「実に昭和劇画的」ハード・コア 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)
実に昭和劇画的
原作未読だが、政治思想色あるちょっとヤバめな感じが設定かと思ったら、実にエログロナンセンス(しかも実に安っぽい)で程良い感じのくだらなさに、ちょっとハマった。
コミック的というより、昭和劇画的な映画だった。こういうのは、本当後から来るタイプの作品。
山田や佐藤という安定スター俳優を使い、多少汚れな演技もさせる事を含めこの映画のプラス魅力だが、ロボオの存在(そのマヌケなフォルム含め)がこの映画をぶっ飛びクレイジー作品にしてる。
細かい設定や説明力はこの映画には期待してはいけない。深く考えず、ただ身を任せて観るべし。
後半、怒涛の展開が待ってるかと思ったが残念ながらさほど起こらず、ラストで多少の哀愁が残る、まさに昭和劇画調な作品。
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