シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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ずっと大切にしていきたい作品
はっきりとしたグリーンではなく混濁した何ともいえないグリーンの世界。1つ1つシーンが宗教画を見ているかのような美しさで神々しい。
でもイライザの中の自由な世界には色がない…なんて切なくて苦しいんだ……
お伽話ような世界だけれどもイライザはお伽話に出てくるようなお姫様ではなく、むしろ姫を助け出す騎士のようだった。
そしてそのイライザをいつも見守っているゼルダ。本当に優しい人間とはきっとゼルダのような人の事をいうのだと思う。
この作品の登場人物達は誰しもが孤独で誰かとの結びつきを願っている。人は孤独の中に優しさを見つける。切なくて愛しい。
お金払って見たい映画じゃなかった‥‥
予告とオープニングだけ見るとけっこうワクワクした。けれど話の中盤あたりになると2人が水中で抱き合ってる予告シーンを思い返してすんなりオチが読めてしまった。
最初に色々脅かされたり吠えられたりしたのにイライザが「彼」と仲良くなろうとする心境から既に理解できなかった。
そして何より「彼」が、どうしても気持ち悪くしか見えなかった(中の役者さんはけっこうイケメンなのに‥)あと猫!!個人的にぜっったい許せないしただの凶暴な半魚人じゃないか‥(;ω;)
結果的に登場人物が次々と痛めつけられていくのも悲しかった。
よかったのは音楽とイライザの部屋。映画館の2階にあんな大きな窓付の部屋で暮らせるのはちょっと羨ましいと思った。
イライザがエロくてよかった
丁寧にイライザの日常と感情の揺れを描写してくれたおかげで親近感を強く持てて彼女をずっと応援する2時間になった
キラキラした恋愛と傷の癒しを観ることができてよかった
イライザの自慰シーンにウハッっと反応してしまって、後になって「悪役軍人ストリックランドと自分、 一緒や!!」ってちょっと嫌な気分になりかけたけど、逆にこれがよかった
イライザを清貧・清純でまとめずに、あそこまでストレートで生々しく本能的な性愛を描写してくれるとファンタジーなのにリアリティが強く感じられ、彼女に同化して観ることができた
半魚人が野生の動物にしか見えない
画面がきれい。
話はいまいちのめり込めなかった。半魚人がかなり野生的なせいなのか、随所に入るリアルな描写で落ち着かなかったせいなのか分かんないけど......
あと、終わり方が監督の過去作に似てて、その既視感のせいでラストに盛り上がれず、いいシーンのはずなのに冷静な目で見てしまった。
期待を膨らませすぎました
シザーハンズが大好きなので、この映画も同じような感じかな、と油断して見てしまいました。
素敵なラブストーリーかなーと思って見てしまったので、それはわたしは勝手な期待を膨らませすぎたというか、わたしの予想とは外れていました。。
全体的な印象でいうと、少しショッキングなシーンが多すぎかなと思います。
主人公の恋や、様々な感情に感情移入する隙間がないくらい、怖いシーンやショッキングなシーンが多くて残念に思いました。(個人的に、耐性がないということもありますが。笑)
しかし、映像と音楽が本当に美しくてとてもよかったです。
透き通るようで、それでいてリアルな描写や、表現もすごく良かったです。(とくに、『水』の表現が美しく、とても素敵でした。)
透明感のある『水』と、人々の心、という対極にあるものが混じって、独特な雰囲気の映画だったと思いました。
見て良かったなと思いますが、多分もう見ません。笑
半魚人に名前をつけてほしかったし
公開初日に観に行きましたが、ヒロイン?のセクシーシーンが必要ないです。
不快に思いました
猫が食べられるシーンもなんか
わかりにくくて
隣人の怪我は治せるのに
猫は?
何匹かいるうちの一匹だから
的な感じで悲しむシーンもあったのか?なかったような。。。
映像がよかっただけでストーリー展開がつまらないと感じました。
アバターのように
最初は気持ち悪いと思ってたけど最後は美しいと思える!とは全くなりませんでした。アカデミー賞は納得いきません
アカデミー作品賞を見てきました❗
美女と野獣の水中版といった感じ。ラブロマンス映画で、ハッピーエンドになるかどうかは、劇場で確認していただきたいが、軽く見れる映画だった。冷戦時代のアメリカの片田舎(ボルティモア)が舞台で、豪華だが素朴な劇場や古くさいバス、そして街の雰囲気とレトロな感じがとても良かった❗
飾らない美しさと絶妙なファンタジー感
この映画の感想はこの一言に尽きます。
“美しすぎる”
まさに心が洗われるとはこのことですね。
キャラクターも完璧。
マイケル・シャノンは終始イヤ〜な雰囲気醸し出してましたし、リチャード・ジェンキンスは愛嬌たっぷりで、サリー・ホーキンスはとても愛らしかったです。
久々に、良い映画観たなーって感じました。
構成としても非常にシンプルで分かりやすく、その分作品から漂う雰囲気を存分に味わえたように感じます。
ギレルモがギレルモらしさを封印し(隠し味的にはありましたけど)“ザ・映画”をやってくれました。
ほんのり酸味の効いた苦味がほとんどないホッコリしたコーヒーでのひと時。
あー、ボク単純にこの映画好きですね。
最後に、
「え、エイブやん!笑」
現代童話のよう
半魚人のデザインは正直微妙だが、美女と野獣にLGBTとエロ、グロ要素を無理矢理組み込んだ印象。
子供が観ても一瞬でわかる悪役描写なのに、性描写とグロさを足して大人向けへ。
二人が愛に至るまでの意志疎通の細かい経緯やバックグラウンドは薄く、連れてこられた経緯や声帯の失い方などは会話の中でサラッと一言触れられる程度。
描きたいことはあくまでも異種交配。それ以外は必要最低限の情報を投げておくにとどめられていた。
展開や結末は冒頭に見えていた。二度は観ないが、人には勧めるかな。
初めて目にした御伽噺
実に美しくも極端に残酷、時代設定とかから奥深さを掘り下げようとする前に眼前に迫り来る分かり易さ、
そして、
今 迄 の 経 験 値 か ら は ち ょ っ と だ け 逸 脱 し た
推測しずらい展開━━。
まるで “初めて目にした御伽噺” の様な映画が、見事アカデミー賞作品賞を勝ち取った。
一見壮大に見えようが高尚に見えようが、本人からしたら飽く迄も極々狭い世界。
本人の ”狭き目線“ ってやつをを丁寧に全力で描き切った作品は
やはり嗚呼、是素ん晴らしいっっ♪♪
性癖?
ここでの評価が高かったので、
気になって行ってきました。
結果、感動はまったくなかった…。
なんというか、その感情にまったく入り込めなかった。
キレイな姿ならまだしも、人間じゃないものに恋なんて有り得ないと思っていたからかも。
恋というより、この人の性癖?って思ってしまいました。
彼女出来ないからってゲイにいこっかな?と思うかどうかぐらい、違和感があった。
個人的にはここでの評価高めはちょっと不思議。
最後までしっくり来ませんでした
品の良いB級映画
最初はスピーディに話が展開。
内容は薄いが懐かしい感覚で鑑賞できた。
90年代の映画を観ているようで、まず目が疲れない。
CGが本当に少なかったイメージで、ロケーションは必要最低限の描写。
低予算だったんだろうなぁと感じた。
60年代の時代背景は個人的に好き。
イライザや、秘密(軍事)組織。半魚人と都市伝説好きにはワードも気になる作品でした。
受け容れる愛
言葉のない愛、求める愛ではなく、受け容れる愛。
水の形という題名の通りの愛。
描写はリアルで残酷でエロもグロもある。
でも「本当は怖いおとぎ話」みたいな嫌味さはなくて、
美しさの方が印象に残る。
何回も見たいとは思わない(グロが苦手で)けど、
ふとした時に蘇る美しい画でした。
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