スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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終盤の出来映えが素晴らしい最終作
最終作に相応しい作品だった。42年間、観続けた甲斐があった。観終わって、そういう感慨に浸ることができた。本作は、悪と善の闘いを軸に、そこに、運命、愛憎、家族、友情、絆、血縁など、古典的ではあるが普遍的なテーマを織り込んだ渾身作である。
ルーク・スカイウォーカーからフォースを受け継いだレイはフォースの更なる修行と、仲間達とともにレジスタンスとして戦う日々に明け暮れていた。一方、カイロ・レンは、ダースベーダの意志を受け継ぎ、新帝国樹立のための足場固めを着々と進めていた。そんな二人の前に、全く予想しなかった巨悪が現れる。レンの野望は、巨悪の登場で現実のものになろうとしていた。新帝国誕生を阻止すべく、圧倒的な劣勢のなかでレジスタンス軍は奮闘するが・・・。
圧倒的な力を持つ悪、劣勢を知力と絆で挽回する善という構図は、シリーズを通して変わることはないが、レイの存在感が際立っている。エピソード7、8、9と、回を重ねる度に成長している。演じるレイジー・リドリーの演者としての成長と重なっている。特に目の表情が素晴らしい。闘っている時の鋭い眼光は戦士と呼ぶに相応しい。強く逞しくなったが、悩み続けている。自分を掴み切れていない。それでもなお、彼女は周りに助けられながら、前に進んでいく。闘っていく。それは、彼女の自分探しの闘いと重なっていて、作品に深みが出ている。
何と言っても終盤が出色の出来である。戦士それぞれの運命を背負いながら繰り広げられる悪と善との攻防戦。特に、悪と善のフォースの闘いに凄味がある。動きは極力排除し、演者達の火花散る様な演技力の応酬になっている。台詞の一つ一つが意味深く、胸に響く。心が揺り動かされる。
ラストシーン。最終作のラストとしては淡白であるが、第一作のサブタイトルNEW HOPEのように常に希望を繋いできたシリーズとして申し分ない幕切れである。
最後に惜別の想いを込めて。スターウォーズ、42年間ありがとう。
フィナーレ
ド力技で丸め込んだ大団円(仮)
死んだはずのシスの暗黒卿パルパティーン復活の凶報に震撼する銀河系を舞台に、ファーストオーダーの最高指揮者となったカイロレン、亡きルークスカイウォーカーの実妹レイアオーガナの元でジェダイの修行を積んだレイが三度相見える姿を描いたスターウォーズシリーズ第9作、新3部作の最終章にして、40年の年月を誇るスカイウォーカー家の歴史の幕引きとなる作品。
違和感だらけだった『最後のジェダイ』の続編にあたる今作は、ラスボスにまさかのパルパティーン復活というまたもや旧三部作のキャストにスポットを当てた起用で最終局面に向け一気に突き進むスピード感はあったものの、新たな惑星名やアイテム名以外真新しい展開がないように感じてしまった。
しかし決してラスボスの為だけに起用されたわけでないパルパティーンの存在でついに明かされたレイの出生や底知れないファースの秘密などなるほどなと感じる点はあった
散々引っ張といてそこなのかいっ!感とレイの出生に関してキッパリと発言した前作は何だったんだ感は否めなかったが笑。
またついにライトサイドに戻ったカイロレンが単身でパルパティーンの元に乗り込んだレイを助けに来る件や瀕死のレイの元に届いた先代ジェダイらの声(ちゃんと過去の俳優陣の声なのはすごい)と二刀流ライトセーバー遣いなどの少年漫画よろしくの熱い展開に興奮する一方、たとえそういう意図はなかったにしてもレイとレンのキスシーンにどこか違和感を感じた。
全9作を「スカイウォーカーサーガ」と銘打ち大団円を迎えたが、続くスピンオフシリーズも同様に過去のある一時期を描いたりとスカイウォーカー家との関連性は切っても切れないような気もする。
大前提にあるフォースやジェダイなとを完全に切り離さない限りはいつまでもシリーズの焼き直しに感じてしまうのは今後の課題となりそう(誰)
散々上げたり下げたりしたが、より一層チート化したフォースの汎用性の高さ(ライトセーバーのパスって一体何笑)や宇宙を駆るミレニアムファルコンの躍動感など映像技術の向上で得た新たなスターウォーズらしさを上手く表現できていた3部作だったなぁと思う。
この3部作で魅力的だったのはやはりカイロレンだったかなと思うけど、人間の情けなさカッコ悪さを全て曝け出しながらも今作まで出続けたドーナルグリーソン演じるハックス将軍にも名誉賞をあげたい笑。
とりあえず40年経ってもパルパティーンは死にたがりで煽り上手で自分の電気に弱かったな笑。
今後のスターウォーズシリーズの新たな展望に期待したい
"見なければよかった"
前作最後のジェダイがそこそこ残念だったので
あまり期待する事なく視聴
"あの"続編ならこんなもんかな、という印象
スターウォーズらしい美術、映像は満足度高い
一方でアクションシーンがあまり良くない
ストーリーは風呂敷たたみ
たためてないが
やはり旧作キャラクターの扱いはいかがなものかと思うのと
終幕もうーん…
浮上するX-wingはよかった
冒頭で圧巻だった艦隊も雑な戦いでガッカリ
戦闘シーンは前作のほうがまだ見応えがあった
前作から登場のポリコレの権化のようなキャラクターは活躍がなかっただけでも良かったが、
ちょいちょい画面に登場して不快感を与えてくれる。
個人的にはもう少しテーマの焦点を絞って最終決戦を盛り上げてほしかった
個人的にはあまり刺さるシーンや展開がなく、しらけ感が支配的で
リブート3部作の完結としては物足りなさを感じた
と、ここまでは、トリロジーに言及したライトな感想で、
映画単体を評価すれば3.5くらいだろう。
以下はスターウォーズシリーズ通しての感想
とてもじゃないがリブート3部作はスターウォーズのシリーズに並べてはいけない作品だ
主要人物のその後として描いてしまったためにシリーズ全体を貶める結果になった
『最後のジェダイ』ですでに嫌な予感をしていたが、"終わりよければ全てよし"となるのを期待していた
結果がこの作品ではスターウォーズシリーズは完全にコンテンツとして終わりである。
他のどの作品を見てもこの完結に至るのであれば、面白みに欠けるだろう
EP1~EP3はたしかに問題があったし、批評にもさらされたが、それでもEP6の完結に至ると思えば
コンテンツとしては生存可能だったが、本作は致命的
ここから立て直すなら、イチからEP4~EP6に匹敵する作品を作り上げるか
時間を遡ってすべてリセットさせるくらいの力技が必要になる
評価点にマイナスが無いのが残念なレベル
視聴をおすすめしない
ついに完結‼️
最終にあたり思う
アメリカに留学していた同級生が見ていて、「所詮子供だまし」と酷評していたが、それでも40年ぐらいかけてようやく終わった。その人気は衰えることなく続いた。この歴史は大衆の支持そのもの。自分も高校生から初老のおじさんになる時代を共に過ごした。
その支持はストーリのわかりやすさと血ではないか? 光と闇の二極対比は勧善懲悪にもつながる分かりやすさ、一方でその対極も実は血の繋がりといった混沌。その謎解き的ワクワク感も捨てがたい。そして、当時から最新のCGを駆使して躍動感あふれる映像を繰り広げる。剣を使った戦闘シーンも、クロサワを彷彿させ日本人好み。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も完全に浸透して、聞けば誰でもわかる。エンターテイメントとしての成功要素がきちんと盛られている。終わってみれば、実は好きだったと思い知る。
出演者から次々とスターを誕生させ、時間の経過とともに地の風格も増している。亡くなった出演者のご冥福を祈る。
なんだかんだ言われてるけど
ジェダイの全て
お茶目なシス
シスことパルパティーンって馬鹿でお茶目だなあとしみじみ。
アジトの場所を教えてくれるレイファインダー宝探しゲーム。いやあ短剣のギザギザが稜線にぴったり合うなんて面白いヒントですねえ。よく考えつきました。しかもレイファインダーはシス製。
仮面ライダーに年賀状を出すショッカー並みの発想です。
三部作の最後にやられると分かっていてよくぽんと出で復活頂きました。
しぶてえ!でもサービス精神旺盛どうもありがとう。
対決時また自分殺すとダークサイドに落ちる云々言っている。
あれだけ煽っておいて、また自分の電撃が自分に当たるパターンでやられている。えっドリフ?30年あって再発防止策なし?
そうそうこういう倒し方ではダークサイド落ちないの?結局やっつけているよね。
ファイナルオーダーの艦隊指揮について、また外部のアンテナ(超目立つ)が弱点になっている。デススターの時に反省しなかったのか?
とまあアラが凄過ぎて、映画に集中出来ませんでした。
他にも対立もなくポンポン仲間入り。
矛盾した脚本見直す時間がなかったのかワープバトル、物体ワープと緊張感がなくなる禁じ手を乱発。ドラえもんですら映画の時はどこでもドア自重しているのに。
兎に角ぬるくて子供じみた演出が多過ぎて子供ですら続きが気にならず飽きてしまうのではないでしょうか。
うーん骨子自体はギリギリ許容範囲だったので、これをベースに三部作に分ければ、まだ映画として成立したのではと感じました。もったいない!
いろいろよかった。
既視感満載のラスト
晩節を汚した7〜9
ようやく完結。
これは復活させたのは完全に失敗だったと思う。
全てがとってつけたような内容で、スターウォーズの絞り汁の残りを無理やり絞って作られたような感じです。
やるなら番外編にしてくれ
レイの出自もようやく判明するがまあある意味予想通りでした。
だからと言って面白さに直結はしなかったなぁ。
皇帝も無理やり復活させられた感
かわいそうと言うほかないです。
昔のキャラにおんぶに抱っこなのがよくなかったと思います。
カイロレンなんてダースベイダーポジは荷が重すぎる。
思い切った作りにしないと。
スターウォーズを背負ってのこの3作はちょっと黒歴史になりそうです。
映像美やとにかく綺麗にまとめられた感はあります。
ルークやハンソロ、レイア姫、他旧キャラにお疲れ様でしたと言いたい!
ドラマ性が低かったがまあまあかな
コアなスターウォーズファンではありませんが、全シリーズ観ていてたので最終作も見届けました。
まあ、特に期待はしていませんでしたが、普通に面白かったです。
映像のクオリティは相変わらず高いのでアクションシーンは見応えがありました。
レイとレンの攻防もよく描かいましたが、フォースのバトルが以前よりも強力になっていて飛行船を爆発させたりちょっと飛躍させすぎな感じはありました。
フォースってそんなんじゃなかったんですが。
物語はパルパティーンのアジトを探し出して、ラスボスを倒すという王道ストーリーですが、最後のパルパティーンが弱すぎてちょっとガッカリでした。
ステージの殺風景な場所でもっとラストは拘って欲しかったです。
レイがパルパティーンの孫って言うのも取ってつけた感がありました。
あと、ベイダーの腐敗したマスクが何度も描写されましたが、それだけで過去のシーンを振り返るなど今までの流れを演出しても良かったのではないか?
最後はあっさりしすぎてた感じを受けました。
EP8からの繋がりもなんだか違和感があり、ストーリーに深みを感じませんでした。
私としては、EP1-6までが本当のスターウォーズかなと思っていて、EP7-9はジョージ・ルーカスの手を離れた二次創作だと思っていたのでドラマ性は低かったですがこれはこれで楽しめました。
まあレンタルで見る分には満足出来ました。
フォースと共にあらんことを。
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