シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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デルトロさん相変わらずエロと暴力描写がどぎついな〜と思う所もありま...
デルトロさん相変わらずエロと暴力描写がどぎついな〜と思う所もありましたが、嫌な奴を手を使わず尿をたす男が引き受けてくれて見やすかったww
緑にこだわった作りで、字幕まで緑で作品に合ってた。ミドリ色のケーキ‥食べたい。
確かに
たしかに、この空気感がいい。
1962年の設定で、濃いめの映像が素敵だ。
たしかに、彼女イライザは美人じゃないだろうね。
主人公の女優としてはね。でも心惹かれるものがある。
たしかに、半魚人、見にくいところはあった。
でも中盤からはなんとなくいとしいものが芽生える。
たしかに、イライザの同僚の黒人女性。
どこにでもいそうな善人のようだ。
たしかに、半魚人を連れてきた悪党官僚。
こんな風な一方的な人もいるよね。
たしかに、イライザの初老の絵描きの同居人。
夢が叶えられず彼らの逃亡に力を貸す。
みんなどこにでもいそうな登場人物たち。
でもストーリーはファンタジー。
ありそうな人たちの中で生まれた、あり得ない物語。
しゃべれない女と人間社会に置き去りにされた半魚人の
切なく純粋な恋。
たしかに、人間同士が信じにくい世の中だから、
こんなファンタジーが生きているのかな?
それにしても、彼女が悪党官僚に向かって、
「なんて卑怯なクソ野郎!」と手話したイライザ。
その凛とした姿がいまでも目に焼き付いている。
シェープオブウォーター
好みはハッキリ分かれそう。大人向けのおとぎ話。
【賛否両論チェック】
賛:孤独な2人がお互いに惹かれ合い、決断の末に辿っていく儚くも哀しい運命に、観ていてハラハラさせられる。映像美も見事。
否:雰囲気はかなり淡々と進むので、惹かれないと眠くなってしまいそう。ラブシーンやグロシーンもあり。
雰囲気としては、同じギレルモ・デル・トロ監督の「クリムゾン・ピーク」に近いような感じでしょうか。「完全大人向けのおとぎ話」といった印象です。
言葉を話せず、世間から一線を画してひっそりと生きているイライザと、故郷から連れてこられ、研究所で酷い扱いを受ける生物。一見異なるようで、実は似たような孤独を抱えた2つの魂が出逢い、やがてその喜びや悲しみを共有していく姿は、どこか切なくもあり、またどこか神々しくもあります。そんな2人の愛が果たしてどんな結末を迎えるのか、落ち着いた雰囲気の中にもハラハラさせられるものも感じさせます。
そのファンタジー独特の現実味のない世界観や、ラブシーンやグロシーンがある故の好みは分かれそうですが、気になった方は是非。
愛の輪郭
異質なる存在
美しい映画
知ることを恐れない
しばしば『人魚姫』の男女逆転版と紹介されている本作。だが、逆転しているのは男女間だけではない。逆転しているもう一つの要素はズバリ“言葉”だ。
人魚姫は人間の王子様に恋をし、足と引き換えに声を失うが、本作のヒロイン・イライザは半魚人を愛することで“言葉”を得る。言葉と言っても手話ではあるが、寡黙で控えめな彼女が物語が進むにつれて徐々にその発言力を増していく。とりわけ、悪役・ストリックランドに向けて中盤に発せられる言葉は、前半の彼女の振る舞いからは想像できないほど強い反発心をむき出しにする。
表向きはラブストーリーであるが、この作品の根底にあるのはコミュニケーションの大切だ。ストリックランドは半魚人に対してコミュニケーションを一切取ろうとしないのに対し、イライザは様々な手段で半魚人とコミュニケーションを交わそうとする。そして、その行為は彼女自身を解放し、やがて自らの存在を主張し、更には自分のあるべき姿を見出していくのである。
我々は知らない者を恐れることがある。その相手が何者なのか?どんな人なのか?と。この物語では、半魚人が一体何者なのかが問いかけられる。ストリックランドがラストに述べる言葉がその答を示しているのだとすれば、知ることを恐れなかったイライザと知ろうともしなかったストリックランドが迎えるが結末の違いは当然の結果と言える。
正直、アカデミー作品賞を勝ち獲るとは思っていなかったが、人種やセクシャル・マイノリティの差別や偏見と向き合うアメリカの今をファンタジーに置き換えた、デル・トロ監督にしか撮れない見事な一作である。
不思議な映画でした
雰囲気映画
何と言っても結構な頻度で挿入されるエログロがとにかく好みに合わない(特にグロ)。
R15要素を抜いても全く問題なかったと思うのだが。
ホラーを観に来たわけではないのに突然出てきて、不快で顔を背けざるを得ない場面が多かった。
話としてはご都合主義部分が多く、誰にも感情移入できないのでつまらない。
主要登場人物のはずの半魚人は影が薄いというかキャラ付けが薄く、主人公と半魚人のラブも私には響かなかった。
ラブストーリーだと思っていたがラブは添え物なのか?!と思ってしまった程。
また最近の流行りなのか、差別差別とあまりにくど過ぎてその割に表面的にしか描かれていないため逆に薄っぺらくなっていると感じた。
なんでもマイノリティーを出せば良いってものじゃない。
色んな要素がごちゃまぜで、音楽や映像美で力技で纏めた印象。
観ている途中は正直久しぶりにガッカリした映画だったが、
不思議とエンドロール後からティールがかった夢の中にいるような感覚が今も残る。
雰囲気は本当に良かった。
中途半端に詰め込まずもっとファンタジーに振り切った映画にして欲しかったというのが個人的な感想。
愛猫を残忍に食い殺されて!?
主人公2人が喋らないというのは不思議な感じでした。ほとんど予習をせ...
何と言っていいのかわからない
一流とB級は紙一重!?
作品紹介からはあまり惹かれるものがなかったが、2018年のアカデミー賞で作品賞ほかを受賞した作品ということで鑑賞。
アカデミー賞ではよくある話だが、なんだか不思議な作品。過去なのか未来なのか、リアルなのかファンタジーなのか分からなくなる。冒頭はおとぎ話の不思議の国のアリスみたい。
現代の人種差別やLGBT問題などを受けて、多様で寛容な世の中へ向けてのメッセージとも受け取れるが、ちょっと間違えば特撮モノのB級映画にも見られる。ストーリーにもそこまで深みがなかった印象。
なぜか耳に残っているセリフは、悪役ストリックランドの「トイレの前か後どちらで手を洗うかで男の品格が分かる。用を足した後に手を洗うやつは軟弱者だ」(うろ覚え)です。
水の中のファンタジー
人間の欲望vs真実の愛
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