「入り込めなかった」シェイプ・オブ・ウォーター こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
入り込めなかった
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監督が、美女と野獣で野獣が最後にイケメンになるのは
納得がいかないとインタビューに答えているのは、
私も同感なので期待して観に行きましたが。
美女と野獣の場合は、まだ見た目が野獣であっても、
中身は人間なので、知的な交流や理解があった。
そこに愛情が生まれたとしてもそれほど疑問は感じなかった。
しかし、この映画では、いくら多少の言葉理解力があるとはいえ。
あの程度では犬や猫が人間の言ってることを多少理解してるレベルでは?
明言はされていないけれどもヒロインも同種では?という
匂わせがあるので、言葉が無くても通じ合えるって
言いたいのかもしれないけれど、だとしたらそれをもっと
全面に出してもらわないと、ペットを性欲処理の対象にしちゃった感があって
違和感もだけどまず気色悪く感じてしまった。
もう少し半魚人が人間的交流ができる相手であったら、
声の出ないヒロインが自分の気持ちを歌い上げるイメージ場面が
とてもいい場面に思えただろうと残念。
画面はきれいだし曲も良いのにもったいない。
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