SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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おもしろかった
90年代真っ只中に女子高生だったこともあり鑑賞。
女優さん達、とりわけ高校時代を演じた山本舞香さんと池田エライザさんの存在感たるや。
まっすぐで熱くて自分を曲げない芹香も、大人びて一歩引いているけど本当は誰より優しい奈々も、そういえばこんな子いたなぁと中盤までのちょっとしたエピソードでもウルっときてしまいました。
広瀬すずさんは主人公の宿命ゆえか若干ステレオタイプに描かれてしまっていたように感じましたが、終盤手前の篠原涼子さんと邂逅するシーンでは本当にあの頃の奈美を現代の奈美が励ましているような、不思議なリアリティを感じました。
ストーリーについては…うーん…芹香の遺産で問題解決!みんなハッピー!!というのは好みではなかったのですが…
しかし、多少のファンタジーはあっても良いのかも知れません。
奈々の来し方についても本当はもっと描いて欲しかったのですが、それだけこの映画に彼女たちに惹かれているということなのでしょう。
見事なリメイク。とは思うが‥
自分はこの作品のオリジナルが大好きだ。
人生のベストに入れてもいいくらい。
なんせ「time after time」を丸暗記して覚えたくらいだ(笑)
その作品をリメイクすると知って、なんて馬鹿な事をと思った。
無謀で無意味なリメイクだと思った。例えるなら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をリメイクする位。
しかし監督が大根仁監督と知り、大根監督なら或いは見事にリメイクするのではとも思い、劇場が空いた頃見計らって鑑賞。
うーん、何だろう?面白かったがあまりに原作通り。極端に云うとオリジナルを吹替版で観たかの様な既視感。
もちろん所々変更点は有るが、やはりオリジナルが見事過ぎるんで下手にイジるのは賢い選択では無いと、監督も思ったのではなかろうか?
結果大根監督らしさも盛込まれていたが、オリジナル程には笑えるポイントも無く、感動も今ひとつだった。いい映画だとは思うけどね。
さて大事なポイントだが、何故韓国映画のオリジナルが日本人の自分の琴線を大きく震わせたのか。
大きなポイントと思われるのは洋楽の80s'ヒットを使用していたところでしょうか。その事により万国共通の友情物語として、自分の中にもスンナリと入って来たんだと思う。(あと笑える所が多いんだよホントに)
今作ではそこが小室哲哉と安室になってる。悪い変更点とまでは思わないが、その事によってアラフォー女子には大いに響いたかも知れないが、それ以外の人達はどうだろう?
少なくともオリジナルを知らない韓国人が観たら、あまりピンと来ないんじゃないか?
現在の邦画はあまりに客層を絞り過ぎている。国内でそこそこ稼いでも海外には売りに出せない、買い手が付かない作品ばかり。このままではどんどん尻すぼみなるばかりで、どんどんキラキラ映画ばかりになっちゃうよ。
もっと海外セールスを考えた方がいいんじゃないかなー?と、今作とオリジナルを比べた時に思った次第ですよ。
オッサンだってこういう映画観るんだしな。
世代を問わず楽しめる。感動の90'sムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:当時を知る世代は勿論、知らない世代でも楽しめる楽曲の数々が魅力的。豪華なキャストを通して紡がれる、時代を越えた友情にも、思わず感動させられる。
否:暴力やドラッグ等、社会の重たい部分も描かれているので、デートや家族で観るのは不向き。
アムラーやコギャル、ルーズソックスにプリクラと、90年代に青春を過ごした方々ならとっても懐かしい物が次から次へと登場します。それに加えて何といっても外せないのは、作品を彩る名曲の数々です。世代の方は勿論のこと、当時を知らない若い世代の方でも、思わず心が踊り出しそうな沢山の楽曲が印象に残ります。
そんな古き良き時代と、現代との対比が象徴的に描かれているのも、深いなと感じました。
「今の子供達は、裏で何をしているか分からない。昔は分かりやすかった。」
「今の子は皆静か。ずっとスマホをいじってる。私達はうるさかった。」
そんなセリフの端々に、時代の変遷とその賛否について考えさせられます。
余命わずかな芹香のために、果たしてSUNNYを再結成させることが出来るのか。ストーリーも感動的で、ラストはとても心が温かくなります。
豪華なキャストを堪能するもよし、楽曲にハマるのもよし、ストーリーに涙するもよしの、非常にいろんな見方が出来る作品といえそうです。
どうしても韓国版と比べてしまう…
んーーー
つまらなくはなかったけど、元ネタの韓国版で号泣した身としては、正直「薄い」と思ってしまった
母親の見舞いで病院を訪れた奈美(篠原涼子)は、偶然、同級生の芹香(板谷由夏)が、末期ガンで入院していることを知ってしまう
そして、その芹香が高校時代の友人たちに会いたがっていることを知ってしまう…
学生時代の友達って良いよね!
と私も思う
私にとっての SUNNY は、大学時代の友人たちだけど、この映画のSUNNY にすごく共感したのは
「なんで、私たち、毎日あんなに笑ってたんだろね」って言うセリフ
確かに、高校時代も大学時代も、なぜかわからないけど、毎日が楽しくていつも笑ってた
カラオケ行って騒いだりー、居酒屋行って騒いだりー
毎日がSUNNY みたいにお祭り騒ぎだった
ただ、韓国版のサニーの高校時代は民主化運動の時代で
彼女たちは、自由が制限されていたからこそ、洋楽に憧れていたり、遊びに行けばデモに遭遇していた
その制限の中でも、楽しみを見つけていた彼女たちが、激動の時代を乗り越え、それぞれが、それぞれの人生を送って再会したからこその感動があった
それに比べたら、やっぱり、この日本版はどうしても味が薄いと思ってしまうし、能天気過ぎないか?と思ってしまう
たとえば、
これは日本版だから、間にバブル期を挟んで「あの子は高校時代は超お嬢だったのに、今は親の借金抱えて大変そう」とか、日本ならではの事情を工夫して盛り込んでくれたら、もっと親近感が湧いたけど
韓国の設定をそのままリメイクするから、比べてしまうし、ちょっと無理が出てくる
それに、女子校にギャルしかいなくてちょっとついていけなかった
普通の子はいないのかよ(笑)
韓国版とは全く違う作品として観始めたつもりが、オリジナルと全く同じ設定でリメイクしたものだから、ついつい比べてしまった
でも、この映画を観ていた映画館が舞台に出てきたっていう奇跡があって、その場面はちょっとテンション上がった(笑)
あと、私は新聞広告は見ないので、SNSにして欲しい
(そうゆうところも、時代設定を間違えてると思う)
あの頃の渋谷の雑踏に放り投げられたみたい
タイムスリップしてきました〜。
冒頭のルーズソックスの大群のシーンからこみあげてしまい、ほぼ泣きどおし
キラキラしてた〜
話の展開はベタだから途中ちょっと飽きてしまったけど、最後また盛り上げる〜!よかったです!
戻りたーい!
ただちょっと気になったのは、人捜しに最初から探偵は使わないでしょ?SNSで2人は見つかったはず 笑
いつだって青春は自分たちのなかにある
見ないとわからないものです
光と闇と
SUNNY/2018
★★★☆☆
原作を見ていないのでなんとも言えないが、
単に、美しい今昔物語ではなく光と闇とを描いていたところが好きだった。
コギャル時代のリアリティは生きていなかったから分からないけれど、誇張しているとはいえ今の時代に昔を呼び戻す役割は果たしていたと思う。
まぁ、こんなんじゃなかった!と思う人もいるだろうがそれは人それぞれ。そこを評価するのはどうなのか。
光っていたコギャル時代の闇をも表現するとともに、サブリミナルに映り込む現代の闇の時代に光が差し込む、メリハリの良いストーリーに仕上がっていたと思う。
ぜひ、原作も見たくなった。
キャスト陣は的確だなぁ。特に山本舞香は最高でした。なんて素敵な女優なんだろう。再認識。
ただねぇ、たしかにSUNNYというチーム名がふわふわしてるし、サブタイトルが寒い。
何度でも見たくなる映画ではなかったかな。
ドンピシャ!
大好き
外した
眩しかった
コギャルの無敵感がとても眩しくて羨ましかったです。
でも私があの時代に女子高生だったら絶対浮いてただろうなぁ。
広瀬すずちゃんはあまり好きではなかったけれど、体当たりの演技で好感が持てました。
そしてどんな格好も似合っていてやっぱりかわいいんだなと思いました。
それから板谷さんが文字通り体を張っていて、元々細い方ですが、制服姿の時の足の細さには驚きました。
でも最後芹香が家買うとかマンション譲るとかはちょっとやりすぎではと感じてしまいました。
コギャルよりも少し下の世代ですが楽しめました。
世代ドンピシャの方々には刺さりまくるんだろうなぁ。
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