アバター ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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海を浮遊するだけなので魅力に欠け、物語も陳腐な西部劇と紋切り型家族話で退屈
『アバター』のような映像の斬新さだけで勝負したような作品を、スクリーンで見ないままレビューするのは、何やらズルしたようで気がひける。ただ、実は第1作も、この第2作もVODで見ただけである。
その上で感想を述べると、第1作には本当にビックリした。煌びやかなパンドラの浮かぶ島々と、そこに生息する生物の数々、その中を自在に飛翔するあの浮遊感は、まったく新しい感覚だった。
たとえストーリーは米国西部開拓時代のインディアンと騎兵隊やカウボーイ、開拓民との闘いの、単純な焼直しに過ぎなかったにしても、それでケチをつけたりしたら筋違いも甚だしい。
その続編である本作も、だから期待して観たのだが、結果は当て外れの感が否めなかったのである。
今回も登場人物はパンドラで飛翔し、浮遊する。しかし、それは空中ではなく海の中であり、地球でもありえなくもないシーンの数々である。海育ちの人びとからは「あんなこと、オレも子供時代にやってたよ」と言われかねないのが、致命的ではなかろうか。
ナビたちの乗る海中生物はイルカの比喩、ナビの仲間の巨大生物は鯨の比喩、その巨大生物を狩るスカイ・ピープルの船は日本の捕鯨船であり、捕鯨船が標的を仕留めるとナビに育てられた人間の子は顔をしかめる。それは米国一般家庭の比喩なのだろう。嫌ったらしい演出だ。
ストーリーは前作同様、インディアンvs.騎兵隊+カウボーイの戦いの陳腐至極な焼直しに、今度は主人公夫婦の子供たちの物語まで加わって、家族の団結やら何やら退屈極まりない話が長時間付加されたため、上映時間は1作より30分も長い。
ちょっと、これでは無理かな~w
圧倒的な映像美!神秘的な海の世界に引き込まれる!
前作のジャングルのような森林から一転、一面ブルーの海の世界!
未知の生物を乗りこなして海の中を泳ぐ映像は、まるで自分も同じように海を泳いでいるような錯覚に陥る。そして、光輝くエイワと対話するシーンは、言葉を失うほど美しく魅了される!
(あぁ、映画館で見たかった!)
ストーリーとしては、前作とのリンクにややこじつけ感があったが、ジェイクの家族愛と子供たちの思春期の葛藤が描かれていることで、グッとストーリーに引き込まれでいく。
父親ジェイクに抗うことができない真面目な長男。そんな完璧な長男にコンプレックスを抱く次男。すぐに暴走する次男を扱いあぐねているジェイク。そして、他人との違いに悩む長女…。このリアルな家族模様が共感できるのだ。
神秘的な映像美、迫力ある戦闘シーン、家族愛…見応えある映画だった!
凄い、けど面白いかは微妙
映像美は本当に素晴らしかった。世界観もやっぱりいい。
ただストーリーが1作目と殆ど変わらずで面白くない。
森から海に場所が変わっただけで、やってることは同じ。
あと途中から反捕鯨思想みたいなものが臭ってきて冷めてしまった。
鹿もどきや魚は獲ってるけど鯨はダメらしい。ダブスタ。
3作目はストーリーの評判を見てから観るか決める。
題名アバターではなくパヤカンの間違いでは?
ストーリーが…
遥かな海!
この映像美を何て表現したらいいんだろうか?このイマジネーションは何処から来るのだろうか?どうやらキャメロンは、別の次元に到達したようですわ。初代アバターから数年、舞台を母なる海に移し究極の映像美と家族の絆をテーマに、自然の美しさや厳しさ、人間のエゴの醜さを大胆かつ壮大に一本の映画に纏めている。もうね、ストーリーの良し悪しじゃないのよここまで来ると。圧倒的なスケールのイマジネーションに尽きるよね。高く見積もった想像の斜め上を行くキャメロンの頭の中を覗いてみたいよホント笑
正直、ストーリーはありきたりな内容。クオリッチに息子が居る事で起こった変化、グレースの謎の娘、そして次の舞台は何処なのか?という期待感が楽しみではあるが、もう一度このストーリーを観直すか?と言われれば答えはNOでしょう。初代は映画館含め10回位観たんだけどな〜。不思議と観直す気持ちにならない映画の一本になってしまったが、良く考えるとそういう映画、全て素晴らしいんだよね。最後の感想としては、もう観直す事は無いが、究極に美しく素晴らしい映画でした〜笑
☆☆☆★★★ 〝 家族は守る 〟 〝 だから戦いは好まない 〟 〝...
☆☆☆★★★
〝 家族は守る 〟
〝 だから戦いは好まない 〟
〝 だが回避出来ないのならやむおえない 〟
凄い映画体験だった。
さっぱりと理解出来ないのだけれど。この作品に至るまで、先人達がどれ程の労力と誇りを持って技術革新に努めて来たのか…好き嫌いに関わらず必見の価値は有る。
映画の歴史に残る最前線である映像革命の《今》を体験出来る。
《海の民》から教わる(主にキリ目線による)海底シーンの素晴らしさは、まさに眼も眩む程の魅力的だった。
まあ、昨今の世界情勢に照らし合わせたかの様な、大国が小国に攻め込んで来る描写であり。多少の差別的な場面・この家族をある意味では[難民]的な表現で描いているのでは?…と言った辺りに色々な想いを馳せて鑑賞してしまう自分がいる。
そんな鑑賞の仕方が良いのか悪いのか…ってところは否めないんですが。
まあでも好きな映画かとなるとちょっと違うかな…と。
実はここ連日BSで小津作品を放送していて。
一昨日は『彼岸花』で、昨日は『浮草』ですから!
その画面作りであり、台詞回や編集のリズム感等々。
毎晩に渡って(今風の言葉で言うと、超エモい場面満載な小津の)世界遺産クラスの作品を堪能していると。観終わった後に訪れる満足度であり、幸福感…と言った言う面では、どうしても見劣りしてしまうんですよね〜
まるで「これを眼に焼き付けろ!」…とばかりに、小津から突き付けられるエモ〜い神ショットが矢継ぎ早に展開され、計算し尽くされたショットの秒間と役者陣の素晴らしさ。
どうしても、『アバター』だと。「うわ〜凄え〜!」…って言う場面は確かに、小津同様矢継ぎ早には展開されるのですが。その余韻って言うんですかね?アクション場面に於けるスピーディーなショットの連続性は、なかなか此方の心を鷲掴みにまではして貰えない…って面は個人的には否めなかったなあ〜と。
例えば小津は、最後に肝心要の(そこに至るまでの最重要な場面を)場面を描かない…や。(その作品にとっての)重要な人物等を最後には登場させない…等の省略を試みながらも、観客に対しての最高級のエモーショナルを提供する…って言う凄さを知ってしまうと。
まあ、、、小津とハリウッドの超大作を比べるな!と言ってしまえばそれまでなんですけどね(´-`)
鑑賞後に若い2人のお兄ちゃんが話し合っていた言葉が印象的だった。
曰く、「最早、アバターって全く、、、、関係なくね?」
それだ!
2022年12月17日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン8 Dolby Atmos
創造主
前作アバターを映画館に観に行って、
世界観はスゴいものの、キャラや物語は別に…
と言う感じで今作も特に期待せずに、
ながら観で良いかと思ってたら、
最初の森の映像でやっぱり凄いぞこれは!
と思って真剣に観ました。
だけども、やはり前作と同じで
ビジュアル、造形、そもそもこの世界を0から作りあげ
今作でか森から海へまた最初から作った事への敬意こそ
あるが、物語はどこかで観た展開だなと言う感じで
目で観る楽しさはあったけど、
考える楽しさは特にないなと感じました。
海の暮らしを長々やり過ぎて、
途中何の映画だっけ?
と感じさせる展開は面白かった。
しかし、ここまで人間の愚かさ醜さを知る映画はないな。
噂では7くらいまで構想があるらしく、
その情熱も素晴らしいと思います。
両方とも見ないといかんね
何の気なしにネットで「アバター」の第二作をみた。第一作を見ていないので、話の繋がりがわからない部分もあったが、そこはハリウッド映画、なんとなくそれがわかるようにできいている。ストーリーは、アメリカ映画特有の家族の絆を大切にする雰囲気を全面に醸し出していて、勧善懲悪、胡散臭い感じがしたが、しかし画像はSFXを駆使していて大変よくできている。
ついでに翌日、第一作を見たのだが、これで全体のつながりがすっきり分かった。二作を続けてみると、このSF映画の構想が理解でき、最初に見た感じと違って好印象を持てるようになった。基本的には、近代世界の人たちが未開インディアンの国のような惑星に来て資源を略奪するというのが骨格なのだが、そこにDNA合成して完成した現地人に主人公の意識移植するという技術が出てくる。そこからの物語は、主人公が現地人側に立って地球人を追い返すというストーリーの繰り返しになるのだが、大地や植物同士の意識の疎通とか、そのネットワークと現地人のつながりなど若干神秘的だが、現在の植物学の世界ではあるかもしれない説を持ち込んでいるあたりは現代的か。しかしなんといっても、膨大な資金を投入して作った現地の惑星の生物や植物などの動く造形物の美しさに目を奪われる。ストーリーもさることながら、その映像を作った膨大なコンピューティングパワーに圧倒される思いであった。
美しい地球環境を守りたくなる映画
森はもちろん、海や地球環境を守らなければならない。そこに住む動物や植物のことを考えさせられる映画。
飛行機の中で2作目を見ましたが、2作目の方が人情味があっておもしろかった。
綺麗な環境を守っていきたい。
映像は良かったが…
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