シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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すごくいい映画。親子で見るときは・・・
すごくいい映画だと思います。
ただ、期待しすぎてはいけませんね。
CGバリバリかとおもいきや
そうでもありません。
リアルさを求める人には、
評価が低いかも。
決して美人ではありませんが、
恋をしてキレイになるさまを見てください。
それぞれコンプレックスを持つひとの恋、
心の変化を、また表情をみてください。
あと、親子で見に行くときは、
お子さんから「あれ何?」って聞かれても
いいように
心の準備がいるかも
奇妙で完璧な恋愛ファンタジー
実に奇妙な映画でありながら紛れもない恋愛映画。すべての弱者に寄り添って紡がれたファンタジー。
完璧な構成・ビジュアルであり、膨大なオマージュ・引用がなされている(と思われる)が故にその情報量に戸惑ってしまう。
映画・テレビ・音楽、デルトロの想いがすべてぶち込まれているんだろうなぁ…
ファンタジーとしては完璧なエンディングも良し。
役者は皆完璧な演技だったが、特にサリー・ホーキンスは圧巻。
特に、彼と抱き合ったままこっちを見るシーンの色気ときたら…
自分を発見すること
怪物との交流で、真の自分を見つける女の自己発見のものがたと解釈する。結局、ソ連スパイの博士や、仕事がうまくいかないとヒロインに夫、退屈な日常を過ごし、軍部からプレッシャーを受ける警備員、結局、全員が社会の一員として孤独に生きており、他者との交流では全て利害が対立する。利害が対立することがない怪物とヒロインの交流が全ての人の根底にある欲望を沸きたてさせる。
サイレントな2人のラブソング
監督のインタビューをググって。そこにこの映画の良さ全てがある。タイトルの意味、色、衣装、小道具使い、流れる水の如く進むテンポ、歌、60年代と今の映画、アメリカ、とか、映画作品の見方、勉強になることばっかり。
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自分としては.
どうしても涙が止まらないシーンがあった。あの歌とダンスシーン。
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想いがうまく伝えられない、そしてこれから離れてしまう相手に対して"あなたをどれだけ愛しているか"という想いの爆発を、外的にじゃなくて、内的に、大好きな歌と踊りで爆破させる!!って。。。ホーキンスさんは全編にわたってお見事!!主演女優!
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表面はサイレントな彼女の内面を映画的に、まさしく魅せる👍こんなポジティブな飛躍されたら、、僕には伝わりました。。涙だだもれ😭😭
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デルトロ監督はいわゆるモンスターものばかりだけど、自己投影、その光と陰かなと思うと、、人生はやっぱり面白いね
美しいおとぎ話
人種、セクシャリティ、障害を理由とした現実的な差別への批判を、異形の生物との愛を象徴としてやわらかく主張している作品。とにかく冷戦下を舞台とした映像と美しい音楽がうまく混ざり合いっていて難しいことを考えなくても感銘を受けることができる。こんな映画がまだ生まれてくるということ自体が嬉しかった。
好き?嫌い?→苦手かも‥
各メディアで前評判が高かったこととファーストディ サービスだったので、とりあえずという軽い感じで観ました。
物語の進行が独特で、やたらと時間が長く感じてしまい、やばいくらい退屈していたら、途中からあの気だるい音楽も気にならないくらい、主演のサリー・ホーキンスが輝いて見えてきて、ラストまでどんどん引き込まれて観ていました(^^)
でも、好きか嫌いかと問われると‥苦手だと答えてしまいます。なので☆は3.5となりました。
さてアカデミー賞はどうなるのかなぁ〜。
いい雰囲気の映画でした。
既視感のあるストーリーですが、サリー・ホーキンスの演技と音楽が紡ぐ雰囲気が、すごくよかったです。
個人的にクリーチャーのデザインが好みではなかったのと、やはりストーリーが定番すぎて、ドキドキがなかったです。
とはいえ、人に勧めるか?と言われたら、僕は勧めると思います。
雰囲気、いいもんね(^.^;
アカデミー賞候補作ということで
女性のヌードが出る作品は最近久しぶりです。
昔は結構あったんですが、邦画でもトップクラスの女優さんが脱いで話題になり作品に賭ける執念を感じたものでした。
この作中の主人公の裸体もとても美しく描いていると思いました。
ストーリー、登場人物、美術、特殊効果、音楽どれも素晴らしいと思いますが・・・・
自分には気持ち悪い違和感で一度観ただけでたくさんです。
デルトロ監督の玉手箱
デルトロ監督は毎回、彼の脳内世界を見事に映像化してくれるので本当に楽しい。
今回も60年台のノスタルジックな世界。個性的で魅力あふれる登場人物。社会メッセージ性、ユーモア、音楽、造形美術。
毎度のことながら見事に詰め込まれており、どこからみても素晴らしい完成度。
何度でも観れるそんな映画です。
合いませんでした。
アカデミー賞ノミネートには3つがあると個人的には思っている。
一昨年のバードマンのように芸術性が飛び抜けて素晴らしく話題を集めるもの。
スターウォーズのように芸術性はそこまでないが興行収入的に素晴らしく話題を集めるもの。
その両方を兼ね備えるもの。
結果的に、自分の中では最初のタイプとなり
3年前の博士と彼女のセオリーのような、愛の叙情詩的な作品が苦手な自分には全く自分の好みに合わない作品になってしまいました。
但し、この作品は男女によって好みがかなり割れると思う。芸術性に富んだ愛の賛歌とみるか、リアリティの無い60年代のただの愛の寓話とみるか、感じかたは人それぞれで。
R15+ということで多少は覚悟していましたが、性描写・残虐描写そこそこあります。鑑賞の際はご注意を。
異彩の中の異彩
ノミネート作品の中でも極めて異彩を放っているこの作品。米ソの冷戦時代を背景に、女と人魚が心を通わせるラブストーリー。
映画を観て、これは芸術だ、と強く感じたのはなんとも久しぶりの感覚だ。よって評価することさえもエポケーしたくなる、不思議な感覚に陥ってしまう。
話自体も、理性的に見ればありえない箇所だらけなのだが、かえってそのスキが、芸術性を高めている。またグロテスクなシーンと水中に舞う神秘的なシーンの対比も素晴らしく、この監督が根っからの芸術家であることがよく表れている。
この映画は相対評価ではなく、絶対評価で測られるべき作品である。
この映画に出会えて、本当に良かった。
マイノリティとマジョリティの攻防、アメリカ映画にはよくある物語だけれど、そのよくある物語を、まるで劇場が水の中に浸ってしまっているかのような圧倒的な世界観と耽美で独創的なデザインによって崇高で特別なものにしてくれています。
映画を観終わったあと、長い詩を一編読み終わったかのような感動に襲われ、この物語が愛おしくなります。まっすぐに誰かを愛すことがこんなにも美しいのだと気付かされました。
わたしの中での生涯ベストファイブが見事に書き換わるまさに、名作でした!
劇場予告編と印象変わる
劇場でこの映画の予告編を観るたびに、ラブロマンスのような、ファンタジーのような、ノスタルジーも感じながら、胸が締め付けられるような、もはや予告編だけ観て涙が出そうなくらい惹かれる映画でした。
早速公開初日に鑑賞。
だいぶ印象が違いました。そこは期待はずれ。
でも面白かった。
これってハリウッド映画?
でもハリウッドっぽくない演出。昔でいうデリカテッセンのよう。
この映画、一言で言えば、主人公のイザベラを演じたサリー・ホーキンスさんの演技と魅力に溢れている映画。
それが全て。
それだけ。
でもそれで十分。
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