ゆれる人魚のレビュー・感想・評価
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自分はまともだと信じてる監督が作った狂った映画
インタビュー記事をとかを呼んでいると、監督はしごく真っ当なコメントばかり話していて、映画の従来のルールが通用しないはっちゃけ感とは随分印象が違う。おおよそこうなるだろうという常識がまったく通用せず、このシーンを一体なぜ観ているんだろうという疑問符が次々と湧いてくるのだが、そうやって振り回されている感覚に中毒性があって気持ちいい。ミュージカルというよりミュージックビデオっぽいのだが、それもまた新しいジャンルを観ている気がしなくもない。監督は理路整然と説明しているのだけれど、やっぱりどう観てもイビツに狂った映画で、しかも他では見られない禍々しくて美しいアイデア&ビジュアルが満載。いやあ、変なものを観た。そしていいものを観ました。
生々しい肉食人魚
絵本を開くような良いオープニング、何とも素敵な物語の始まりを予感さ...
絵本を開くような良いオープニング、何とも素敵な物語の始まりを予感させます
歌がすごい怖いと思ってったら、ものすごいフュージョンな展開に。
二人の肢体はどこもいやらしさが無く、本当に魚のようでした。
ただ人魚化はちょっと下半身でかすぎでは?って思ったのですがこれが逆に作用していて、ファンタジックなもので無くクラシックな人魚を彷彿させ、人とそう成らざる物との乖離がよく見て取れました。
それと最初からだけど楽曲が素晴らしい、サントラが欲しくなる出来です。
作品は全編ミュージカル仕立てで、サウンドのテイストは違うけどどこかベッソンの「サブウェイ」を感じたのは私だけでしょうか。
やはりと言うか、儚く消える泡のような恋物語なのですが、それでもどこか胸にチクリとくる切ないお話でした。
監督は本作が長編デビューらしく、今後の作品も期待したいです。
何とも素敵な寓話でした。
映像センス
おっ、おぉぉ!なんだ、なんなんだ、この映画は!?めっちゃテンション...
久しぶりに最高の映画を観てしまった
雰囲気映画
ヨーロッパ映画らしくさえない
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