「ラスト3行に込められた告発」ウインド・リバー Birdさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト3行に込められた告発
事件自体は唾棄すべき集団レイプ事件を扱っていますが、
最も伝えたかったことはそこではなく、ネイティブ・アメリカンの人たちのこと。
ハリウッドが能天気な西部劇を作れなくなったのは
'70年に公開された「ソルジャー・ブルー」から。
これはその時代から何一つ変わってないアメリカの現状を訴えています。
あるサイトではそれはアメリカの「原罪」という言い方をしていて、
隠されたままのイマをえぐっています。
女性のFB I捜査官というと真っ先にジョディー・フォスターが浮かびますが、
この映画のエリザベス・オルセンもいいですね。
自然体で、変に大変がったりしないところが良かったです。
やっと女優に求める演技が変化してきたことを感じます。
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