劇場公開日 2018年7月27日

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ウインド・リバーのレビュー・感想・評価

全284件中、181~200件目を表示

3.0勇敢な

2018年8月25日
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鑑賞方法:映画館

広大な大地で殺人が起きる。
ネイティブアメリカンの女性の失踪率は不明。

話が進むうちに現在進行形の事件と過去の事件が
クロスする。

なぜ死んだのか。
なぜレイプしたのか。
なぜハンターなのか。

最後にはわかる。

考えさせられる。
私たちの常識が常識でない所が多々ある。

“俺たちほど強くない。”
この強さは観客にとっては多分普通。

でもそこに住んでみたらその強さを持つのって維持するのって大変なことなのかも。

広い。

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emp

4.0時が癒すんじゃない。痛みに慣れるだけだ。

2018年8月25日
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鑑賞方法:映画館

世に、復讐劇の物語はごまんとある。ラストまでサスペンスに満ち、行き詰る捜査に焦れ、怒りに震え、被害者遺族に共感と慰謝の気持ちで労わろうと寄り添い、対して、快楽に溺れた犯罪者に嫌悪を覚えるのはどれも同じだ。先住民に対する偏見や差別なども含め『レヴェナント』を思い出させる映画でもあった。
だけど、この映画の静けさは何だ?主人公ジェレミーの冷静さもどこから来るのだ?、そんな小さなしこりが、物語の進行とともに僅かずつ明かされていく。

被害者の父が、娘の不幸を目の当たりにしながらも毅然とした態度でFBI捜査官の訪問に接していた時、ジェレミーがやってきた。この場面が秀逸だった。なにも語らない。ただ、お互いの気持ちを知り尽くしている者同士の咆哮が、そこにあるだけだ。そしてジェレミーは言う、「時が癒すんじゃなく、痛みに慣れるだけ。痛みから逃げるな。逃げると大事なものまで失う」と。そのシーンで、ジェレミーの家族の過去の出来事もわかる。それがまた見ていて辛い。

ラスト。結局、取り戻せないものはどうしようもない。そことどう向き合っていくのか。そんな心が折れそうになりながらも、逃げたらすべて失ってしまうぞ、と自分にはっぱをかけながら、歯を食いしばって生きていく二人を後ろ姿が痛々しくも気高かった。

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栗太郎

3.5不覚にも居眠りしてしまった

2018年8月24日
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薬物中毒の家に捜査に入ったり、捜査シーンもたついてるあたりで居眠り始めたようで、気づいたら事件真相シーン!
ちゃんと大事な部分見落としてなければいいのですがだいたいストーリーは理解できたと思います。
男性主人公の娘の死因は見落としたかな。
私の知識、勉強不足かもしれませんが、この1件の事件だけでネイティブアメリカン女性の失踪などカウントされてないという問題に、直結することが難しかったです。
同じアメリカのかたが見ればもっと入っていきやすいのかもですね。
殺されFBIが捜査すればカウントされてるのでしょうか。

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きょん

5.0よい!!

2018年8月23日
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あるいみ、考えさせられる映画でした。

ストーリー展開もよく、後味はすっきりしないけれど、課題をつきつけられるような感覚でした。

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ゆきみ

3.5問題提起のパワーの強い作品。

2018年8月23日
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ウィンドリバーと呼ばれるネイティブアメリカン居留地で起きる少女の殺人事件を追う現地のハンターと、ひとりの女性FB Iとの、壮絶な、解決に向けた戦いに挑むおはなし。
これといって説明的な描写がないまま、出来事としてネイティブアメリカン居留地特有の事象がおきるので、あとからとても気になってくる。
私はネイティブアメリカン居留地については米ドラマなどで見聞きした程度だったので、こういう実情があるのか、と、映画を観た後、いろいろ調べてしまった。
こういう現実はついつい、見たとしてもそのあと忘れてしまい、ということを繰り返してしまう。
それがさらにその地域やそこに住む人々の不幸を生むことになるのだろう。
事実を知らない人にとってはそれを知る機会に、知る人についてはそれでも動いていない自分自身を見つめる機会となり、問題提起する作品としてとても学びのある映画。
自分がいかに作られた世界の中で、ぬくぬくと暮らしているのか分かる。そういう世界を作り上げるために犠牲になっている人がいることを、まずはきちんと認識したい。
それにしても強いひとというのは魅力的。やはり自分のためでなく、人のために誇りを持って動いているからこそ強いひとなんだろうなぁ。

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tikky

4.0銃声だけが響く沈黙の土地

2018年8月23日
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空調の効きすぎて冷え冷えとした映画館でブランケットを借り、ホットコーヒーをすすりながら鑑賞したのは良かった。

先住民が暮らす雪深い土地で、静かにゆっくりとストーリーは進んでいく。この土地に住む人々の閉塞感を表しているかのように。全てが沈黙している。銃声の音だけが沈黙を破る。

主人公の男が終盤に語る台詞が好き。
この土地には運の良し悪しなど関係がない、強い者だけが生き残るのだ。

ジェレミーさん、とってもかっこいい俳優さんでした。
心優しく腕の良い狩人さんとなり、悪者たちをばっちり狙撃してました。
FBI役のエリザベスさんも、素敵でした。強く真面目な女は最高〜!!

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mimi

3.0人種問題は難しい

2018年8月22日
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鑑賞方法:映画館

お国柄とか人種、宗教の話になると、本当に自分が理解してるのか?が難しくなる。
アメリカ国民であれば当然享受されるであろう権利も遠く、田舎だからというわけでもなく、先住民だからなのか?っていうところも、本当のところがわからない。
弱者?になるのかもわからないが、常に声をあげる人が有利?というか優先される。

最後は疑問ものこるが、今でもアメリカはこうなんだってことがわかる映画

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em

3.0恐ろしく痛ましい。孤立無援の捜査の果てに。

2018年8月22日
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悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:閉ざされたコミュニティで起きた痛ましい事件の真相に、人間の持つ本能的な恐ろしさや、死に直面してもなお生きようとする生命力を、改めて痛感させられる。
否:真実はやや予定調和なほか、グロシーンも結構ある。

 雪山で痛ましい死を遂げた、1人の少女。その謎を追う捜査官と、自らも娘を失ったハンターの前に立ちはだかるのは、先住民族の保留区という特殊な環境です。大自然に阻まれた孤立無援の中で、それでも事件解決のために奔走する2人の姿が印象的です。
 そしてそんな閉鎖的なコミュニティにあって、人々の胸のうちも複雑なものであるということも、改めて突きつけられるようです。やがて辿り着いた真実は、ありきたりなようでも非常に恐ろしさをも感じさせます。
 グロシーンも多いので、苦手な人には向きませんが、サスペンスが好きな方にはオススメの作品です。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0見応えがあった

2018年8月22日
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ハードボイルドな作品で、見応えがあった。
「ボーダーライン」よりもおさえた感じが、むしろむき出しの自然と人間の持つ暴力性を際立たせていて怖かった。

同じように理不尽に娘を失う話でも「スリービルボード」のように怒りが怒りをきたさない。最後の二人が並ぶ背中は似てたけど...

この主人公は静かに怒りと哀しみと共生しながら、あの捨てられた土地で生きている。
弱い者から消えるという過酷な自然の摂理で自身の娘の死までを受け入れてたのが印象に残った。

ラストの言葉に本作品のメッセージが凝縮されていたと思う。

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たげちよ

4.5恐ろしかった。これが現実という恐怖。 田舎は何もないからね〜とか、...

2018年8月22日
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鑑賞方法:映画館

恐ろしかった。これが現実という恐怖。
田舎は何もないからね〜とか、そんな甘っちょろいもんじゃなく。ここから出て行けない人達の苦しさとかやるせなさが産む負の連鎖。
でも田舎だからこその人間関係に救われる面もあるのかもという、「スリービルボード」に少し近い感覚の作品でした。

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まだまだぼのぼの

2.0焦点がズレている

2018年8月21日
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鑑賞方法:映画館

率直に言うとあまり面白くなかった。
娯楽というより社会への警鐘というところに重きを置いているとは思う。だから、そんな単純に楽しめるものでもないし、思考し積極的に感じ取らなければ理解できないだろう─漠然とながらそういう意図というか何かしら志のようなものも感じるけれど、如何せん何を主張したいのかが内容からあまり伝わってこない。終幕を迎えて、そういう主張なのかと理解はできたけれど、納得はできなかった。
絵的に分かりづらかったように思う。まぁ西部劇のような明確な違いを出すことなど無理なわけで、文化が混じり合いあらゆるものが均等になってきている現代において、何かの差別を表現しようとする際の難しさを感じたりもした。
とかくこの作品は、銃や自然の方にばかり目がいってしまい、肝心の主張がズレてしまっている印象を持たれかねないような気がした。
文字情報は必要だったろうけど、文字情報が無ければよく分からない気がしたし、その説明無しでは成立しないように感じてしまったので、あまり評価することができない。

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SH

4.5survive or surrender

2018年8月20日
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everglaze

3.0主人公が男前

2018年8月20日
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主人公の言葉が、どれを取っても一つひとつ胸にズシンと響きました。
身をもって体験した彼だから話せる言葉。
もう一度聞きたいなあと思いました。

ストーリーはスリリングで面白かったです。
アメリカの社会悪をつまびらかにし、社会を震撼させるような組織的な闇があるのかなと、勝手に想像していたものですから、なんだ それだけの話かって思ってしまいました。

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ハクタカ

4.5アメリカは田舎もヤバイ

2018年8月19日
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悲しい

怖い

知的

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アルカ

4.0考えさせられる、実話を元にしたクライムサスペンス

2018年8月19日
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悲しい

ネイティブアメリカン(インディアン)を追いやり強制的に住まわせた、居留地「ウィンドリバー」。

彼らは絶望感で苦しみ、悲しみの中で声を殺してひっそり暮らしている。そんな最中に起こるクライムサスペンス。

実話を元に、アメリカの今も続く奥深い歴史の闇を抉じ開けた、胸に刺さる作品。
エンドロールの言葉も脳裏に焼き付く。

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クララ

3.5ボーダーライン北限版

2018年8月19日
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監督がフロンティア3部作と銘打っているだけあって、前作の“ボーダーライン“に”マンチェスター バイ ザ シー”のテイストを加えた様な内容。グロが全くダメな自分なので観るのを躊躇したが、大丈夫だった。最初、ネイティブ アメリカンをエスキモーと勘違いしていたよ。映画館に張ってあったフライヤーでは、あの地区に警官は5人しかいないらしい。エンディングは○○ー○にあれされると思っていたよ。

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hanataro2

3.5日本人には縁遠いテーマ

2018年8月17日
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サスペンス物かと思いきや主軸はもっと深い所。
ただ、インディアンに縁遠い人は入り込みにくいかもしれない。

演出や編集の巧さなど観る所はある作品。

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ゲルゲ13

4.0暗喩

2018年8月17日
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U-3153

4.0極寒の自然を舞台にした骨太のサスペンス

2018年8月17日
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フラレオン

4.5『レヴェナント』の現代版

2018年8月16日
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泣ける

興奮

知的

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