「単なるクライムサスペンスで終わらない重い感動」ウインド・リバー まっくん a.k.a. エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
単なるクライムサスペンスで終わらない重い感動
ネイティブ・アメリカンの居住区(と言うか定かでないが)、ワイオミングの僻地の雪と氷で凍てつく空気が冷たい。マイナス20度の中で走り続けると大変なことになるのですね。
永遠になくなることがないであろう「差別」を背景に、ネイティブ・アメリカンの若い女性の死の真相を追う。ジェレミー・レナーは渋いし、エリザベス・オルセンは綺麗だし可愛いし、メインの二人がいい。そして、重い結末の中に激しい感動があった。
社会派の作品としてもエンターテイメントとしてもクオリティが高く、今年のベストの一本だろう。
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