フォロイング

劇場公開日:2017年12月1日

フォロイング

解説・あらすじ

タイで非業の死を遂げた日本人女性の霊が巻き起こす恐怖を描いたホラー。旅行でバンコクにやって来たジュリーと恋人ジムは、同じホテルに宿泊していた青年ロバートに誘われ、霊がまつられているという祠(ほこら)を見に行くことに。しかしジュリーが祠の中に置かれていた像を思わず手に取ったことから、彼女だけに見える醜い老婆の霊が解き放たれてしまう。2人は現地ガイドのゴゴの協力で森から抜け出したものの、それ以来、ジュリーは神出鬼没の老婆の霊に襲われるようになり……。主人公ジュリー役に、ロブ・ゾンビ監督版「ハロウィン」シリーズのスカウト・テイラー=コンプトン。共演に「セブン・サイコパス」のジェームズ・ランドリー・ヘバート、「メメント」のマーク・ブーン・ジュニア。

2017年製作/100分/アメリカ・タイ合作
原題または英題:Ghost House
配給:[MDGP]上映委員会
劇場公開日:2017年12月1日

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映画レビュー

4.5ゴシックホラーの大道

2025年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

完全なホラー作品
原題名は「ゴーストハウス」 この日本でのタイトルに込められているのが、海外で「良い人に見える人」にのこのこついて行くことを表しているのだろう。
さて、
このホラーは、悪霊という一般的概念でありながら、かなり脚本が練り込まれていて面白かった。
タイが舞台と聞いて思い出すのが「ザ・ビーチ」
自然の美しさと誰も知らない楽園の島
西洋人にはタイという国は特別な、つまりミステリアスな場所なのだろうか。
特に本作はホラーだけに何もかもが暗く怪しく描かれていた。
この、呪いが他人に「渡される」ことで、自分が助かる構造は「リング・らせん」のようでもある。
ホラー特有の危機からの脱出方法である「それ」は、人間の無力を象徴している。
本作では、この方法を使わずに婚約者を助けるという主人公の西洋人らしからぬ正義感が光っていた。
彼・ジムは空港に出向き、騙した連中に一発かましたいと思っていながら、逆に首を絞められ落とされる始末。
この部分の間抜けさと、最後に自身の指を切り落とすのは素晴らしいコントラストで、彼の本気度が伺える。
特に「自分自身の大切なもの」である「血肉」=指を切り落とすことは、悪霊が求める呪いと苦しみに対する犠牲としてよく機能するのだろう。
この人間の本気こそ、悪霊に対する最大の武器なのかもしれない。
そこに目を付け、物語を作ったのはホラーの根幹であって非常によかった。
ホラーであっても、矛盾を描くと怖さも面白さもなくなるが、この物語はよく出来ていた。
タイ版のエクソシスト
偽ではないが「本物ではない」リノという男が登場するのもいい。
そして原題の「ゴーストハウス」はタイの祠を意味する英語
ゴーストは精霊に近い存在
それらが不要となり捨てられる場所
まるで最近見た「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」と同じ。
そして本作の脚本は、このような要素を上手に抽出しながら物語を作りこんでいったのだろう。
ゴゴという運転手 キーマンの設定も良かった。
これは、ホラーの中心をまっすぐ表現した作品だった。

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R41

3.5コメディ要素の効いたホラー

2025年7月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

彼女に取り憑いた例を3日以内に誰かに移さなければ助からないという、イットフォローズみのある設定だったが幽霊が見えるこっちの方が楽しかった。度々出てくる幽霊ババアのビジュがおもしろすぎた。終盤は除霊ババアvs幽霊ババアの戦いで草。プロポーズ直後に女遊びをする最低な彼氏だと思っていたが、霊に取り憑かれた彼女を救う為に献身的に指を捧げる姿になかなかの男だなと感心した

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ゆうき

3.0タイ旅行に出かける前に観ることをおススメ・・・できない。

2019年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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kossy

3.0ストーリー自体はそんなに奇抜なものではなかった印象ですが、怨霊婆さ...

2018年8月23日
iPhoneアプリから投稿

ストーリー自体はそんなに奇抜なものではなかった印象ですが、怨霊婆さんの登場シーンが予想よりバラエティに富んでいたので個人的には満足でした!

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