもらいました。 唯一心残りなのは、この無限ループの謎。 その謎が解き明かされるのは、2の続編になってからなのでしょうか? 続編に期待(^^)
なかなかの傑作、スマッシュヒット
デジャブを呼び起こす、ループシチュエーションスリラー。何度も殺されては目を覚まし、その度毎に少しづつ謎が解けてゆく、そのストーリー展開は細かい味付けがされており絶妙です。主人公ねや最初は糞ビッチな金髪女子大生が段々と素直で可愛い女子に変わってゆく様は見物です。作品の構成が前半はまどろっこしいけど後半はテンポ良く進みとても面白かった。なかなかの傑作です。さて次は2ですな。
普通
アマプラで無料なので暇つぶしにはあり?かなぁ・・・ 良くも悪くも予想を裏切らないので、安心して観たい方にはおすすめ しかし、主人公は殺される程酷い女には見えないんだけども もっと酷い人いっぱいいるよねぇ・・・
人生に燻った人は見てみるべき作品
彼女と2人昼間からホテルに入った。
休憩時間は長いし、スマホで動画を見るって気分にもなれずテレビ内包のVODでなんとなく鑑賞した。
ジャケットとあらすじからパニックホラー系だろうし、飽きたら変えればいいと見始めた。
主人公は高慢で鼻持ちならない素行不良な女の子。周りの人間に冷たく周囲を下に見ている。
そんな彼女が誕生日の夜に殺される。
殺されなきゃいけないほど悪いことはしていないと思うけど殺される。死んだ彼女は目を覚まし、また同じ一日を繰り返す。自分を殺した犯人を見つけて新しい一日を手に入れる為に。
だいたいこんな筋で、そこに家族愛とか、ボーイフレンドとか、女同士の嫉妬なんかが入り混じってくるお話。
正直ありきたりな話だし、結局どういった仕組みで同じ日をループしてるのかも謎のままで、とりあえずハッピーエンドだったのが良かったねぇと彼女と笑った。
じゃあなんで星5つかと言うと、この映画を見終わった後自分の中に不思議な感慨が残ってることに気付いたから。
主人公の女の子は16回も転生を繰り返して、必死に同じ一日を生きるうちに次第に謙虚になるし、自分の行動の愚かさや、自分が他者に対してどれほど酷薄な人間だったかに気付き改善しようと努めていく。そして自分が当たり前に、雑に消費してきた毎日がどれほど貴重であったかに"明日を渇望する自分"を通して気付くのだ
この作品のテーマは映画の最後のカットでも登場する言葉 -今日は残りの人生最初の日-
毎日を必死に一生懸命に生きてる皆さんからしたら何を当たり前な、という言葉なんだろうと思う。でも、ろくに働きもせず、昼間からホテルに篭ったり、一日中ギャンブルに興じたり、わけのわからない時間に寝て大事な用事を飛ばしたりするのが日常のようになっている自分にはすごく暖かく希望のある言葉に思えた。
この世界に生きている限り平等に明日はやってくるし、そこで自分がどんな人間になるかは自分の行動次第。普通の事なんだけど2時間この映画を割と真剣に観た後に「今日は残りの人生最初の日」なんて言われて色々考えこんでしまった。
人は変われる。作品の中の彼女のように殺されるわけにはいかないけれど。
ニートや引きこもりのあなたは見てみるといいかもよ。燻りと、澱みの真っ只中の俺が言うんだから間違いない。一緒に明日に行こう。
人は変われる。ゆっくりでもね。
ホラー苦手でもゴシップガール好きなら見るべし
うわ~怖そうなパッケージ、安心してくださいぜんぜん怖くないから(笑) なのにすごくいい作品、不思議 主人公のツリーはスクールカースト上位の「意識高い系グループ」に属する所謂勝ち組女子、 かなりの美人ですが性格に難ありまくり、取っている授業の講師と不倫するわ誕生日にもらったカップケーキを目の前で捨てるわやりたい放題、ホラー定番のバカな学生ですね パーティーで酔いつぶれて見知らぬ男子にお持ち帰りされて気づけば男子寮のベッドの上、そんな場面から物語ははじまります そんなツリーちゃん、おめでたい誕生日の夜何者かにナイフで刺されて死んでしまいます、南無阿弥陀仏、じょーぶつしてくれよ ところがそうはならず、何故かまた男子寮で目覚めます、これってデジャブ? 大変だ!誕生日に閉じ込められた! ミッション:殺人犯の正体を暴き死を回避して18日(月)から脱出せよ ループに突入するまでは結構怖い、トンネルとかオルゴールとか正統派なホラーを頑張っている しかし俄然面白くなるのはループに突入してから、1日を繰り返すからなんかバックトゥーザフューチャーみたいになるんだよな、マーティは運命を戻すために頑張るけどツリーは殺人の運命を変えるために奮闘する、どの場面で殺されるかわからないからスリリングさもプラス 1日を何度も繰り返すことで自己と向き合うことになるツリー、なぜならツリー以外の人物は唯一の今日を生きているから運命を変えるには自分を変えるしかない、主人公の成長もホラーぽくない一因かも、ホラーに出てくるグズな大学生なんてだいたいグズなままやられる スクールカーストがテーマの一つなのでツリーの洋服がいろいろ変わるのも楽しい、はじめに着ているラメのキャミソール、パーティー用のミニスカートワンピース、チェリープリントのブラウス、ダサい授業用のトレーナーに果ては全裸まで、ファッションチェックするだけでも女性は楽しめるかも
軽くて 勇気をもらえる 楽しいホラー(?)
タイムリープものというのは、シュタインズゲートなりバタフライエフェクトなり 重苦しい雰囲気が必ず付きまといますが、 本作はタイムリープ&ホラーというコンボにもかかわらず コメディタッチで軽く見ることができます。 初めて見る方は身構えず見てもらえるといいかなと思います。 ※私も身構えてしまった結果、見るまでに時間がかかりました… おっかなびっくり、話は進みますが 低予算でありながら、話はしっかりしており 見終わった後、とてもすがすがしい気分になりました。
恋はデジャブ+ホラーサスペンス
王道のループもの。だけどホラーの王道をちゃんと押さえていて面白い。 ミスリーディングの巧みさと、予想を良い意味で裏切る内容で見応え十分。仮面を被った犯人か?と思いきや違う、今度はそうか?また違う、みたいなハラハラドキドキからの裏切り方が上手い。 恋はデジャブという映画作品とプロットはよく似ている。人間としてダメな主人公が更生していく部分などは同じ。ただ殺されるというシチュエーションやホラーサスペンス要素を上手く追加していて全く違ったテイストになっているところが面白い。
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