SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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話のベースはすごくいい
オリジナルは未鑑賞。
高校時代につるんでた仲間・SUNNYのリーダーと再会した主人公。彼女のために昔の仲間を探すという青春映画。
過去と現在を交互に語りながら、それぞれの人物像やエピソードか描き出されるのはいい。そしてそこに流れるのは当時のヒット曲。この組み合わせがよかった。特にCharaのやさしい気持ちを使ったシーンがいい。最後もみんないろいろあるけど明るく生きようぜって終わり方は嫌いじゃない。高校時代のみんながとにかくまぶしかった!
でも、気になるところも多い。奈々の大人パートの人選とか、DJ目指してるイケメンが女の子に聴かせる曲がCharaだとか(気に入ってるシーンなんだけど)、お金での決着方法や、唐突に入るミュージカル的なダンスシーンとか。もったいないなという印象。オリジナルがあるから違いを出そうとしたのか、元々こんな感じなのか…。そんなことを考えながら、今度はオリジナルを観て楽しもう。
30代半ば〜40前半の女性達へ
胸に刺さる作品でした
自分たちの青春を思い出させてくれる作品。
20年会ってなかった高校時代の友人たち、sunny。
母親のお見舞いで寄った病院で偶然ガンの余命宣告をされた高校時代のリーダーだったセリカ。
転校して来たナミにいち早く優しく包んであげた人。
すごく見てて性格がよくて、リーダーにふさわしいなと思う人格がにじみ出てました。
ナミのセーターがおばあちゃんのセーターだったところや、ブチギレて方言丸出しでお好み焼き吹っ飛ばしちゃうシーンは声を出して笑ってしまいました。
ウメもすごくいいキャラで、ナナ役の人がすごく綺麗でおお!ってなりました!
だがしかし!!!!
何故かナナ役の人だけが池田エライザさん使い回し!!笑
みんなそれぞれ20年経って違う人を使っているのにナナだけ同じ!!
だから最後踊るシーンでも女子高生の頃のナナと20年後のナナの顔がしっかり移りながら並ぶことはなく、集合した顔も合成かと!!
そこだけは、えっ?ってなりました。
それと定期的に挟まってくるダンスの時間は必要だったのかな?と。
でも監督がモテキの方と伺って納得がいきました。
使われる音楽は90年代に流行った歌や、安室ちゃんばかりで時代を感じる作品で、すごく良かったです。
女子高生たちが持ってるショップ袋をカバンにしてるところとかが当時ギャルブームが起きた頃をすごく思い出しました。
アルバローザなどのあの当時の袋をしっかり再現してあって、当時この袋あったあった!と思い出しました。
印象に残ってるのはナミの旦那さんに20年会ってないと高校時代の友達のことを話すと、そーゆーもんだよな女の友情って、その場限りで卒業したらさよならみたいな!
と言われたナミが、そういうんじゃないの。と一言。
ホントそう言うんじゃないんですよね。
だから最後どこまでも友情があって、セリカはひとりひとりを助けてあげるために自分の財産を使ってみんなへ与えてて、救ってあげて、どこまでもリーダーだし、どこまでも友達思いのいい人でした。
ラストシーンでは涙が止まりませんでした。
ラストとは言わず定期的にくる胸に刺さるシーンが多すぎて、たくさん泣きました。
新聞広告にまで出してナナを探したりやることが素晴らしいです。
毛嫌いされてたナナに、話をしに行ってナナとナミがお酒を飲みながら言い合いをしてその後から仲良くなって、ブリトニーにいじめられた時も真っ先に助けてあげたりして。
でも初恋の相手の彼女がナナで、つらいねーだったり、すごくクールだけど自分の大切に思う誰かが困ってたり危ない目にあったらすぐに助けに動く熱いところがあったり、ひとりひとり個性をしっかり描いててくれるから、みんな好きになります。
本当に素敵な作品でした。
いろんな方が楽しめる作品だとは思いますが、男性よりも女性が見たら余計に最高と感じると思います。
自分の周りの友人もいつの日か必ず死んでしまうし、もしかしたら自分が先に死ぬかもしれないし、大切な人は今大切にしていないといけないなと感じさせられました。
懐かしさ
泣けた😞💦
オレンジ色の日々
私が高校生の頃(現在20代後半)とは一味違う子ギャル高校生を観ることができ新鮮さを感じると同時にどこか懐かしさも感じる。高校3年間の笑いあり、ほろ苦さありの夢のようなオレンジ色の日々を、映画『SUNNY』で思い出す。
キャスティングが素晴らしく、高校生から大人の間に違和感がなかった。高校生時代を演じた広瀬すずさん達の演技もかっこ良い。挿入曲は誰もが聞いたことのあるような時代を代表する曲が集められており、ストーリーを盛り上げている。
ただ、もう少し丁寧にシナリオを描いて欲しかった。原作は未鑑賞だが、伏線や物語の進め方など様々な箇所で無理矢理感が伝わってくる。また、最後の全員でのダンスシーンはただダンスをしている様にしか見えなかったため、高校生と大人それぞれの『SUNNY』を活かした魅せ方で観たかった。
省き過ぎじゃないですか?
日韓女子事情比較
韓国版オリジナル鑑賞済。
韓国版ではエンディングまでは楽しく観れていたが、最後の最後で裏切られた。
寒気がするような嫌悪を感じた。
自分達のリーダーが死んだ場で、財産分与されて泣いて喜ぶ姿。
なんだか今までの友情がうそ寒い感じになった。
日本版では遺言の改変を期待したが、期待は裏切られた。
ただ、興味深く観られたのは、各国の時代の変遷とそれぞれの国情を反映した背景。
そもそもサニーが七人だったのが、韓国ではちょうどいいと言っていたが、韓国では七人てのが何か意味あるのかな?
六人の方がちょうどよかった。
減った一人は、韓国家庭に縛り付けられる韓国主婦。儒教というか封建的というかわからないが現実を反映したものなのだろう。
敵対するグループも日本版ではブリタニーが一人で背負っている。
おばちゃんたちが暴力沙汰に及ぶところは、日本版のがいい、同じく浮気という事実が語られるなかで、その旦那への制裁。さすがに子供への暴力はどうかと思った。
それにともない、ナミの娘の件は割愛。
また、離婚するしないも国情を反映してるのだろうか?ユウコのパワフル感は日本のが上いってる。
高校生パートでは韓国の国情が垣間見られてよかった。学生運動か労働運動かわからないが、結構騒然としたなかで、そんなもの関係なくパワフルに自分達の対立抗争に没頭してるとこなんか逞しさを感じた。
演技も韓国高校パートの、セリナ、ナナ、ブリトニー位置の子は圧倒的な存在感だった。(韓国の名前覚えられない)
というところは興味深く対比して観られた。
裏切られた遺言部分はそのまま。結局金なのかと…
でもその後のナナの登場シーンは日本のがよかった。あれあって何とか印象を盛り返した感じかな。
懐かしいから引き込まれる
一時のタイムリープを楽しめました。
・音楽もファッションも流行語も全て懐かしくて懐かしくて楽しかったです。CDバカみたいに買いまくったし、カラオケも毎日のように行ってたのを思い出してテンション上がってました。
・もう少しナナのことを描いて欲しかった。ストーリーの重要人物だし魅力的なキャラだったからこそ、彼女は何をしてきたのかや何を思っているのかを知りたかった。
・広瀬さんは何をやっても可愛いなぁと改めて思った。あの変顔シーン最高でした。
あの頃
コギャルだった人は見てほしい
コギャル世代ではない30代
なかなか面白かった 女子高はこんなとこ?
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