スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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大河ドラマ「宇宙大戦争」の完結
私は一作目からリアルタイムでシリーズを見ている。70年代後半の映画雑誌には近々公開予定の作品として二番手三番手扱いで「宇宙大戦争」と紹介されていた。
一作目は「2001年宇宙の旅」や「未知との遭遇」と比べてしまい、特撮やデザインに良い印象は無かった、オープニング以外は。その圧倒的なオープニング映像はその後のSF映画に多大な影響を与えたね。
今でもそうなんだけど、二作目はシリーズ最高傑作だと思っている。次は「ローグ・ワン」かな。この二作は好きだな。
ディズニー映画となったシリーズには見る価値はないかなと思っているが、次こそはと見続けたが結局何だかなぁ〜、が正直な気持ち。悪くは無い、だけ。そうなんだよ、お勧め出来るほどでは無いんだ。
ただ、BB2は可愛い。
フォースとは、ジェダイとは
一番ぐっときたのは「血よりも濃いものがある」というセリフ。
「血より濃いものはない」「血に勝るものはない」とはよく言ったものだけど
「家族」という定義自体が、揺らいでいるというか、広範なくくりになりはじめているというか…血の繋がりだけで解決できないことが増えつつある、このご時世。
皆それぞれ色んな事情を抱えているものだけど、この言葉で救われたひとは多いんじゃないかな。違うかな…。私は何だか嬉しかったんですが。
今回の映画で改めて、ジェダイとは、フォースとは、暗黒面とは、が少しわかった気がする。
宇宙というものは、バランスが命である(もちろん地球もそうだと思う)。そのバランスが崩れてしまうと、暗黒面への入り口がぱかっと口をあけて、ジェダイを飲み込もうとする。
そして、「お前は見捨てられた」「独りぼっちだ」「誰も助けには来ないんだ」とささやく。自分は孤独だと思わせるのが、やつらのやり方である。
そこで、自分を想ってくれるひとが、仲間がいることに気がつけるかどうか?
ジェダイの宿命は自身の心との戦いだそうだ。
何だか、他人事に思えないのだ。人間とは皆、ジェダイなのだろうか。
これがスターウォーズってやつか
スターウォーズシリーズを未見の状態での興味本位で今作の視聴。
最近のSF作品とは違うアナログ感やちょいダサなデザインが人気の理由の一つなのだろう。自分には少し合わなかったけど。
ストーリーの方も単純明快。本当にこれが壮大な物語の最後で良いのかと思ってしまうほど。
主人公や男の子の出生の話が物語の縦軸になっているように見えたけど、そこも想像しやすい内容で、小さい子供にも分かりやすく観られるように作られているなという感じだった。
一つの作品として惜しいと思うのは、ラスボスと戦う場面、もうひと展開あったら盛り上がっただろうなという印象。
とりあえず他の作品も観てみて再度この作品を観たら違って観えることに期待してみよう。
1作目から観続けた以上
最後を見届けなければ!
やっと観に行けました。
『まあまあ上手くまとめて完結させてくれてありがとう』
それしかないね。
細々とほじくってアレコレ言うのは野暮ってもの、
この映画が切り開き多くのファンを魅了してきた世界観に感謝します。
終わってしまった
まぁよかよか。
2020-3
とりあえずお疲れ!
(以下、いつも以上にうっすーいレビューになります。)
SWはep1〜6が好きすぎて、、、
ep1は人生で初めて映画館で見た映画。
人生で初めて、映画で泣いて、
数日間ジェダイのふりして過ごした。
だから新三部作は、受け入れられなかった。これはアバターとFFですか?と。お金儲けに巻き込まないで!と。
いやもちろん興行収入や新たなファン獲得は大事ですが、あまりにもルーカスのスターウォーズを失ってしまった気がして、、、。
ep9、よく持ち直しましたね。
レイの出自やカイロの運命など、なんとなく物語が進むうちに予想できてしまいましたが、それでも考えうる選択肢の中で一番いいのを集めて作ったって気がする。
私がイマイチ乗れてないのは、単純にep1〜6までが好きすぎて、新しいキャラクターに取ってつけて生まれた感を、未だ拭えずにいるアホだからです。早く受け入れなよと自分でも思います。
だってep6の終わり方が素晴らしすぎて、あれは超えられないんだもん。
長い間、夢を見させてくれてありがとうございました!
あ、レイでもカイロでもウルヴァリンでもいいから、私の怪我治して😭😭あ、ウルヴァリンは自分しか治せないっけ、、、
終わりました。
忘れたくないふたりの葛藤と答え
スターウォーズはep1〜3の世代です。
アナキンの冒険にわくわくして
悪の道にそまったアナキンにとまどって
そのままスターウォーズに対してもやもやしたままep7からまた三部作に出会わせてもらいました。
そこでやっとスターウォーズが主題とする家族とか悪への衝動が分かり始めました。
だから私のスターウォーズはレイとカイロ・レンたちの物語です。
今回のふたりの決断は、私のこれからにとってとても勇気付けられるものだったし
ルークやレイア、ハン・ソロたちの葛藤は両親を思わせて、はっと気付かされることもあったり
ああ、スターウォーズっていいなぁと思いました。
ちなみに前回のep8のレビューでスターウォーズファンの方々の反応をたくさん見させていただいたんですけど
私のなかでep8はスターウォーズの人間的葛藤を理解する上で本当に大事な話だったので
ep8が刺さった人間がここにぽつんといたりします。
今となっては当たり前に・・・・
IMAX-3Dで鑑賞
古豪SF傑作シリーズのラストと言うことですが、ストーリーとしてのコンセプトは感じられました。最終的には意味を持ってフォースが受け継がれるという事と理解しました。ストーリー的には無難にまとまった様に感じ、余り突っ込みを入れたくなるところはありませんが、余りサプライズもなく、ある意味これで終幕にして正解のように思えます。
一番感じた事は、第一作目から何十年なのでしょうか? 当時は映像もアイテムもSFの最先端を走って斬新だったのでしょうが、今となっては当たり前の映像、アイテムなどになってしまい、全般を通して心が躍り、目を見張るところは姿を消してしまった様に感じました。
唯一、IMAX3Dで見られたことが救いでした。
だからと言って、この何十年続いたシリーズは素晴らしかったと思います。個人的にはエピソード1.2.3が一番好きですね。
願わくば是非ともこの映画のフォースの様に、今後、この映画の様な志しを受け継いでくれる血湧き肉、そして心躍る映画が誕生する事を映画ファンとしては願ってやみません。(最近皆無です。)
終わり良しということでしょうか
壮大過ぎた物語
歳のせいか?前作までの記憶が曖昧な上、あまりにも大量なキャラクターの数、おまけに居眠りまでしてしまいなんとなく観てしまいましたが、戦闘シーンが多かった印象と結末は良かったんじゃなかったかな?と言うのが観終わった感想です。
全9話を振り返ると、初期三部作に比べるとシリアス度が高く、俳優もキャラクターに食われ存在感の薄かったのが平成以降の「スターウォーズ」だった様な気がします。
結局、ダースベイダーやハンソロを演じたハリソン・フォードを越える程のキャラクターや俳優を排出できなかったのが残念です。
二十代に初めて観て、巨大な船体が画面いっぱいに横切る映像に驚愕してから完結までの約40年はあまりに長過ぎました。特にマニアでない私にとって、初期三部作以降は絶妙なタイミングのオープニングとエンドロールの高揚感だけを楽しむための「スターウォーズ」シリーズだった様な気がします。一番偉大だったのはテーマ曲だったという事でしょうか?
とは言え、その後のSFファンタジー映画の礎を作り、多くの映像技術に革命をもたらしたシリーズにようやく完結が訪れた事に祝福を送りたい気持ちです。そして、今後ディズニーの商業主義に乗って「続々~」などとならないことを祈りたいと思います。
タイトルが「スカイウォーカーはつらいよ」なら納得していた
エピソード7を見たときから既視感がありましたが、8,9とストーリーが進んでもエピソード4〜6と同じような展開で寅さんかよ!と突っ込みたくなりました。そういえばルークもハンも放浪の旅に出てしまってたし。
いっそ邦題をスターウォーズじゃなく「スカイウォーカーはつらいよ」とかにすればよかったのに。
渥美清さんが生きておられたらルーク役に、カイロレンは吉岡 秀隆さん、レイア姫は倍賞千恵子さん、ハンソロは前田吟さんで。パルパティーン皇帝はタコ社長と言ったところですかね?是非それで見てみたいです。
そういえば、男はつらいよの新作みましたが寅さん(=ルーク)は行方不明という設定、満男(=カイロレン)は仕事に行き詰まってダークサイドに落ちかけて父親(=ハンソロ)と言い合いしてたし、タコ社長(=皇帝)の工場(=帝国)は潰れてなくなったりしてた。
同じジャンルの映画なら男はつらいよの新作の方が面白かったです。
ディズニーはパロディ映画作るならもう少しギャグを入れて明るい雰囲気にした方が良かったと思います。スペースボールとかを参考にしてほしいです。
いきなりパルパティーン皇帝が復活する展開は笑ってしまいました。ギャグが面白かったのはそれくらいで後は生真面目にストーリーが進んでいきます。
ストーリーがどれくらい同じか気になったので下でエピソード4〜6と7〜9を一緒に説明してみました。
スターウォーズのストーリー紹介
エピソード4(もしくは7)
自分の正体を知らない貧しい主人公はふとしたことから悪の帝国が血眼で探しているドロイドと出会い、戦争に巻き込まれ故郷を追われ旅に出て反乱勢力と出会う。その途中でかつての英雄オビワンケノービ(ハンソロ)に出会い、師と仰ぐようになる。
しかし、旅の最中に師と仰いでいたオビワン(ハンソロ)は敵の司令官ダースベイダー(カイロレン)と対峙し命を落とす。
また、敵は惑星を破壊する強大な武器を所有しており、銀河を恐怖に陥れていた。反乱軍は力を合わせて攻撃を加え、最終的に破壊する。
ダースベイダー(カイロレン)は辛くも生き延びて復活を誓う。
主人公は師を失ったことによって自分の使命を認識するのであった。
エピソード5,6(もしくは8,9)
帝国との戦争は激化していて反乱軍は苦戦を強いられていた。反乱軍は帝国と全面対決をするが敗退し、宇宙に逃げ出していた。
主人公は自らの使命を果たすためかつてのジェダイの英雄ヨーダ(ルークスカイウォーカー)に出会う。最初は修行を拒まれるが最終的には受け入れられ、修行を受ける。
修行の過程で、主人公はダークサイドに触れ、闇の誘惑は常に自分の周りにあり、いつでもダークサイドに陥る可能性があることを知る。
一方の反乱軍は帝国から必死に逃げるが、主人公の友ハンソロら(フィンら)が捕まってしまう。主人公は友を助けるため修行の途中でマスターのもとを去る。
その後、主人公はダースベイダー(カイロレン)から自分の出生について衝撃の事実を知る。
にわかには受け入れ難い事実に再度マスターのもとを訪れる主人公。真実を知り、自分の使命は悪を倒すこと、ダースベイダー(カイロレン)を改心させることだと認識する。
敵の黒幕はパルパティーン皇帝であった。単身敵陣地に乗り込む主人公。仲間が攻撃され死にゆく様を見せつける皇帝。怒りを解き放ち自分を殺すことによってより力を得るとダークサイドに誘惑するが主人公はこれを拒み、改心したダースベイダー(カイロレン)とともに皇帝を打ち倒す。
こうして、銀河系に平和が訪れたのであった。
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