「ギレルモ監督の怪獣への愛 !」シェイプ・オブ・ウォーター Evaさんの映画レビュー(感想・評価)
ギレルモ監督の怪獣への愛 !
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見終わってどんなレビューがあるかなと思ってみたら「アカデミー賞とのギャップ」問題が多々…というかほぼでびっくりしました。
個人的には作曲家の方が好きで、興味があって観たけれど、音楽と映画の雰囲気がぴったり噛み合ってものすごく素敵でした。
ギレルモ監督の「どうして美女と野獣は人間になっちゃうの!!」という疑問と、小さい頃からの怪獣大好きっ子だったそのエピソードがぎゅっとこの映画に詰めたのかなぁと思ったり。
ダグ・ジョーンズの演技がとにかく凄かったです。CG技術もすごく発達している中での「彼」の役を人が演じたというのはある意味監督が小さい頃から大好きなウルトラマンなどの、特撮映画への愛なのかなと思いました。
野獣は人間にならなくていいじゃない!っていう概念から、プリンセス側を自分の世界に引き連れて行く野獣がたしかに今までにない展開ですごく好きです!
自分的には音楽も色彩も雰囲気も一体となっていて、水の中で光のスジを見ているような、ただよっているような心地よい印象の映画でした。
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