007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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蒼い瞳
カジノロワイヤルから数えて五作目。
本作で完結し、主役を演じたクレイグ自身もボンド卒業作となる。
序盤はアクションシークエンスに始まりメインソングに繋がるのが
ボンド映画のお約束ではありましたが異質としてスペクターのスワンの過去ストーリーから始まる。
このシーンは重要なシークエンスでありボンド映画の方向性を変える意気込みが感じられます。
ゴールドフィンガーから復活のアストンマーチン。
スカイフォールでも出ましたがアクションシーンは描かれてませんでした。
クレイグボンド最後の勢いで暴れまくります。
ボンド映画を変えるという意味でも00を退位した後釜に
新規の007が着任し、新旧の007で活躍。
そしてアメリカのエージェントで新人のアナ・デ・アルマスが魅力的。
登場シーンはあっさりなのが少し残念。
そしてメインヴィランを演じるのは「ボヘミアンラプソディ」でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック。
彼はスペクター一味に家族を殺され恨みを持った細菌兵器テロリスト。
本作の最後はまさしく完結作と言える内容。
ボンドガールはおそらくあの少女。
クレイグ版ボンドを本作が初見の方は下記を押さえておくと楽しめる。
序盤に訪れた墓地は「カジノロワイヤル」で愛したヴェスパー・リンドの墓。
ボンドが追われていた組織はスペクターの残党。首魁ブロフェルドは「スペクター」で逮捕し監禁中。
マドレーヌ・スワンは「スペクター」で出会ったヴェスパーを奪ったホワイトの娘。
前作のキャラやストーリーが続いていくのはボンド映画でも珍しく
全作品で全てが繋がる5部作と言えます。
カジノロワイヤルから見ているファンとしては本作を見ない選択肢はありません。
切ない
007シリーズって、どっちかと言うと
痛快娯楽アクションって感じで
エンディングは必ずボンドと美人のベッドシーンで
終わるってパターンだったと思う。
それはそれで勧善懲悪な作品で見終わって
スッキリしたって感じだったが
ダニエルクレイグの007シリーズは1作完結じゃなく
ずっとストーリーとして続いていて今回の作品は
完全に前回の「スペクター」の続編。
ダニエルクレイグのボンド作品は周りの大切な人が
どんどんいなくなり切なく重苦しい。
逆にその悲哀さがボンドのカッコ良さを引き立ててる。
70年代、80年代のようにはっきりとした敵国があった
時代と違い敵が何か脅威が何か分からないこの時代
ジェームズボンド像も変わっていくんでしょうね。
ダニエル・クレイグ最後のボンドってことで、仕方ないのかもしれないけ...
ダニエル・クレイグ最後のボンドってことで、仕方ないのかもしれないけど、あの終わり方は悲しすぎる。
途中ちょっとだけ出てきた女スパイが美人過ぎて好きになった。
あと、上映時間長すぎ。お尻が痛くなったよ。
涙
朝の部が無くなり午後からの部で鑑賞。満席でした。どうもスペクターを観てから鑑賞された方が話が分かりやすいかもですね。私はスペクターを見ずに鑑賞しましたが特に問題はありませんでした。鑑賞時間は見終わってから、結構長かったんだなぁぐらいで全くだらけずテンポ良く鑑賞できて良かったです。イギリスの車がとてもカッコ良かったです。あとお面の登場には驚かされました笑
アクションが…
ただ、ただありきたりなアクションがストーリーのあちこちに挟まれただけの映画でした。敵はボンドを本当に殺したいの?と疑問が湧くような中途半端な攻撃。ストーリーも広げた風呂敷は、つぎつぎ当人をあっさり殺すだけで収束される。ボンドらしくない態度、セリフをセンスなく、ダニエル・クレイグにやらせる。
カジノ・ロワイヤル以降で感じられた感動は、今作からは得られませんでした。残念…
やっぱり007! 安心して観れました
コロナで1年以上延期になって、やっと公開されました。
これぞ映画館で観るアクションスパイ映画でした。
とても面白かったです。
随所に日本美が描かれており、日本人としてちょっと嬉しく感じました。さすが日系の監督ですね。おまけに日露で所有権を争っている島まで出たのには少し笑いましたが・・・
多くのレビューで書いてある通り、アナ・デ・アルマスのアクション最高でした。
とてもキュートながら激しいアクションもこなす、かっこよかったなあ。
いつもなら次回作の題名も出してくれるんだけど、今回はさすがにダニエルクレイグの最後ということもあって‛James Bond Will Return'としか出なくて、とても気になります。
ダニエル・ボンドが完成して、終わった
2021年10月16日
梅田ブルクで鑑賞。
007シリーズは、ダニエル・クレイグしか知らない、というより、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドを観てファンになった勢です。なので、他のシリーズは未鑑賞なので、往年の伝統とか細かな違いなどは、他のレビュー者さんにお任せしたいと思います笑
あくまで、
「ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンド」
が好きな者の個人的な感想です。
映画を観て、
綺麗に完結させた、美しい終わり方だなぁ
と思いました。
冒頭のカーチェイスや美しい風景は、まさに007という感じで、めちゃめちゃテンションが上がりました。これだけでも映画館で観る価値があると思います。
また、ダニエルボンドの過去4作を通しての伏線やボンドという人間の生き様に対する考え方が示され、終わらせることができました。(ちゃんと4作おさらいしてから鑑賞して良かった、、、)
カジノロワイヤルからスカイフォールにかけては、若さが残るボンドとそれを見守るジュディMが母子のような描き方がされていました。
マチルダが登場した、今度はボンドが父役になる描き方がされ、人生が熟しているような気がしました。
小難しい感想は書く気にもなれないほど、感慨深くなる作品です。こうやって、レビューを書いていると、ついつい、カジノロワイヤルを思い出してしまいます、、、、懐かしいなぁ、、、、
ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドには、色々な批評があると聞いています。
ただ、私の個人的な感想としては、ダニエル・クレイグが演じるボンドは好きでした。
今までの、いつもクールで、どこまでも女垂らしというイメージのボンドですが、ダニエル・クレイグが演じるボンドは、寡黙でストイック、渋い。そして、人間臭い。自分の生き方、死に方を常に考え、葛藤しているような、そういうものが感じられて、良かったと思います。
次回のボンドはどのようなキャラクターになるのかは分かりませんが、私はダニエル・ボンドが好きです。
卒業記念のような
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じるのは、これがラストいうことで
一つの物語の集大成のようなアクション、演出、物語だった。
それだけに冒頭のアクションはとても迫力満点だったし、ラストの銃撃戦長回しも
とても魅力的だった。
でもこれはジェームズ・ボンドだったのかという問いが頭から離れない。
結末もこれではシリーズの終わりのようでどうかなと思った。
007にもポリコレの波がきてしまっているので次期ジェームズ・ボンドは
とんでもない事になってしまってもおかしくないので
その時にはこの終わり方で良かったのかもなとも思い返すのかもしれない。
途中に登場したパロマ役のアナ・デ・アルマスさんとても魅力的だったので
もっと活躍が見たかった。
今の世界状況を示唆する内容に驚愕!美し過ぎるボンドガールも見どころ!
延期に延期を重ね、ようやく公開された007の新作!
今年観たい映画のベスト上位でしたので、初日に観に行きました。
この作品の一番凄いところは、延期を重ねたにも関わらず、今の世界状況を示唆している点。
マスメディアは絶対に触れませんが、分かる人にはすぐ分かります。
作り手側が世界状況の行く末を事前に察知していたのでしょうか。
まさに今公開するのがベストのタイミングになっているところに、驚愕させられます。
アナ・デ・アルマス演じる美し過ぎるボンドガールも、大きな見どころですね!
大活躍した後、もう画面に出てこないのが惜しい!
もっと観たかった~。でも、あれは彼女のために監督が追加してくれた役柄だそうです。
ラミ・マレック演じるサフィンも単なる悪人ではなく、そこに至る背景や素顔の一面も覗かせて
007シリーズの中でも特に魅力溢れる悪役として、大いに楽しませてくれました。
何よりも新しいジェームズ・ボンドを長く演じてきたダニエル・クレイグの活躍ぶり、
今回も勿論、言うまでも無く最高です。
エンドロールにも大事なメッセージが出てくるので、最後までじっくり観てほしいですね。
パンフレットも買っちゃいましたが、良い出来映えの内容で、写真もカッコいいです!
誰が観ても楽しめる最高レベルの映画が、ようやく無事に公開されて良かったです。
この映画制作に関わった人達、全てに感謝です。
感情剥き出しのボンドがまた良い
全作品を通して最も顔で感情を作らない印象の強いダニエルクレイグの007でしたが、今作では感情大爆発のボンドで最初は違和感こそあったものの映画館を出る時には完全に余韻に浸っていました。
途中サフィンとボンドが顔を合わせて話す場面でのサフィンの言葉も印象的でまさにこれから社会を担っていく世代として何ができるのかを考えさせられるセリフでした。
主題歌も映画全体の雰囲気をうまく表していて繰り返し聴く度に映画を思い出す事ができます。
各作品のオマージュも沢山込められていて本当にたまらない作品でした。
切ないエンディングだった
ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドもこれが最後。十分に楽しめたが、それ以上に切なかった。ハッピーなエンディングを期待したのだが。
思えばダニエル以外の007をあまり観てこなかった。小中学生の時に観たショーン・コネリーの印象が悪かったせいかなぁ。
で、ダニエルのボンド。初めての年下ボンドだったけど、渋くて一番好きだった。
やっぱり大画面で観て良かった
面白かった!
大画面で観て正解でした。
爆発で耳がこもったように聞こえづらくなる感じは
劇場だから臨場感たっぷり味わえました。
3時間弱あっという間でした。
男性率・年齢層共に高く、
途中出入りが多かったのは
ちょっと微笑ましかったです。
最後まで粋でスマートであってほしかった。
長きに渡り見続けた007シリーズですが今回の作品は満足度は半分と言った所です。
私からみて好きだった過去の007シリーズからするとドラマに比重を置きすぎて、スパイ映画としてのアクションやハラハラドキドキする場面、更にジェームス・ボンドのセクシーさや、ダンディさをうたう場面が少ない。個人的な好みですが、007シリーズにヒロインやボンドガールは必要と思いますが子供の役はいらないと思います。
007シリーズは1962年からスタートなので60年経っていますので当然、その時代にあわせた映画内容になっていますが、個人的レベルの感想ですが当シリーズも賞味期限切れではないでしょうか? 次作はなくてもOKなのではないでしょうか。
「イタリア、マテーラでのアクション」
今年74本目。
予告で素晴らしかった場面が冒頭で現れる。イタリアのマテーラでのアクション。中でも一番目を引いたのが、橋の上からロープをつかみ飛び降りるシーン。バイクで坂を登って壁を飛び越えるシーンも良かった。予告が秀逸だったのと、アクションが見所満載。ストーリーがもう少し良ければ、ダニエル・クレイグ最終作としては良かったと思いますが。
それでも最初のアクションはいい。
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