シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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独創的で引き込まれる映画
世界観・ストーリー共に独創的で、つい何か引き込まれるような作品。
アバターを思わせる不思議な生き物のビジュアルも最初はちょっと不気味で怖く、気持ち悪い印象だが話が進むにつれて何だか可愛く見えてくる(笑
幼少期のトラウマで声が出せないイライザ役のサリー・ホーキンスもセリフの無い難しい役を見事に演じきったと思う。セリフが無いのにイライザの気持ちが喋ってるかのように伝わってきたし、劇中でもイライザのことをランドが「とびきり綺麗な訳ではないのに何故か引き込まれる」みたいなことを言ってたけど観客である自分でさえもその演技に引き込まれてしまってました。
そして自分がこの映画の予告編を観た時から頭に残ってたセリフとして「彼を助けなければ私たちも人間じゃないわ」というセリフがある。この言葉は人間の弱さを突いているようにも聞こえ、今まで・そしてこれからの人間の大きな課題でもあると感じた。
けっこう賛否両論な映画とは思うけど自分は良い映画だなと思いました。
完全にラブロマンスだと思ってて騙された…
事前の情報から、人と半魚人の種族を越えたラブストーリーなんだと思い込んで観に行って、何となく感じる違和感もスルーしてたら最後のネタばらしにまず顎が外れて後から色々思い当たってあああああああああああだまされたああああ!!!
…となりました。
たしかに、湯船の中ですることが日課って…?とか、首の傷が最初に映った時にエラみたいだと思ったりとか、色々ひっかかりポイントはあったのに……
事前の思い込みに加えて彼女を取り巻く人物たちや生い立ちなど様々なギミックが自然すぎて違和感を捉えきれないまま最後まで流されてしまいました。
つくづく、見終わった後にしみじみ思い返して答え合わせしたくなる1本でした。
ピカソ
ピカソの絵を見てるような映画でした。
素晴らしいんでしょうがあまり理解出来ませんでした。
ただ、このような映画は観たことがなかったので戸惑いながらも魅せられました。
2度は観ないと思いますが、2度と忘れない映画だと思います。
世界観が好き。どこかディズニーやティムバートンっぽい。でもアメリカ...
世界観が好き。どこかディズニーやティムバートンっぽい。でもアメリカ映画的な毒が効いている。ソ連とアメリカの関係性や、差別問題についても示唆しつつ世界観を壊していないのが面白い。ストーリーは意外性にあふれているまでとは言えないが、良い作品だった。
結局みんな「まとも」じゃない
画面の隅々まで、意味ありげなシーンの連続
何か意味があるんだろうけど、分からない事だらけ。
英語が解れば隠れたものにも気付くのかも?
みんな「まとも」じゃなくて、誰よりも「まとも」でいたかったストリックランド。
彼の家族は本当の家族だったのか?
ホイト元帥から充てがわれた家族だったのでは?
彼女は元々そうだったの?
自分には、到底行き着かないデルトロ監督の
境地を楽しみました。
愛は言葉じゃ表現できない!
主人公がどうして半魚人に恋に落ちたのか?どうして主人公と半魚人の意思がわかりあえるのか?
そこはハッキリせず突っ込みたくなる部分もあったけど、
恋とは単純な好奇心から始まり、なんとなく惹かれ、気づいたら追っかけていて、自分との共通点や相違点を見つけ、魅力に気づく。
人間らしい恋の落ち方が描かれていた。
言葉が通じなくても、目と心で通じ合える。
生き物とは何か、愛とは何か。
それぞれが守りたい物、それを思う気持ち。
色々な思いが詰まった作品!
映像も綺麗で、神秘的。
洋画ならではのスリルもある!
期待以上にすごく面白かった。
デルトロ監督のつくる世界観が素晴らしかった
周りと比べれば普通じゃない2人はお互いがお互いを美しいものだと分かる。
緑のモノ、普段扱われない女性の性、不完全なモノ、細かいところこだわってて良かった。
彼女の首の跡は何となくそうなるんじゃないかなと思ってた。
海に沈むシーンはパンフレットでみた!と思った
最後畳み掛けるように色々なことが起きて、
とても2時間で完結する感じじゃなかった
パシフィックリムから来ました!
2時間が悪い意味であっという間に感じました。
どの場面を思い返してもあまり心に刺さりません。
登場人物の心情を読み取ろうとしても急にコロッと変わってしまう印象がありつくづく違和感を感じました。ですが確かに美しい描写は沢山あり、さすがはアカデミー賞受賞作品と思う場面はいくつかありました。だけど...う〜ん...ちょっと...ねぇ...
「みんなが褒めるほど良いか!?」 これが私の観終わった瞬間の思いだ...
「みんなが褒めるほど良いか!?」
これが私の観終わった瞬間の思いだった。
はじまりの雰囲気とか好きだった
うん、
全体的に雰囲気すごく好きだった
ただ、「ん?」って思う点が多すぎた!!
あの生き物に対する情報が少なすぎて
薄っぺらく感じてしまう。
そんなすぐ好きになる!?
って思ってしまったなあ。
なんで好きになったのか、ストーリーなさすぎかなあ。。。
観賞後はイライラのみ
いつも参考にさせて頂いてる映画.comでの評価3.8とそこそこ高かったので観賞。
十年ぶりくらいの糞過ぎる映画に怒りを発散する為にわざわざレビュー登録するほど。
R+15指定もストーリーに関係ないアホ台詞とモーションを入れてるだけ。
ストーリーも類似作品と結末も同じ。
最初からハズレ感はあったけど、最初ハズレでも終盤に持ち直す作品もあるなか、今作のシェイプは終始糞内容。
音響は耳障りなほど良く出来てたので、ストーリーに入り込めれば良かったのだろうけど、内容が糞だったので、吐き気を催す音にしかならなかった。
口直しが必要になる。
美しさが光る
デル・トロ版美女と野獣…なのだが、他にも色々と似ている映画はあるらしい。プロットはある研究所の実験体に同情、恋してしまった人間がそれを逃がすという単純なものなので、さもありなん。
ではデル・トロならではの特色は何かというと、やはり鬱蒼とした雰囲気を持った画と展開、登場人物の心理描写、そしてモンスターのデザインだろうか。全体的に暗いからこそ、ここぞという場面で明るい感情が際立つ。それがいい。美しい。
美女と野獣の交流シーンはとことん明るい。明るいのだけど、雰囲気はどことなく暗い。そう感じるのは、研究所員たちの実験、会議シーンは逆にとことん暗く、野獣への心配が付きまとうからだろう。
常にこれから先どうなるのか?ハッピーエンドになりうるのか?と不安にさせる作りになっており、悦びに溢れたシーンが出てきても安心はできなかった。
ゆえに、ラストもハッピーエンドに見えはするのだが、パンズラビリンス同様、現実なのか?妄想なのか?それがわからない。しかし、幸せになっていてほしいと、美しいラストであったと、そう願う点は皆同じだろう。
パンズラビリンスが好きならきっと楽しめる…というのもちょっと違う。多分に別の要素が入っている。むしろ、デル・トロファンではない、初心者向けの映画であると思う。
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