あの頃、君を追いかけたのレビュー・感想・評価
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☆☆☆★ オリジナル版の台湾映画は未見。簡単に。 どこまでオリジナ...
☆☆☆★
オリジナル版の台湾映画は未見。簡単に。
どこまでオリジナルに近いのは分からない。
だから、主人公の男の子の家庭が裸族だったりするのか?も分からないが。面白い設定だった。
此方はおじさんなので、ヒロインの齋藤飛鳥を初めて認識。彼女良いですね。顔の小ささに驚愕しつつ、おじさんも背中をツンツンされたいっス(#^.^#)
作品の途中で。高校生活の終わり以降から、極端に面白く無くなるのが残念でしたが。この手の甘酸っぱい映画を観ると、つくづく男女共学の学校に行きたかったなあ〜(u_u)等と。殆どレビューにならん感想しか出て来ないのは、我ながら情け無い💧
2018年10月7日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン8
う〜ん。ちょっと残念。
日々の大切さ
観るたびに後味がかわる映画
パンフレットにあった長谷川康夫監督のインタビューで、違和のある世界観の謎は解けた。
あそこは日本でも日本以外でもないのだ。
過去は現在の裏世界。
「今」を形成するために破棄された思いの残骸であふれかえっている。
「あの頃」の記憶の操作は自由自在。
頃良い残骸を選って美化し、あの頃は素晴らしかったと懐古するもよし。
たどり着いた「今」を肯定するために、残骸を蹴り上げながら、あの頃は最低最悪だったと罵るもよし。
この映画の世界は捉え方によっては100が100とも水島浩介の妄想世界(パラレルワールド)。
テストの点数も、真愛とのデートももしかするともしかするかもしれない。
現実とパラレルワールドの境界線を変えてみたり、反転させたりすることで、観るたびに後味のかわる映画。
幾度も楽しめる映画だと感嘆した。
最近では珍しい青春映画
原作知らないと滅茶苦茶つまらない
予想よりかは良い
原作読了済。
事実は小説よりも奇なりを体現したような自伝的小説である原作がどストレートにハマったこともあり、極限までハードルを下げてから、もっと言うと齋藤飛鳥を見るためだけに映画館へ。
演技、台詞回しなどにどことなく稚拙な感が滲み出ているのは味か。
最後の回想がいかにもお涙頂戴で違和感を覚えたが、パラレルワールドなら許容範囲。
思ったよりは全然楽しめました。あと齋藤飛鳥がかわいい。
ぎこちない感じが◎
こんな映画を待っていた
想像以上の作品でほんとに見ていて感動しました。
自分と同じ年の高校生達が作っていく楽しくもありどこか切ない青春時代。共感する場面がいくつもありました。
映画の世界観にすごい飲み込まれてしまうこの映画。
幼稚な浩介と大人な真愛。共に楽しい時間を過ごしていた2人。しかし、時間が過ぎるとともに考え方も変わりより大人になっていく真愛と昔と変わらず幼稚なままの浩介。そんな2人にすれ違いが起きてしまう。本心を伝えきれないまま時は流れていき気づけば10年。
10年経ち2人がたどり着いた幸せとは。そして10年経ち2人が出した答えとは。2人の最後に涙が止まりませんでした。
映画を通じて少し大人になれた気がしました。
誰と見ても感動することができる映画だと思うので是非見てほしいです。
正直舐めてた
歴代の「青春」をテーマに据えた作品の史上最高傑作
原作はギデンズ・コーの自伝的小説。
それゆえか登場する皆の情緒には非常にリアリティーがある。そして台湾で大ヒットしただけあり、ストーリーの完成度は高い。
リメイクだと質が落ちていそう、演者にアイドルがいるためアイドルごり押しか?なんか知らない俳優ばかりだな、なんて思って観ないのは非常に勿体無い。
本作品のHPに掲載されているある城田優さん、森下佳子さんの推薦コメントが全てだ。
演者皆が肩肘張らず自然体な青春を演じきれている。なかでも、山田裕貴さんの演技には脱帽。台詞なくとも、台詞前でも彼の演技に悔しいくらいに引き込まれる。それに感化されたように仲間たちも演技で応える。この映画自体が一種の青春のよう。
「青春」という言葉が含む沢山の意味をこの映画は網羅している。青年期に恥や後悔を抱いたまま成長した人にはバカで純粋な浩介の出した切なくも暖かい答えがきっと刺さるだろう。
主人公、ヒロインに感情移入できない。
※台湾版未視聴。
まず主演である山田裕貴さん。高校生の浩介、大人になった浩介2人を演じているが演技は圧巻。
ヒロインの齋藤飛鳥さん。映画初出演とのことだがそれに物怖じせず、舞台挨拶でも自身の思いを打ち明けていたりして映画にかけた熱が伝わってくる。
ただ、主人公の浩介がすごい人間になりたい、と言ったまま何をすれば良いのか迷う青い鳥症候群の様なシーンや、ヒロインの真愛もマドンナ的存在で何を考えているのか想像しづらい点があり、共感はできなかった。
高校生時代の終盤シーンである海に行く場面では卒業後なのに半袖…?と台湾版を意識しすぎて時系列が疑問に思う点もあり。
無理に台湾風味に合わせなくても良かったのではと感じた。
こちらは映画の内容ではないが、思ったことを。主演の山田裕貴さんの映画のゴリ押しっぷりが強く、他媒体で売れなければ俳優をやめるとの発言があったそう。熱い想いがあるのはいいことだが少し発言を考えた方がいいのでは?と思う節がいくつかあった。
正直、ボロ泣きした
予想を遥かに超えて胸に迫るものがある佳作だった。
アイドルとイケメンの恋愛ものでしょ、とスルーしてしまうのはあまりにもったいない。
前半はコメディ感が強く、やや昔懐かしい学生生活が描かれる。
山田裕貴の演技が生き生きとしていて、いかにも男子高校生らしい。
笑いどころも多く、テンポも良い。
後半、高校を卒業するあたりからぐっとストーリー性が深まってゆく。
若者の「何者かになりたい」という根拠のない自信や焦り、衝動に強く共感した。
齋藤飛鳥はスクリーンで観てもやはり特別な美少女という雰囲気が十分にあった。
前半やや表情が固い印象だったが、後半になるにつれて主役に呼応するように魅力的な表情を見せてくれ、目を引かれた。
ただのマドンナではない。瞳の奥で深くものを考え、自分の意志を持ったひとりの女性だった。
台湾版よりも下ネタを大幅にカットした代わりに、ヒロインを始めとした7人の性格や背景を掘り下げられており、キャラクター一人ひとりに愛着が持てるようになった。
ただし、台湾版から舞台を完全に日本に置き換えなかったせいか、季節感や時代背景がピンとこない描写が多く、不整合が気になる。
これはかなり惜しいと感じた。
星ひとつマイナスしなかった理由は、残念な部分を補って余りあるほど、鑑賞後の後味が素晴らしく良かったから。
戻れない自分の青春時代を思い起こさせ、後悔や恥も含めて今の自分を形成している大切な時間だったとしみじみと感じさせてくれる。
長く愛せる映画に出会った。
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