「守るために法を破れるか」デイアンドナイト ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
守るために法を破れるか
クリックして本文を読む
父の自殺で東京から戻った明石は
孤児院を運営する北村と出会い北村の元で
働くことになる
明石の父は内部告発によって逆に追い詰められ自殺を
してしまう
いけないことをいけないと言ったがために
まわりから総スカンされ 白い目で見られ
いったい何が正義なのだろうかと ここで考えさせられる
明石と北村を中心に物語が進む
孤児院を運営する北村も施設を運営する資金として
車を盗みそれで資金を稼ぐ裏稼業をしていた
他にもやばいが人助けのような仕事も描かれる
北村と施設にいる奈々の関係も重要なポイントな気がする
多分この彼女のために施設を作ったのではないのか
北村も表では生きられない理由もわかってくる
社会学者の宮台真司さんがよく言う言葉で
仲間のために法を破れるかとよく言われるのだが
この映画を観てまさにこのことが頭に浮かんだ
奈々を演じる清原果耶の演技が光る
内容は重い重いと聞かされていたので
どんなに重くつらい話かと覚悟を決めて観たのだが
思ったよりは気が楽に観れる作品だった
コメントする