「静かな怒りと哀しみ」ウインド・リバー みんもさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな怒りと哀しみ
某ラジオでお勧めのインディアン関連映画として紹介されていたことで視聴。タイトルのウインド・リバーとはインディアン居留地のこと。レイプされ逃亡する最中に凍死した若いインディアン女性の遺体が発見されるところから物語は始まる。全体のトーンは静か。しかし物語が佳境に入るにつれ、いつの間に両手を握り締めている自分に気がついた。アメリカ社会の抱える歪みを描いた佳作だと思う。主演のジェレミー・レナーとエリザベス・オールセンのアベンジャーズ組が好演。
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