スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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ダメなものはやっぱりダメ
前作でのワープ特攻など、世界観をメチャクチャにした本シリーズですが、
やはり、一度狂った歯車は元にはもどりません。
晩節を汚すとはこのこと。
ほんと、JJたちには夢を壊されました。
素直に楽しめた
スターウォーズ完結編という事ですが、歴代のキャラクター総出演みたいな感じでファンには凄くゾクゾクする演出が沢山ありましたし、やはり迫力が凄いので映画館で見るべき物だなと思います。
前作はあまり面白くなかったので少し心配でしたけど、杞憂でした。
パロディが多いような気がしますが、ファンサービスという事で(*´∀`*)
JJ良くここまで、、
まとめてくれました!
8で失われた過去作のレガシーを見事に復活させてくれたその手腕にただ、ただ感服しました。
8の内容を絶妙に薄めながら、スカイウォーカーサーガを綺麗に終わらせてくれました。
監督に感謝しかありません。
往年のスターウォーズファンですが、大変良かったと思います!
スターウォーズの完結作という事なので、当然賛否両論起こりますが、EP4をリアルタイムに観た世代ですが、三部作以外で久しぶりスターウォーズらしくワクワク楽しめた作品でした!
こんなもんですか?
全く面白くありませんでした。この自称シリーズ完結篇。EP8のツケを払わされたことは理解できますが、最初から最後まで行き当たりバッタリ感に満ち溢れています。キチンと練って作ったモノを出すべきでしょう。ゴチャゴチャ見せているだけ、これが練った中身ですか? EP7〜9はスケジュール優先かつ、担当監督?の感性優先?。シークエルというよりは、船頭多くして船、山に登るをガチでやったシリーズの様ですね。迷走。数年前の、スペインの教会のキリストの壁画修復を依頼したら別の画になった、というニュースを思い出しましたよ。アレと同じ。上書きされた別物です。出来が悪過ぎ。過去のシリーズに付け加えるのは権利を持った方の勝手ですが、歴史的名画の横に素人の絵を並べる行為と同じですよ。笑われることを狙っているなら別ですが。
終わった…堪能した…
(以下、スターウォーズをSWと省略しています)
1978年夏、スクリーンの左上隅から現れた宇宙船が、スクリーンを覆い尽くし、それでもなお船の全貌を見通せない...多くの人に言い尽くされたことかも知れないが、「巨大」ということをこんなにストレートに伝えてくれる映画は初めての経験だった。自分はもとより、多くの人か、冒頭のこの描写だけでSW4にやられたのではないだろうか。その上、めくるめく宇宙活劇のラスト。若きルーク絶対絶命のまさにその瞬間、「十分に稼がせてもらった。ここでさらば」と先ほど冷たく別れたはずのハンソロが、「ホッホーイ」という掛け声とともに上空から急降下で現れる! いや、18歳の少年に、それ、反則ですって。もう、誰でもハンソロのファンになってしまいますがな。さすが、宇宙西部劇って言われるだけのことはある!(俺の中では、誉め言葉)
「今後、1年半に一作ずつ作るSW9作が、完結するのは、SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』の舞台である2001年!」今となっては誰が言ったのかもよくわからないこのコメントは、待つことを含めてSWの楽しさとなり、そうして過ごした3作の充実の後、まさかの公開スピードダウン。1983年のSW6から、待つこと16年、1999年公開のSW1は、当初の予想とは大きく異なり、6歳の息子と観ることになった。親子二代でツボにはまった経歴は、再び楽しかった。
こんなSWとのつきあいも、とうとう最終回。SW9を観ました。
感想は、最後にオーソドックスなSWを観た、かな。さらに、ルークはヨーダに習った通りにXウィングを水中から引き揚げるし、SW1のポッドレースを彷彿させるカーチェイスもあるし、諦めかけた危機一髪で昔の彼女が救いにくるのはSW4でのハンソロばりだし、最後は、全ての始まりだった砂の惑星タトゥイーン、と歴史の長いファンには、なかなかたまらないシーンのオンパレード。
自分は楽しかったし、SW8からよくぞここまで持ち直した、と感心もしきり。
若き時代を盛り上げてくれたシリーズ4-6、父親としてみてきた2005年までのシリーズ1-3、そしてまた10年の時を経て俺の壮年時代をを楽しませてくれた2015年からのこのシリーズ7-9。自分が勝手に想像していた話とはやや違う方向に流れ、もはや以前ほど熱狂することもなくなったものの、SWと聞くとやはり血が騒ぐ。今回のSW9を見る直前に書き始めたこのレビュー。冒頭部分を書いてるうちに、18歳だった頃のように、胸がドキドキして来たばかりか、目頭が熱くなってきたのは、やはり俺もフリークのひとりなんだろう。
ああ、終わった。俺の一つの青春よ、さようなら。
観たのが夜時間ということもあってか、客の年齢層は高かった。寂しい気持ちもするが、「スカイウォーカーの夜明け」は「SWの落陽」だったように思えた。
自分が想像していたのとは少し違ったが、9作作り上げてくれたこと。そして、それを全て観たこと。いずれもちょっとした感動だなあ。このシリーズを始めてくれて、ほんとにありがとう、ジョージルーカス!
さあ、これからみんなのレビューを、たっぷり堪能してこよっと!
-----2020/1/12追記------
自分だったら…勝手な想像。今回SW完結なので、自分が感じてきたことを書いてみよう。
ルーク(4-6)は最初からいい子。いい子がライトサイドで修行。SWの最初のシリーズとして、この展開はよかった。いい子が修行して育つ姿、仲間ができていく喜び、そういう「希望」が4-6の真骨頂だった。
父アナキン(1-3)は、1でのポッドレースが秀逸、一気に引き込まれた。アナキンはジェダイとして順調に成長した後、ライトサイドからダークサイドへ転落。しかし最後の最後には、親子の愛に従う(SW6)。
アナキンがダークサイドに落ちるきっかけは、"ジェダイには、男女の愛は許さない" というわけのわからないルールのせいだった(カソリックの牧師か?)。ジェダイはその後全滅し、ルークの頃にはほぼいないので、この(意味がわからない)ルールも無事に消滅していたようだ。
自分が思い描いていた最後のシリーズの主人公は、以下の通り。主人公は、ルークは知らずに済んだ、"ダークサイドの誘惑" に負けてダークサイドにいったん落ちるが、克服してライトサイドに帰る。その経緯の中で、主人公は、ライトサイド、ダークサイドが、決して二者択一ではないことに気づく。両者は常に対立しているように見えるが、実はお互いに切磋琢磨しながら、人類をより高い領域に引き上げる役割を持っていた、といった感じのストーリー。アナキンは、親子の愛でダークサイドを「ぬけた」が、7-9の主人公は、ダークサイドとライトサイドの「統合」を実現し大団円となる。
...まあ、こんな流れは、誰でも考えつくし、実際にSW9も、フォースの統合がなされている。ただ、7-9の話の流れでは、「統合したと言っても、これじゃ、やっつけだ」と言われても仕方ないところ。
7-9の主人公には3作でこんな流れを見せてほしい。
⑦ルーク同様に、主人公が、仲間とフォースを得て共和国を再興する姿。
⑧主人公は、共和国をさらに安定させるため、フォースの道を究め、全体も個々も含めた幸せといった「理想だが辿り着けなそうな姿」を求め続ける。ところがその結果、熱心だからこその、「何らかの理由」でダークサイドに陥る姿とその恐ろしさ。(残念ながら、自分の頭では「何らかの理由」を具体的に描くことは、できていない。ただ、陥る決め手は、是非とも、亡きはずのベイダーからの、主人公を認める言葉と誘いであってほしい。ラストで、このベイダーは、実はシス側によるなりすましだったと判明する、とかあったら面白くないかな)
⑨ダークサイド支配で安定している宇宙だが、主人公のかっての友人たちは、レジスタンス活動を細々と続けている。そこに自由を求める若者たちが集まってくる。彼等と主人公の対決、そして「何らかの形」での解決・昇華・大団円。(これも残念ながら、自分の頭では「何らかの形」を具体的に描くことは、今回もできなかった。ただ、きっかけは、アナキン、ヨーダ、オビワン、若きルーク(年齢を重ねたルークは、俺にはなんかはまらないんだよなぁ…)からの語りかけであってほしい。4のレイアのようにR2D2が投影してくれたら、俺は泣くな)
ああ、こんな話をいつか観ることができたら楽しいだろうなあ。自分じゃ作ることはできないってこともわかった。思いつかないんだもん… やっぱ、映画作ってる人たちって、すごいわ。そんなことを考えながら、眠ることにします。おやすみなさい…
-------2020/1/15追記
俺の中での各登場人物の立ち位置を備忘のために記す。
<ルーク>
言わずと知れた4-6の主人公!
彼の成長物語こそが4-6の真骨頂。ただ、自分の中でのルークはそこまで。フォースを身につけだが、ヨーダやオビワンを凌ぐまでには至らず(あくまで個人の感想ね)…だから7-9でのマスタールーク?にはめちゃくちゃ違和感。マークハミルの歳のとり方も、失礼ながらマスターではないでしょ、と思ってる。ダークサイドに落ちたらぴったりという風貌と感じてる。4-6の成功の陰に、オビワン=アレックギネスの登用があると思う。オビワンが威厳を、ヨーダが超人性を体現した。ルークじゃ…マークハミルの良さは無垢であり、若さだったと思う。
<ハンソロ>
自分の中で4-6のヒーローはなんといっても彼!主人公ではないが、主人公を食う助演。彼無くして、SW 4-6シリーズの爽快さと人情味は、なかった!
ルークの若さと無垢に対応するように、彼の(オビワンの威厳とはまた違う)大人=人生経験から来るしたたかさ、がうまく演じられたから、壮大な4の人情劇が完成したんだと思う。
こんな風に感じている自分なので、「若きハンソロ」は、傑作。逆に、のめり込み過ぎているのか、あの作品への批判がピンと来ない。
7-9でも、もちろんハンソロを観たいと思った。ただ、 4-6の頃同様に、法律の境目のような所を生きている彼なのか、はたまた180度転換して、共和国の精神的支柱となっている彼なのか、その点を7-9のハンソロは中途半端にしか描けなかったので、魅力を出せなかった感じはする。
<レイア>
彼女は… 姫、なんだろうな。ルークに助けを求めることで、ストーリーを開始する。(時代を感じるなあ、女性が助けを求め、男性が助ける、か。ま、あの頃は、それが当たり前と思っていたので、大目に見てください)
闘いにも参加する彼女を見て「わあ、かっこいい!」と惚れる。あらためて見れば、顔は皆が言う通りなので、アクションする姫、という存在に惚れてたんだろうな。
そういう点で、7-9で共和国を率いていることに違和感はない。
父と子の対立という4-6の構図に対応させて、7-9で母と子の対立という構図を作ったことも面白い。ただ、演技力豊かに悩むベンの姿が、(比較的単純な)冒険活劇を期待して来る俺たち観客に、どう写ったか。このあたりが、7-9の評価が、映画の重みや演技力を評価する批評家と、冒険活劇とちょっとした感動を期待する観客での評価差に現れているように思う。どっちも正しい。俺は、SWはファンが言うほど深遠な作品ではないと思っている。活劇に、ちょっとした人情噺がくっついているからこそ、その部分が際立って印象的に感じられるのだと思う。そして、それこそがSWの魅力なんだと思う。
<アナキン(ダースベイダー)>
3で誕生し、4-6を、冷徹なる悪役として取り仕切った、偉大なる存在。彼の圧倒的な強さ(強く見える外観・物腰・声あってこそのSW!
それだけの存在だからこそ、何故どのように彼が誕生したのか、だけを知る目的で、1-3という3作も観続けて、それに納得したのだ。
彼が偉大すぎた故に、それに匹敵する存在を作り出せなかった7-9は厳しかったと感じる。無理言うなって話だけどね。
幼き彼は、快活そのもの。若き彼は、熱心・情熱。それだからこその転落。そこには、なんか納得できる流れがあった。
しかし、前にも書いたが、愛は御法度というルールは一体なんだったのだろう?あはは。(それがあるから、このストーリーが成り立っているんだけれどね)
<パドメ>
SWシリーズ唯一の美人(私見です。ごめんなさい、他の女性陣)
だから、彼女とアナキンの恋はすんなり入ってきた。(この意見、セクハラだな)
<オビワン>
4-6では、ジェダイの威厳と落ち着きを若きルークに伝え、7-9では、アナキンと共に冒険活劇の中心を担う、といった大活躍。実は、もう一人の主人公だったんじゃないか、と今になって思うくらい重要な人物!
オビワン、ヨーダという、成熟し安定した(落ち着きのある)、深慮なるジェダイマスター達と、アナキンやルークという、未熟で発展途上な、活動的な(変化したがりな)ジェダイ未満達という関係も、SWシリーズの魅力なのだろうな。若き俺たちは、若いからこそ、未熟なルークの成長に、自分を重ねたのだろう。それでいて、憧れるのはハンソロなわけだ。
終わりに
7-9では、SWがルークとレイアの物語として描かれているけれど、自分の中ではそうではないんだと思う。まあ、マークハミルの歳のとり方が自分のイメージに合わなかったってだけかもしれない。別の俳優使っていたら、また全然違ったこと言ってるかも。
(ずるいけど、観客の特権だから…)
おしまい。
虚無
特に何も残りませんな。
映像は凄かったんでしょうが
見終わって何もないっす。
最終決戦感もないっす。
以上でいいかな?
しかし弱点のンタマぶらさげてる戦艦ってなんなの(^^;)帝国ってあんなゴミだったっけ?
遅れてくるやつらとか相変わらずの展開ばかりだった気がします。
ヤツがまさか消えるとは思わなかった。
まぁあんな寝ぼけた面に主人公されてもそれはそれで困るけど。
まったく迷惑なヤローだった。
スターウォーズはただのSFじゃない!!
スターウォーズ、スカイウォーカーシリーズの最後を飾るのに素晴らしい出来映えの映画です!
映像がキレイなのはもちろんのこと、迫力がものすごいので、絶対に映画館で観るべき映画です。小さい画面ではもったいない!
一部、脚本にはダメ出しをしているレビューを見かけますが、これ以上おもしろい納得できる脚本が果たして書けるのか?と思ってしまいます。それくらいおもしろいです!
終わってしまうのが惜しいくらい最後の最後まで楽しめました。スターウォーズ最高!!!
星が少しでも残ってよかった
とうとう終わった。そんな印象だ。
数十年前から始まった宇宙規模の戦争と超能力親子の話はついに完結だ。
圧倒的な発想力で次々と見たことない魅力的なキャラクターを作り出し、世界中を熱狂させたスターウォーズシリーズには敬意しかない。
ヨーダが「やってみるではない、やるのだ」と言った時は震えたもんだ。
星も壊されまくったけど、ウーキー族も生き残れてよかった。
今後の平和を祈るばかりだ。ポーグのために。
新シリーズ全体構想の不在が失敗の原因では?
A まず3部作の全体的なストーリーラインを決めておいて各作品を作ったわけではなく、各監督に任せた旨を何かで読んだ。
B エピソード7ー9の3部作&2つのスピンオフ(ローグワンとハンソロ)の計5作品のうち、9とハンソロは製作途中で監督の交代があった。
このAとBを前提に、本作についての感想。
本作とエピソード8の差(というか乖離)から、8を批判するコメントが多く見られるが、私はそれには賛成しない。
8の挑戦(「フォースの新たな機能」とか「フォースの民主化」とか「スノークの早すぎる死」とか)は、マンネリになりがちなシリーズ物において、リスクをとった挑戦であり、概ね成功だったと思う。なので、作品全体としてとても良く、シリーズ全体としても、トップ3に入る出来だと思う。(ダメなところは、「ハイパードライブ・カミカゼ」が強すぎなコトだけ)
なので、私の本作の違和感は、そうした8の前提をひっくり返し、「あれれ?前言ってたことと違うじゃん」という展開を見せる。
だが、そもそも、全体構想を決めず、各監督に任せる方針をとった制作陣のやり方がマズかったのではないだろうか。
8がマズければ、制作の早い段階(脚本の草稿とか)で、9やハンソロのように、監督(or脚本)を交代させれば良かった。
そうしなかったのは、いろんな理由があるとしても、結局「最高責任者である、製作者(キャスリーン・ケネディ)が承認した」ということになる。
そこを抜きにして、8のライアン・ジョンソンを責めるのは酷だと思う。彼は与えられた条件で最高の作品を作った、と思う。
こうした全体構想の不在は、「アベンジャーズ エンドゲーム」と見比べると如実に現れる。
「アベンジャーズ」では、過去10年、20本以上の作品から、細かな伏線を回収しつつ、最高のラストを見せた。それぞれの作品は個性的な監督によって作られていたにも関わらず。
どちらのシリーズもディズニー制作にも関わらず、この差が本作の不評の原因ではないだろうか?
エピソード1ー3がルーカスの「暴走」が不評の原因であるとすれば、
エピソード7ー9は制作陣の「迷走」が原因では。
この迷走は、今後のドラマシリーズでも繰り返されるのを危惧している。
(始まったばかりだが「マンダロリアン」のスタートは順調とは言えない様子)
鳥肌
新三作部は評価が別れていますが私はうまくまとめてくれたと思います。また、終盤の戦闘シーンでミニレアムファルコンが登場したり、味方の船の数には鳥肌が凄かったです。今までの作品の気持ちが感じとることができました。
新三部作はスターウォーズではない
新三部作はスターウォーズではない。これは一つ一つの作品は単体で観れば悪くない。(少なくとも損をしたとまでは思わない)
ただスターウォーズというシリーズには一緒に入って欲しくない。すでに終わった物語を何の計画もなく始めてしまって、「新三部作」と言いながらも結局血縁の話に過ぎず、敵も使い回し。
せめて主人公はメインのキャラとは何の血縁関係もないほうがよかった。そこまでして旧作を引き継ぐからにはルーカスにも、協力を仰いで時間がかかっても協議してちゃんと終わりまで大筋の話まで考えて欲しかった。
あまりにも大雑把すぎる。必然性がなさすぎる。スターウォーズのパロディ映画を見せられてた気分になる。
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