「骨太な社会派作品。」デイアンドナイト キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
骨太な社会派作品。
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児童養護施設で育った北村が自身も養護施設の運営に関わる。
ただ、そこには児童の親を正当防衛で殺した罪悪感と養護施設の運営のため、裏の顔も持ち合わす。
そこに出入りしていた自動車修理工場の明石の父親が、不正を告発したら逆に自殺するほどに追い込められていく。
息子の明石はその真相追求と北村の思いを受け継ぎ施設の維持のため表と裏の側面に関わっていく。
何か善で、その善を続けていくには裏のこともしていいのか。
多数決で決まる善が世の中の善なのか。
繰り返しそのことが問いかけられる。
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