「こじらせ家族に風がそよぐ」はじめてのおもてなし fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
こじらせ家族に風がそよぐ
ハートマン家の家長から孫まで、みんなこじらせすぎ?!。
家族の絆って何ですか状態。こんな家族いやだー。
そこに妻の知人への対抗意識から、難民青年を家族に受け入れるって。
もうひっちゃかめちゃかです。
だけど難民青年ディアロが一番まともで。
ハートマン家にそよ風の様に入り込んでいく様。
とても自然で、時にウイットにとんでます。
娘に「子供はいないの?どうして結婚しないの?」ってストレートすぎるわ(笑)。
「難民受け入れ」「一家離散寸前」っていうと、一歩間違うと暗い展開になりがちだけど。
家長が老いを気にしてプチ整形したり、随所で笑えるところがあるし。
警察もディアロを「テロ要注意人物」でマークするなど珍騒動続出。
セリフにはないけど全編通じて、ディアロは「みんな生きてるんだ、家族仲良くしなきゃ」な行動があちこちでありました。
2016年度ドイツ国内の興収No.1ヒットを記録したヒューマンコメディだそうで。
ま、そこまで面白くない気はするけど。ドイツ内の国内情勢や、観客がそれぞれ、当てはまる登場人物に自分を投影したからかもしれませんね。
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