「機内上映。」シェイプ・オブ・ウォーター スベスベマンジュウガニさんの映画レビュー(感想・評価)
機内上映。
パンズラビリンスでは鮮烈なイメージを受けたのに対して、今回の人魚のフォルムに関してはやや既視感を感じた。
監督のセンスで成立していた絶妙な世界観のバランスが、王道のストーリーにはめこんだために崩れてしまったような印象。
美しいものは美しいのだと本当に信じているのも伝わってくるのだけど、同時に社会的弱者は疎外されている弱者に寄り添って幸せを見つけるのだというような別の見え方もしてしまった。
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