海を駆けるのレビュー・感想・評価
全21件中、1~20件目を表示
不思議なテイストのファンタジー作品。心に残る。
左右にちょっと黒が入る画面サイズ
インドネシアスマトラ島2004年津波から5年後、いや2011年以後か
海に打ち上げられた謎の日本人にディーンフジオカ
やばい急に歌うたい出したら奇妙な出来事が
配管に触ってお湯に
太平洋戦争時、この場所で日本軍とオランダ軍が戦争
超常現象カメラに撮れた!水の能力者‼
手かざし
瞬間移動!
海の上走ったと思ったら消えた
なんじゃこりゃ??
海の化身がお出ましです。
インドネシアの海岸にて倒れている謎の男を発見し、その男と触れ合う事で謎の体験をする人々の物語。
まぁ謎の男、ディーン・フジオカが謎、謎、謎。
謎の男が起こす行動は、次に活かされる事の無い投げっぱなし状態の為「これ何ぞや?」と思ってしまうだろう。
また逆に「海の化身にて生き物に対し活かすも殺すも出来る」と考えれば、これまた少し興味が湧くファンタジー映画にもなっていた。
NPO法人にて現地で働く女性役に鶴田真由。
あのインドネシア語はかなり苦労しただろう。
日本人らしい掴み所が難しいファンタジー脚本。
目新しさはあった。
同じ海を頼り所とし行きていかなければならない日本とインドネシア。惹かれる部分はある。
しかし私としては、凄く眠かった😪
淡々としてるから。これが一日中映画館鑑賞の一本なら確実に寝てる。w
充分に観る気マンマンな時、鑑賞おすすめします。
不思議な作品
点を散りばめ余白を多く残したハイブローな作品
「ほとりの朔子」で出会い、「さようなら」と「淵に立つ」をマイベストワンとした深田晃司監督。思い入れマックスの状態で臨んだ。
今回はインドネシアが舞台。
太平洋戦争、スマトラ沖地震、3.11など過去の記憶の断片がドキュメンタリーの如くインタビューで語られる。インドネシアの老人たちの日本に対する心情も僅かに吸い上げていく。
ディーン・フジオカの存在は対照的だ。海から現れ、善を施し、悪を施し、海へ還っていく。海の神の如き彼の存在が今作にファンタジーの側面をもたらしている。
日本から移住しNPO法人で災害復興の仕事をする母(鶴田真由子)とインドネシアで生まれインドネシア国籍を選択したた息子(太賀)、そして日本人と何の違和感もなく接するインドネシアの若者たち。
そのすべてが「対照」を形作りながら終焉を迎える。
点を散りばめ余白を多く残したこの作品は、観たものに線をつなげ余白を埋める作業を求める。そういった意味では観る人を選ぶハイブローな作品だろう。
「さようなら」と「淵に立つ」は対照的な作品だった。そして「淵に立つ」と今作もまさに対照的な作品だ。深田監督自身、決して媚びることなく、今後も振幅の大きな作品を撮り続けていただけたらと…
おとぎ話だけど
見終わった後モヤモヤする
見終わった直後は( ゚д゚)って感じでした。
ラウは結局なんだったのか?多分人では無い何かの象徴なんだろうって思いながら見ていたけど最後まで分からなかった。見終わった後考察サイトを見ると、言われてみればば確かに、答えは最初に劇中で語られてたっけ、って思えた。
それならば今度は主要登場人物に目を向けると、サチコがアチェに来た理由とか、こっちもやっぱり分からないことがある。ただ、会話シーンの意図的なカメラワークとかがあったから自分が読み取れてないだけで分かる人が見れば分かるのか?と思ったり。
見てる最中もモヤモヤ、見終わった後もずっとモヤモヤしてます。
ただ、そんなモヤモヤを抱えながら迎えたラストの〇〇〇〇〇〇シーンには不思議なカタルシスを感じました。でもやっぱり謎
あと、音楽がすごい良かった。
一回見ただけじゃ全部を把握したとは到底思えないのでもう一回見たい。パンフレット買えば良かった。
たぶんディーンフジオカファンはポカーン状態だろうな。でも背景変えて...
若者たちの青春群像
日常的な台詞だけが続く、坦々として起伏のない作品である。インドネシアの島に暮らす、震災の復興も儘ならない内に援助を打ち切られた住民たち。将来にある漠然とした不安も、日常生活の喜怒哀楽に埋もれていく。
阿部純子は、日本での色々なしがらみを捨ててインドネシアの伯母を訪ねる若い女を好演。この女優さんは「弧狼の血」でも存在感のある脇役を演じていたが、この作品でも狂言回しを上手に演じている。ただ、フェリー乗り場での平手打ちのシーンはあまりにも唐突で、どこかにインパクトのあるシーンを入れたかった監督の意向だと思うが、日常の英会話でも気を遣っているサチコが急に暴力を振るうのは不自然極まりない。怒りよりも待ち合わせの人に会えた安堵感が先に来るはずの場面で、ホッとして泣き出すくらいが妥当だろう。阿部純子は力業で暴力の場面にしていたが、この優しい作品の中で汚点となってしまった。演じた彼女も気の毒だ。
ディーン・フジオカが演じた主人公ラウは、主人公にもかかわらず極端に無口な役で、最後まで存在の意味合いがよくわからなかったが、静かに過ぎていく時の流れに何かしらの波紋を広げて、そのエポックを中心にストーリーを構成しようとする意図は読み取れた。
美しいインドネシアの島々。被災や挫折から再出発しようとする若者たちの青春群像と捉えれば、それなりに味わいのある作品だと思う。
???
おディーンに癒された
中途半端な印象
日本映画離れした無国籍映画
ヤバい傑作。というか問題作。
大賀、阿部純子、セカール・サリ、アディパティ・ドルケンら若い俳優たちが最高。いつまでも彼らを見ていたい。
それにしてもあまりに攻めた内容でわからない人にはさっぱりわからないだろうし、別にわからなくてもいいのでしょう。いびつさもなんだか昔話のよう。自分はというととても心地よく見れました。昔話に理屈を求め始めたらそりゃ怒りたくもなるだろう。そういうもんだと思えば全然気にならなかった。
監督の過去作を連想させるような要素もあるけど、過去のどの作品よりも不親切で実験的かも知れない。でも世界観は間違いなく広がっている。ディーン・フジオカも納得のキャスティング。出番の量の割に最後は持っていく。
あと映像綺麗。波がヤバい。
「海を駆ける」奇跡
人間は海の力を前に無力。
同時に、生命の源は海。
そんな海は人間にとってままならぬ神秘であり、
また同時に、我が身の存在自体ままならぬ神秘であるという事実に自らは盲目になりがちなのもまた人間。
知性の利器たる言語=英語、を介して自由を求め合う若者たちは、互い小競り合いながら何かしらに導かれ、
海の権化たるディーンフジオカに救われる。
救われた者らのみ、海を駆ける奇跡を起こす。
派手な映像的な興奮や粗筋のサスペンス感は望めませんが、
人間という、所詮は棺に収まるまでの、可能性の限られた存在、その存在自体、すでに各々未解決の物語性を持って、人物自体を生きる事件、として描いている。
そして、遂にその棺は、奇跡により突破される。
大江健三郎的?快感にため息。
神話を暖簾分けしたような物語。
小手先のことを言うと、ハネケ風のビデオやテレビ画面が散見されるが、
効果は微妙。
自然が奪い自然が与える恩恵
全21件中、1~20件目を表示