ピーターラビットのレビュー・感想・評価
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原作とイメージは違っても、すこぶる楽しく、あらゆる世代が一緒に楽しめる稀有な作品
ベアトリクス・ポターによる原作に慣れ親しんできた人にとってみれば、本作が醸し出す情緒は、自身が想像したもの、そうであってほしいと思ったものと、かなり異なって感じられるかもしれない。筆者も最初は戸惑った口だ。ピーターラビットを観ながら脳裏に「ファニー」という言葉が浮かんで止まらなくなった。でもどうだろう。その点だけ割り切れば、本作は映画としてすこぶる楽しく、ノリ良くテンポよく、主演二人のフレッシュな演技や湖水地方の美しい景色(一部はオーストラリアで撮影したそうだが)、さらにCGと実写の融合ぶりも素晴らしいではないか。段々と自分の表情が綻んでいくことに気づく。世の中、むやみやたらと小難しい映画や、大人向け子供向けと住み分けのきっちりした映画が多い中、これは珍しいほど何の前知識もいらず、あらゆる世代が一緒になって楽しめる稀有な名作のように思えてならない。百聞は一見に如かず。まずは見てみてほしい。
子供と話しながら 楽しい映画
原作は未読。
お爺さんが亡くなり喜ぶシーン。一緒に見てた子どもには「お爺さんはお菓子ばっかり食べてたから身体悪くして死んじゃったんだよ。可哀想だけどピーターのパパを食べちゃった人だから、ピーターは嬉しいだろうね。」
ブラックベリーは、ほんとに死ぬレベルでアレルギーだったんだ!と驚きました。子供には、「アレルギーは好き嫌いじゃ無い、こんな薬もある、トーマスは持っていて良かったね。」と話しました。
家中散らかした野菜…そうなんです。あいつら(野生動物)は一生懸命育てた野菜を、美味しい所だけ齧るんだよ!食べるなら全部食べてくれよ!あれをちょっと、これをちょっと……リアルな怒りが重なりました。「食べ物散らかして教育に悪い」じゃ無いんです。本当なんです。だから、やめてね。君たち子供は全部食べようね。なんです…
トーマスと兎のバトルはトムとジェリーのようなドリフのような楽しさ。6歳が大笑い。最後に取り返しのつかない爆破で少しリアル味が出ますがそれまではコメディです。
親の笑いどころは 眩しい鹿!日本でも夜猫に出会うとこっち向いて固まってる事あるし、海外でもこういう鹿多いんだろうな。って気に入ってたら、ラストでダメ押し。
ロンドンからの帰路は時間軸も設定も無視してやりたい放題で笑いました。
そして、ウインク頑張る兎たちかわいいです。
子供はもう一回観るって言ってます。
ぬるいわ。 「パディントン2」が最高に面白かったから、同クオリティ...
ぬるいわ。
「パディントン2」が最高に面白かったから、同クオリティの映画を期待して観に行ってがっかりした。
ハードアクション映画って聞いてたから、モフモフとのギャップを楽しみにしてたのに・・・トム&ジェリーの1ネタにも満たない内容の無さ。
ダイナマイト投げたり感電トラップ仕掛けたりするだけ。どこが死闘?
出てくる動物たちが魅力ゼロ。ピーター以外、ただそこに居て右往左往してるだけ(キツネもブタも)。ウサギ三姉妹のイザコザも物語に関係ないし、いらない設定。見た目以外(見た目もそれほど?)かわいくない。
主人公ビアの動物愛が薄っぺらい(ただ愛でてるだけ)。だからなんでピーターたちが彼女のことを大切に思ってるのか説得力ゼロ。野菜栽培なめんな。
トーマスはただの神経質男。良いとこ無いから応援も同情もできない。
二人とも、ぞっとするほど魅力が無く、顔面の小じわばかり目に付いた。
つまんないストーリーと、それごまかす安っぽいメタフィクションギャグが90分。
心底ダサい映画。
かっこわるい。ちゃんと映画作ってください。
トムとジェリーを好きな人にはいいのでは
原作の雰囲気も、オリジナルの絵本などにもまったく触れたことはなく、ほとんどニュートラルな立場で見にいったのですが、私が見たのは字幕スーパー版で、とんでもなく豪華なキャスティングが実現していました。
だから逆に日本語吹き替え版がどのような出来栄えになっているのか想像もつきませんが、これで正解だったんだと確信しています。
雰囲気としては、人間とウサギがケンカして、だんだんエスカレートしていくというファンタジックなストーリーで、リアルに描けば「人間がウサギを駆除して終わり」というだけの身もふたもないものです。農業従事者の方などは、日常的に獣害に悩まされていて、とても本作を楽しめるような心境にはなれないと思いますが、私が子供の頃に楽しんだ「トムとジェリー」を彷彿とするような、ドタバタ喜劇。特にウサギの生き生きとしたアクションには最後まで目が離せません。
ひとつ気になるのがウサギの表情など、どういうプロセスで完成していったのかという部分です。特に主役のピーター・ラビットの表情と、声のジェームズ・コーデンのシンクロ度合いは最高の相性で、普段からアドリブ満載の彼のギャグや表情を、どの程度生かしてあるのか、アリアリのものに声だけを当て込むだけの吹き替えでは絶対にありえないと思うのですが、まるで彼の表情が宿っているかのようなピーターのアクションに大満足で、もしジェームズじゃなかったとしたら、ここまで面白くなったかどうか。
「TED」で、ぬいぐるみと中年男子が殴り合いの大喧嘩をするプレイが実現しましたが、この映画はそのさらに一歩先を行く争いで、痛々しくならないぎりぎりのラインで人間とウサギの戦いを表現しています。それが笑えるし、ドーネル・グリーソンの可哀想に見えないメンタルは奇跡のキャスティングと言ってもいいでしょう。
これも一つの映像表現で、大真面目に語れば、面白くもなんともない悪ふざけ。それをきちんとギャグとして成立させた映画スタッフに大拍手です。
使用楽曲にもかなりのこだわりが感じられ、そのまま使うのでもなく、ちょっといじってあったり、いちいちこだわりが感じられて楽しかったです。オリジナルのサウンドトラックが欲しくなったほど。☆はやや低めですが、条件付きでとても楽しめる映画だと思います。
原作と雰囲気が違うのは評価が分かれるポイントかと
世界的に有名な絵本を実写映画化🐰
非常にコミカルで楽しい作品ですが、大人でも楽しめるようにしっかりとストーリー性もあります。
しかしなんといってもモフモフ感がハンパじゃないので、可愛くて見てるだけでたまらなく癒されます☺️💕
同じウサギでもキャラクターそれぞれの性格が全然違うのと、他の動物たちも皆個性豊かなので本当に楽しくて笑えます(笑)
一部パパの描写については、子供がトラウマになりかねないシーンもありましたが…
また声の出演として多くの俳優や有名人が参加していますので、この声は誰か?という楽しみ方もできますよ。
これは早く「2」が見たくなりました♪
トメート、トマート、ポテート、ポタート
マクレガー爺さんが心臓発作で死んでしまい、ピーターや動物たちが屋敷を占拠。そこへ相続した甥のトーマスがやってくる。呆気ないマクレガー爺さんの死。原作である最初の絵本は多分このマクレガー農場を中心に展開したのであろうと想像させてくれる。子ども向けの可愛らしい動物たちとは裏腹にかなり残酷・・・
ピーターと彼の妹たちフロプシー、モプシー、カトンテール、そしてピーターのいとこである“茶に茶”のベンジャミン。ブタや鳥たち、そしてシカのフィリックス。大騒動も楽しいけど、下手すると死んでしまうようなブラックな内容でもあった。
『ミス・ポター』(2006)を観たのはずいぶん前になるけど、ようやく彼女の世界観を味わうことが出来た。しかし、こんなコメディにしちゃっていいのか?という疑問もある。
お気に入りシーンは、マクレガーや屋敷購入夫婦がが感電してしまうところ。
もふもふだから見ていられた
うさぎはかわいい。
ストーリーはケンカしているだけで少し退屈してしまった。
おでこを合わせてごめんねは絶対最後に出てくるだろうなと思ったけど、ビアとのじゃなくてトーマス・マグレガーとのが見たかったなあ。
ミュージカルが中途半端で魅力を感じなかった。
子供が見ていたので
子供が見ていたのでついでに鑑賞しましたが、
子供向けとしてはよかったのでは。
大人としては、普通のドタバタ劇のため、ストーリー的には退屈かもしれないです。
CGは、良くできていたなと感じました。
よもやの三角関係恋愛バトル!
同様に有名なイギリス発のキャラクター、クマの「パディントン」風を想定して挑むも違った。
まさかの原作者を奪い合う、
異種格闘恋愛バトル? ものだとは。
その容赦ない様はトムとジェリーを思い起こさせ
それでいてゆったり楽しめるイギリスの田舎風景は美しく
牧歌的雰囲気には「ベイブ」を思い起こしたり。
のみならず、ロンドンの町並も出てくる本編。
全編通してふりかえれば、まるでイギリスのプロモーション映画のようでもあり
まんまとはまって、やっぱり一度はイングランドへ旅してみたい、
なんてエンドロールに思ってしまった。
絵本に親しむお子様向けというよりも
児童書世代なら大ウケしそうな、やんちゃな描写に
大人も子供へかえって素直に大笑い。
ピーターラビットってこんな世界観だっけ?
思うも、それはそれ、これはこれだろう。
湿っぽさゼロで、カラっと伸びやかに楽しみたいならうってつけかも。
なんとなく日本の「カチカチ山」を思い起こさせる、
やや過激がウケる児童書の映画版というところか。
世界で一番有名な ウ・サ・ギ
それは、100年以上前のイギリス
ヴィクトリア女王時代に誕生した
世界で一番有名なウサギ
『ピーターラビット』
ロンドン生まれの作者
ビクトリアス・ポターの作品。
『ピーターラビットと仲間達』
イギリスでも、大変美しい自然が残る
湖水地方の風景と
いきいきしたキャラクター達の行動が
絵本の中に拡がっています。
映画化され 嬉しかったです。
確か、吹替で鑑賞。
キャラクター達が、スクリーンいっぱいに
元気に飛び跳ねる姿に元気をもらえますよ。
可愛い表情を見ているだけで
優しい気分になれます。
しかし、とんでもなく ハチャメチャでございます。
リアルな動きが凄くて、面白かったです。
なんと、ロンドンの
老舗高級デパート「ハロッズ」内で
撮影されたというシーンもあります。
云十年前に、ロンドン旅行で
「ハロッズ」に行きました(^^ゞ
イメージキャラの大きななクマちゃんと
記念撮影もでき、懐かしい想い出です。
俳優の千葉雄大さんのピーター吹替も
とても良かったです。
続編は、まだ観ていません(^▽^;)
やんちゃなピーターの実写版!よくできてます
映画を観た後に、他の方々のレビューを読みました。
まさかまさか、こんなにも批判的な意見があるなんて!と驚きましたが、まぁ、そりゃーいろいろな意見もありますね。
とはいえ、私はこの映画は好きでした。単純に面白いと思ったし。
世界中で有名なあのピーターラビットの映画に、鑑賞前から期待を寄せてました。昔から親しんだピーターのお話も、もともとの原作は可愛くて優しいウサギというものではなく、ピーターは人間嫌いのやんちゃなウサギ。が大前提だったので、それが実写化されたらどんな感じ?というのが一番の楽しみ。
素晴らしい技術で、可愛い可愛いピーターとその妹達、従兄弟のベンジャミンをみることができました。
ピーター達のお隣にはウサギ好きの絵描きのビアが住んでいる。
ピーター達にとっての親の仇であるマグレガーさんは開始15分くらいでピーターを捕まえた後に心臓発作で倒れます。このシーンに不快感を感じた方が多くおられるようだけど、私としては、親の仇が死んだことを喜ぶピーター達は大して悪い事をしたとは思えなかったなぁ。
マグレガーさんの甥っ子のトーマスがその後やってきて、ビアとトーマスは恋仲に。
そこからピーター達との戦いが始まる。
すったもんだやるけれど、あの手この手でお互いにやり合った結果、トーマスが仕掛けたダイナマイトが爆発。
それを見てビアは怒ってトーマスを軽蔑。
とまぁ、お話はトーマスvsピーターを軸に終始戦いながら進んでいくけれど、最後はハッピーエンド。
本作はそもそもイギリスが舞台で、ふんだんにイギリスの文化であるブラックジョークが使われています。
ロンドンの有名百貨店、Harrodsやビッグベンなど景色も楽しめます。
イギリスらしいと言うと誤解を与えてしまうかもしれないけれど、私としては娯楽映画としてとてもよく出来ているなと思いました。まぁ、作ったのはアメリカですけどねw
一番のポイントはこの映画を通して、うさぎのことを人間以下のように描いていないということ。
人間がうさぎよりも秀でているというような人間の傲りのような描かれ方をしていない事が一番観ていて楽しめた要素だったのかもしれません。
ちなみに、幼稚園児2人が本作を見てかなり笑って喜んでいました。感電させられそうになったり、罠で指を挟まれたり、荷車で階段を落ちてくるシーンも面白い!って喜んでいました。決してそれが人にやってはいけない事かどうかなどを考えて笑っているわけではなく、単純に面白いといっていましたよ。
あくまでもこれは娯楽映画。それに対していろんな意見が出るのは当たり前ですが、子供達も十分楽しめる映画だと思いましたよ。ブラックベリーのくだりは分からなくて怖がっていましたが、説明したらへーって感じでした。
最後に、日本語吹き替えの千葉雄大さん。はまりやくだったと思います。あのスピード感のある話の展開には演技力がかなり必要になると思いますが、とても良い仕上がりになっていました。2も楽しみです^_^
モンティパイソン的なきつめのジョークでやるウサギ版トムとジェリー、よくこれで原作の出版社からOKでたな…
まずこの映画みて「ピーターラビットは原作読んだことないけど、こんなお話だったのか!」と書いてる方々へ。原作はAmazonのKindleUnlimitedでも読めるので読んでみては?(第1巻は無料。)私個人の原作の印象は、確かにピーターはいたずら好きなやんちゃな子だけどまだ母親に甘えたい盛りの5~6歳の男の子らしいやんちゃさという感じで、正に絵本・児童文学の主人公といった印象。この映画のように毒舌・皮肉たっぷりのブリティッシュ・ジョークや、デッドプール的な下ネタ・お下品ネタ、モンティパイソンみたいなノリで延々マシンガントークしている感じではない(笑)ましてマクレガーさんとダイナマイト投げ合ってのバトルアクションとか原作では絶対ない。
まあ原作絵本を忠実に再現してたら2時間もたなくて映画として成立しないし、観客受けを狙うならこの路線になるのは分からんではないけど、じゃあなんでピーターラビットで映画作ろうと思ったんだ(笑)映画史には数多くの原作レイプ作品があるけど、ピーターラビットは構想の段階で原作レイプにしかならないとわかりそうなものだが…。制作途中で「これ大ゴケするのでは?」と不安にならなかったのか…よく完成させたもんだし、原作の出版社もよくOKしたなと思う。
ピーターラビット原作という部分をすっぱり忘れてしまえば過激なトムとジェリーといった感じのドタバタコメディーでそこそこ楽しめなくはない。リアルな動物かと見間違うCGも非常にレベルが高い。一緒に見ていた4歳児もゲラゲラ笑っていたので、まあ子どもにも面白いのだろう。(お下品ネタとか考えると子どもに見せるべきか微妙なラインだけど。)もう1回見ることはないだろうイロモノ映画だった。
イギリスコメディ
子供と鑑賞。
いい意味で思ってたのと違った!
もっとゆったりとしたあたたかいお話なのかと思ってたけど、めっちゃイギリスらしいブラックジョーク満載。
ピーターラビットってあんなやんちゃなうさぎなのか!
これから見る目が変わりそう。
個人的には途中たまに出てくるにわとりが笑えた。
怖いねえ〜
子供向けの映画と思いきや内容は女を巡っての人間と兎の泥沼の抗争。ダイナマイトで爆破したり電流攻撃したりともう凄絶な争い。
おまけにその女も動物愛誤団体みたいな人物で超不快!
アレルギーネタに関してはクレームが入ったのも納得の酷さ。ゆるそうで全然ゆるくない映画だった。
ピーターラビット意外と悪ウサギ
絵本のピーターラビットは静かで上品なイメージだけど、おじいさんに食べられたんですね…。びっくりしました。
このピーターラビットは畑を荒らして仲間と暴れ回る、いたずらウサギ。
仕草や仲間との掛け合いが可愛くて笑いながら家族で見れました。
ピーターの憎らしさと可愛さのバランス
実は”ピーターラビット2”の方を先に観てから、”ピーターラビット”を観たんやけど、すばらしく良く出来たストーリー。
ピーターの憎らしさと可愛さのバランスがとても良い。
イギリス的コメディかな
ピーターラビットの物語を読んだとき、意外に残酷なところがあるな、それがイギリスらしいのかなという感想を持ちました。映画版ではウサギが人間と絡んでドタバタコメディを繰り広げます。ディズニーとは違うイギリスっぽい品がありつつドライなユーモアがあって、台詞的にも面白い感じがするなあと思いました。公開時の予告と低い評価をみてスルーしてましたが、実際に見たら、CGアニマルやイギリス好きな私的には楽しめる要素満載で、すっかりお気に入りの作品になりました。
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