SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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目と耳で楽しめた
おっさんでも楽しめました。
映画は時代や社会を映す鏡?
爆発する大根仁監督の趣味
1990年代のコギャルブーム真っ只中を青春時代として過ごした仲良し女子高生グループの「SUNNY」が20年後再会する物語を描いた、90年代の大ヒットJ-POPの数々を用いた作品。
天才大根仁監督による韓流作品のリメイク。
広瀬すずを初めとした90年代コギャルブームを生きた女子高生サイドと篠原涼子を中心とした20年後の現代を生きる登場人物を豪華キャストで彩り、監督の趣味丸出しの(主にタイトルに笑)曲選でエンタメテイストたっぷりに送る笑って泣ける作品になっている。
中でも一際存在感があったのが90年代の芹那演じる山本舞香。
田舎から越してきた奈美を仲間に受け入れてくれたSUNNYの面々の中心人物としてカリスマ性を感じさせる存在感でクセの強いSUNNYのメンバーをまとめる姐御気質な女子高生を演じる。
今まで全く存じ上げなかった女優だがこんなに綺麗で可愛い子がいたのかと惚れ惚れしてしまった笑。
また池田エライザもクールビューティーのような存在で素晴らしかった。
気になったところは現代においての仲間探しの過程であれほど奈々の存在を引っ張っていた割に最後の最後に登場したのが同じ池田エライザだったことに少し違和感を感じた。
大人の事情だろうか笑。
あとは大根仁監督作品として久々にリリーフランキーが美味しい役だったのとこの数年見なかった三浦春馬が超カッコ良い役ですごい良かった笑。
懐かしさ点加算
いやー、自分の中高校生時代を思い出してくすぐったい気持ちになった。(コギャルにはならなかったけど)はじめて友達と洋服を買った思い出、ルーズソックスに憧れた思い出・・・
若者のパワー自体は今も昔も変わらないとは思うけど、世代ごとの性格や文化は少しづつ変化していっている。確かにあの頃の女子中高生(コギャル)は根拠もなく元気だったし強かったな。自己顕示欲も強かったし派手で明るいものが流行った気もする。OLや女子大生含め、男性よりも女性の方が圧倒的に流行を引っ張っていってたイメージ。暴走族やヤンキー時代からやや薄まってはいるいけど、大人に反抗する文化もまだこの頃はあったな。
本作を観てから韓国版の SUNNY も観たんだけど、日本版は原作を忠実に再現しつつ、音楽や時代背景を「あの頃」にしていて、それはとてもふさわしいように思えた。
当時の彼女たちと近しい年代だった私には音楽もカルチャーも懐かしく楽しめたんだけど、果たして他の世代の人は・・・?
ストーリーはもちろん素晴らしいんだけど、正直付属品の印象が強すぎてもったいない感じもある。
もう少し普遍的な内容でもよかったかな。
笑いあり涙あり
久しぶり素晴らしかった
国際線飛行機で隣の客がsunnyを観ていました!私は英語の字幕を見て面白そうだなと思い観ることに決めました(*_*)なんとほんと展開が早くそして飽きること無く笑いと涙と感動そして考えさせられる一面そして懐かしい曲若かりし頃のなにがあんなに可笑しかったのだろういつも笑っていた。その言葉は誰もが楽しかった学生時代。ほんと懐かしいのとあの日に戻りたい後悔やら色んな人には様々な形と生き方があるとても素晴らしい映画で是非保存版としてDVD購入しようと思ってます
まあね~
女子版「岸和田少年愚連隊」
2011年公開の韓国映画のリメイクなのだが、そんなことはどうでもよくて、世紀末日本の青春を懐かしむ’90’sグラフィティムービー、女子版「岸和田少年愚連隊」と言っても過言ではない。
おばさんの脳内で現代と1996年を行き来するのだが、とにかくはっちゃけているのだ。特に90年代チームキャストの広瀬すずと山本舞香が良い!(広瀬すずは凄すぎて、もし私が監督ならこの演技にOKは出せないくらい凄い)さらに篠原涼子の母親役も良い!
大根監督の細かいカット割り(と言っても多くはテレビ的なマルチカメラでの切り返しなのだが・・)も素晴らしく、ああこういうのが映画だと思っていた頃の私の青春時代さえ蘇る。ルーズソックスが格好よかった時代。森田童子の「僕たちの失敗」をBGMに広瀬と池田が屋台で呑んだくれるシーンがたまらん!
世代じゃなくても懐かしい気持ちに
楽しい映画です!
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