劇場公開日 2018年9月7日

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泣き虫しょったんの奇跡のレビュー・感想・評価

全101件中、41~60件目を表示

4.0いい映画だった

2018年10月13日
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鑑賞方法:映画館

いい映画だった。
自分も小さい頃に将棋好きだったから、奨励会という場所は知っていたけれど、映画は想像をはるかに超える厳しい世界だった。
年齢制限がある中で「いつかは四段(イコール、プロ)になれるはず」と皆が思い描くのも当たり前だと思う。そもそも奨励会に入るだけで、小中学生として、多くの競争を勝ち抜いてきているわけだから。そしてそれだけに、年齢のエンドが見えてきたときのプレッシャーは、本人にとって恐るべきものなのだろうな。
同じ将棋映画「3月のライオン」もかなりうまく描いていたと思うが、あちらの主人公は将棋で成功する者に対し、こちらの主人公はプロになれず将棋界を去る立場。敗北感、虚無感は、本作のが痛烈で、劇場中を覆いつくしていた。
そして、本作の3/4は脱落までを描く時間なので、観客が浴び続けるプレッシャーも半端なものではない。
将棋のリズム、対局の緊張をよく表現しているのは、音楽、駒音、駒の動き。特に駒の動きを独特にとらえたカメラワーク。それらが相まって、対局シーンは、退屈どころか小気味よくさえある。
聞けば、監督も奨励会に所属していたとのこと。だからこその見事な演出、撮影だと思う。
ストーリーは、ザ・ドキュメンタリー。35歳でプロ棋士になるということ自体が奇跡のような実話だが、実話だからひとつひとつの出来事の中でびっくりするようなどんでん返しがあるわけではない。それを、松田龍平の抑えた演技がベストマッチ。
そうして抑えた映画であっても、最後は誰しもが涙あふれるであろう。それは実話のすごさであり、それを描くことは映画の価値だ。

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CB

4.0テンポが良くて思ってた以上によかったです

2018年10月11日
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ak

3.0はしょりすぎ

2018年10月8日
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鑑賞方法:映画館

しょったんの人柄と家族に支えられていたことはわかった。
ただはしょられすぎて、感動にはいたらなかった。
実際は奨励会→アマ→プロって、相当すごいことなんだろうな。
映画からは努力していることや、才能は感じなかった。

気になった点
同級生にけしかけられ、幼馴染と将棋を始めて指すシーンがあるが、家が隣同士なのと、そもそも将棋に誘ったのはしょったんというエピソードに?となった。
奨励会の仲間で染谷さんと駒木さん以外はプロになったのかな?
そんなに泣き虫ではない。
ちょい役が豪華

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邦画好き

4.0文句無しです

2018年10月8日
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囲碁・将棋・競技かるたなどのマインドスポーツ、頭脳スポーツものが大好きで本当萌えるので、これも勿論観にいきました。
幼少期から大人まで丁寧に成長や挫折が描かれていて良かったです。ここ最近の将棋映画なら「聖の青春」「3月のライオン」の方が私は好きだったかな。ここ最近の松田龍平の映画なら「舟を編む」「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」の松田龍平の方が好きかな。比較対象があり過ぎて無意識に色々比べてしまうのもあれですが…。
映画としては特に批判する部分もなく、演技がきちんと出来る人達が集まって良かったです。むしろそこがかなり大きいのではないかなとも思いましたが。
キャスティング的には、「松田龍平」と「新井浩文」(しかも豊田監督!!)、「松田龍平」と「小林薫」(好きな映画でよく共演してるしいつも良い関係性の役どころ!!)はかなり興奮でしたね。凄く良いですね。
初演技・初映画の窪塚愛流君も雰囲気からして最高でした、もっと色んな映画出て欲しいな。
あと飲み屋のシーン。「舟を編む」「逃げ恥」でも出てた神保町の酔の助が出ていた…。まだ行った事ないから絶対行こう笑。
松田龍平はどの役やらせても独特の雰囲気とペースがやっぱり魅力的で、今流行りのカメレオン俳優という言葉(この言葉最近本当嫌だよね?笑)にハマる感じではなくて、「〇〇の役」×「松田龍平」でどんな仕上がりになるんだろう?といつもワクワクさせてくれるね。本人自体の人物面もとても好きだし。新しいドラマもそうだけど、いつまでも追い続けたい。
でもやっぱり松田龍平史上のナンバーワン松田龍平は「青い春」なんだよね。カッコ良過ぎだあれは笑。

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まつこ

3.0良いんだけど

2018年10月5日
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映画は原作の良いとこ取り。時間的に仕方ないんだろうけど、原作は映画の百倍泣けました。連続ドラマとかでやってほしい。

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fuji3

5.0感動

2018年10月1日
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嗚咽するほど泣いた映画は久しぶりです。わかりやすく感動させようとする映画ではないのに、なぜこんなに心を突くのか。。しょったんと一緒に生きて、応援して、奇跡を魅せられる、とても丁寧に作られた名作です。

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amigo

4.0象徴的だった妻夫木くん。

2018年10月1日
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丁度この夏に小説『盤上の向日葵』を読んだり、子どもと将棋対決をたくさんやったりしたので、見に行ってみようと思いました。

わかりやすいサクセスストーリー。
気軽に楽しめました。
豪華俳優陣にも満足。
余程、人望がある監督なのかな。

プロの資格がなくなるまでのストーリーがしっかりたっぷりあったため、敗北感や、成功を掴むことの喜びの大きさ、関わってきた人々の応援の熱さなどを感じることができました。

挫折を表す、あの泥沼に嵌っていくシーンはお見事です。
ああいう世界が、私は頭の中によく思い浮かびます。

実力や才能はあるのに勝負になると勝てない。
お人好しがトップに立てないという、妻夫木くんとのシーンは、明暗を分ける勝負の世界の象徴のように思えました。

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ハクタカ

5.0惹き込まれる人間ドラマ

2018年9月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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mono

3.0よかった

2018年9月27日
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泣ける

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吉泉知彦

3.0棋士生活の厳しさ

2018年9月27日
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鑑賞方法:映画館

映画館へ初、アマ棋士である父親と見てきました。後半の盛り上がりは良かったです。導入あたりが、なんとなく教育映画のように見えてしまった。実話からだから、しようが無いか?聞き慣れている駒の置く音は違和感があるが、スクリーンなら贅沢か?主役と友達が歳を追って、同じ場所で自転車乗ってるシーンは効果的でした。イッセー尾形の味わいが良い。

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たかなな

4.0夢を諦めなかった先にある奇跡!

2018年9月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

あまり知らなかった、将棋のプロになるための仕組みや。
その人たちの、努力、苦悩、葛藤などを分かりやすく教えてくれる。
そんな感動の実話です。
プロ棋士の養成所奨励会のルールで、一度は諦めたプロへの道。
将棋しか取り柄のないしょったんが、まわりのみんなの励ましや、助けを借りて、もう一度挑戦した先にある奇跡!
夢を諦めなかったしょったんの起こした奇跡を、是非劇場で観てください。

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イロエンピツ

3.0長い

2018年9月26日
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U-3153

3.0夢があって良いじゃない

2018年9月26日
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鑑賞方法:映画館

パチンパチンと小気味よく響く駒音がずっと心地良かった。

将棋のルールも将棋界のしきたりも全く何も知らないしストーリーの予想も相当ついていたけど、ちょい役の藤原竜也と板尾創路を目当てに鑑賞。
監督が監督なので独特のテンポと描き方は承知の上。

小学生の時の作文で「しょく業」なのに「将棋」なのがとてもグッときた。
瀬川と鈴木の自転車の追い抜き合いのシーンが好き。
次々現れては消えていく瀬川の周りの人物たちがみんな優しくてほっこり。細かなポイントでちょいちょい胸打たれること多し。
ただ正直、良い人になりすぎて胡散臭い演技に思えてしまうことも。
主人公含め、人物描写が希薄なのでどうしても薄っぺらく感じるのは仕方ないのかな。

淡々と勝ったり負けたりしていく瀬川晶司の凄さや才能を感じさせるものがなく、周りの人の反応が不釣合いに思えたり彼を応援したいという気にあまりならず最後の感動も薄かったのが残念。
将棋が分かる人なら試合シーンはよりスリリングに、瀬川により感情移入できるのかもしれない。

鑑賞後、瀬川晶司について軽く調べてみた。
アマの時に羽生善治氏と対局していたり、瀬川がプロになった翌々年に将棋界に正式なプロ編入制度が決まったりと胸熱なエピソードがチラホラ出てきた。
そういうの少しでも差し込んで欲しかった。見逃していただけかもしれないけど。

唐突に5秒ほどねじ込まれた藤原竜也に笑った。贅沢な使い方だな。
普通の人だったしょったんにファンが付くという、印象的なシーンだった。

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KinA

3.5ルポルタージュのような

2018年9月24日
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泣ける

楽しい

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P CAT

4.0実話だけに感慨深いです

2018年9月24日
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好きなことに勝負が絡むと人間性が現れちゃうんですね。ライバルってやっぱ必要なんだなと思いました。色々な性格の持ち主が将棋をするから面白いのでしょうね。

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あにゃい

2.5何かね

2018年9月23日
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鑑賞方法:映画館

136本目。
3連休の2日と言いたい所だけど休日出勤で疲れてはないけどテンション低め。
あと1日あるのが救い。
で、苦手な上映時間長めの作品。
でも見易く、えっ、終わりみたいな感じ。
ただタイトルがね、分かりやすい。
奇跡って入ってるから。
それにあんまし泣いてないし。
使ってる役者さんは結構贅沢何だけど、なんか勿体ないなぁ。
小学校時代のシーンから気になって、作品全体を通して思った事だけど、型にはまってる感じが凄く嫌で、段取り通りしてるってのが観てて気になって。
監督の演出なのかは分からないけど、良く言えば分かりやすい芝居、演出だとは思うけど、俺には合わないかな。

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ひで

3.0いいけど、遅い!

2018年9月22日
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泣ける

寝られる

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かしまる

2.5豪華俳優陣ではある

2018年9月22日
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キャスティングの豪華さに目が散る。
単なる端役なのに意味があるのではないかと余計な意識をしてしまう。
セリフで多くを語らせこちらの想像する楽しい余白が少ない。
BGMに工夫が少なくただでさえ単調な場面が余計につまらなく感じた。(ループしてる曲を4曲くらいで使い回し、終わり方はフェードアウトかブツ切り)
自伝原作なので動かせない要素が多いのも厳しい。ドラッギーな心理描写が一箇所あって画的に唯一良かったので、その方向で伸ばして欲しかった。
対局数も多くなるので、ラストに盛り上がりのピークが来ていないように感じた。そこは事実改変なり演出でもっとメリハリがあると良かったです。
全体的に切れ味悪いです。

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jysd映画

5.0じんわりと沁みる映画だった

2018年9月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

とても面白かった。
しかし、万人にはウケないであろうとも思った。
ストーリー的には比較的淡々と物語が進行していく。
実話が基になっているということもあり、全体的に地味で、平凡な印象を覚えた。

しかし、地味で、平凡だからこそ、どこか懐かしさを覚える作品でもあった。

「今頑張っている人」「努力が報われない人」「無気力だった自分に後悔を感じている人」「人生の」「夢を諦めてしまった人」
にこそ観てほしい映画だと思いました。
僕は3回泣きました。

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19歳、社会人

3.0それほど泣き虫ではなかったが。

2018年9月17日
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鑑賞方法:映画館

惜しげもなく投入されては去っていく豪華キャスト陣。エピソードの描き方が希薄ながらも人物像が見えてくるのは彼ら役者の力量の成せる業。その中心にどっしりと居座る松田龍平の安定感がいい。やや淡白にもうつるその性格や行動も、周りの熱量との対比が際立つ分、かえって存在感はあった。
ただ、瀬川の努力や天才性が見えてこず、ましてや一局一局の勝負のどこがすごかったのか伝わってこないので、どこか味薄感で終わってしまった。

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栗太郎