さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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泣かずにいられない!布が織り成す中に見える出会いと別れ
1週間限定上映の映画館で観て来ました。特典の透明なカードの絵柄が素晴らしいです。
この映画を一言で表すと、「可憐」という言葉が思い浮かんできます。可憐なマキアがアリエルを常に優しく見守っている風景です。
後半からは、畳みかけるように涙がこぼれ落ちそうな場面の連続です。魔物に乗っている時の高揚感もありました。
人生とは儚いものだが、懸命に生きていく様に泣かずにはいられません。
映画館で体感してほしい作品で、一生心に残る名作でした。
映画としては成立してない。
これはテレビシリーズだったのかな⁉️😓映像が綺麗なだけのおとぎ話もどき、かな⁉️少なくとも世界観が全く伝わってこない🙎特に子育てのシーンは不快❗子育ての真似事を頭の中でこねくり回して、ありきたりのお涙頂戴のを陳腐な作品に仕上げただけの駄作。そっか、キャラと絵柄と設定があってないことに、今気が付いた‼️すべてが一流なのだがそれぞれがバラバラなために世紀の駄作となってしまった。
マキアが可愛い
10代半ばの外見で成長が止まり、数百年生き続けるイオルフの民の少女マキアが主人公。
人里離れた土地で、布を織りながら静かに暮らすイオルフの長寿の血を求め、メザーテ軍が攻め込んできた。マキアは森をさまよい、そこで親を亡くした孤児の赤ん坊を見つけ、エリアルと名付け育てることにした。時が経ち、エリアルは少年へと成長していくが、マキアは少女の姿のままで、エリアルと離れ・・・てな話。
悲しい話なんだろうけど、マキアの声優・石見舞菜香の優しい声も有って、なんかほのぼのとした感じを受けた。
不老長寿は権力者にとっての永遠の欲望だから、このストーリーにも納得出来た。
こんなファンタジー、良いなぁ、って思った。
良く海外で配給できたな…
海外の映画館で鑑賞。いやこの内容でよく買ってくれたよ…
世界観や美術設定や音楽は良いのに、脚本がとっ散らかっていてうまく活かせていない。
キーアイテムになりそうなヒビオルはほとんど出てこないし、エリアルの行動原理も良くわからない。
好きでもない男の子供を産まされたにも関わらず、子供に会いたがっていたレイリアも、いざ会えた途端に子供を捨てて去ってしまう。国の突然の崩壊は何?
そして出産シーンがいい加減すぎる。そんな適当にさすってても子供は生まれない。
これほどの傑作が売れていないなんて。
今年第一子が生まれた男です。
自分の子どもを育てているような気持ちで、
マキアが子を育てる光景を見ていました。
自分は父親なのですが、マキアの気持ちを思って、
マキアが子を育てる姿も、自分が子を育てているかのように、感情移入して見てしまいました。
作画のクオリティも驚異的に高く、日常的な仕草がとても丁寧に細かく描かれていることが、一層リアリティをもって作品にのめり込ませてくれたのかもしれません。
そしてぼくは、最後まで見て、本当に感情がぐちゃぐちゃになりました。
そしてぼくは、我が子を大切に大切に、育てていかなければならないと、改めて感じ入りました。
子を生んだことに責任を持てとか、
親としての自覚がないとか、
そんな言葉があるけれど、そうじゃない。
責任感とか、親としての自覚で、
子どもを育てるんじゃない。
愛するからこそ、子どもを育てるんだ。
そうでなくては、本当はいけないんだと思う。
そうは出来ない親がいるであろうことは、勿論分かっている。人にはいろいろな事情がある。
けれど、どんな親子もそうであって欲しいと願う。
少なくともぼくは、そうやって妻と一緒に、我が子を育てていきたいと思う。
最後に。
監督・脚本をはじめ、作画、背景、音楽、撮影、編集、etc...あらゆるクオリティが段違いであり、何よりも心に刺さる作品だった。
これほどの傑作が売り上げを出せていないことについて、作品をプロデュースした人々は、自分たちの仕事を恥じて良いかもしれない。
もっとこの作品は売れて、多くの人々に観てもらい、この先の世代に語り継がれる作品となっても良かったはずだ。
初監督作品を売り出すことは難しいかもしれない。それでも、これだけのクオリティと熱量を持った作品であれば、売り出し方はもっといくらでもあったと思う。
せめて10年先20年先に、この作品が改めてさらに多くの人々に評価しれることを願います。
なんで?いつの間に?
数百年の寿命を持つ種族のマキアは親を失った人間の赤ちゃんエリアルと出会う。戦争、侵略・・・激動の時代に翻弄されながらも、孤独だった2人の絆を中心に様々な愛情が描かれる。
あらすじを読んだ時は、美しく壮大で切なくて、きっと泣くだろうなと思っていたのですが、実際に観てみると、なんで?いつの間に?という部分が多く、ストーリーに入り込めませんでした。
軍隊長イゾルや、無理やり結婚させられたレイリア、人間とイオルフのハーフのバロウなど見どころのありそうな登場人物がたくさんいて、彼らの物語も楽しみにしていたのですが、最後まであまりフォーカスされず・・・
“誰かを愛すれば本当の一人になってしまう”という深い教えを説いた長老のその後は?エリアルはいつの間に結婚して子供もいたの?そもそも約束の花って?
冒頭の景色の美しさに思わず息を呑んだのですが、その後は?が続いてしまいました。
切ないファンタジー物
どんなことがあっても母親は子供のことを思うんだなと考えさせられた映画
一度は人の元を去ったマキアが最後にエリアルの元を訪ねる場面はそう感じた。
そういう泣かせるストーリーもよかったけれど、製鉄所のベランダでマキアがラングの告白を断ると雪が降ったり、戦闘と出産の場面が切り替わったり・・・見せ方もこだわっている。
ベンジャミン・バトンという外国映画に似ている
BSでノーカットで放送されていたので視聴しました。
絵は、とても綺麗でした!
ただ、ベンジャミン・バトンという外国映画にすごく似ていてびっくりしました。
ベンジャミン・バトンを見た後は余韻が残り、流れも自然でわかりやすく楽しく鑑賞できましたが、こちらの映画は内容が少々薄いのと感動の押し売り感があって少し引いてしまいました。笑
他の映画と比べるのは良くないですが、あまりに似ていたので。
泣けましたよ
友人に勧められて鑑賞。
観る前はあまり気乗りしなかったのですが
段々、物語に引き込まれました。
アニメで泣いた記憶は
あんまりないのですが
最後は自然と涙が、、
ちょっとテーマが大人的な感じなので
大人から子供までという
アニメ映画ではありませんが、
私はピッタリハマって泣きました😢
ファンタジー映画ですが
テーマは深いですね。
心に残る映画です。
感性や経験は人それぞれ
わからない人にはわからない。難しいテーマを扱っていて、見る人の経験や元々の感性によって感じ方が全然違う作品だと思った。しかし間違いなく岡田麿里の渾身の作品だろう。
仕方がないことだが駄作とレッテルを貼っていく人たちが一定数いるのが悲しい。
こういった独特の世界観をもった監督の作品なら尚更、適当に作られた映画やゴリ押ししようと作られた映画なんて存在はしない。一つの作品として自分自身を表現しようと力を込めて作られている。
内容が理解できないならそれまで。よく理解もせずに映画評論家になったつもりの評価をしないでほしい。
岡田麿里の次回作に期待がもてた
予告の段階で気になったので前売りも買っていたが試写会が当たったので試写会で初鑑賞。
予告では想像してなかった内容もありスタートから驚きはしたが映像、シナリオ、設定と非常に良い出来だった。
監督デビュー作の為あまり上映映画館も多くはなく数字上では大したこと無かった事だとは思う。
次回作以降に全面バックアップが入れば記録に残る映画が出てきてもおかしくはない。
アニメーションが良かった
はじめの世界観が難しく、中々自分自身の中で落とし込めませんでした。でも、全体的な内容はとても良かったと思います。
内容の評価としては途中の感情の変化も共感できるし、それぞれのキャラクターの心情が読み取りやすいです。
何よりアニメーションが綺麗だったのがすごく印象的。
アニメ関連の映画は国民的に有名なタイトルのもの以外はあまり観ないけど、これは私の中でも特に記憶に残った作品だなと思います。
花かざった?
2020年11月29日
映画 #サヨナラの朝に約束の花をかざろう (2018年)鑑賞
子どものまま成長せず、数百年の寿命をもつ少女の出会いと別れを描く
不老不死は一般的には羨ましがられるけど、人の死を見送るばかりの人生も辛いんだろな
名前の語感と長さが似てるんで、名前が覚えにくかったのは僕だけ?
惜しい…
ほぼ事前情報ナシで見ました。
最初、設定に戸惑いました(見に来たのが失敗だったかた思う程でした)が、この作品のテーマが見えてくると、だんだん興味をもって見れるように…。
惜しいなと思ったのは、この作品の中では、登場人物(主役にしろ脇役にしろ)が何を成し遂げたいかを感じられなかった事です。あったのかも知れませんが、少なくとも僕には読み取れなかった。敢えて控えめに表現していたのかも知れませんが…。
それを感じれたなら、僕の中の★の数がグンと上がった事でしょう。テーマは良かったので。
出会いと別れ、そして愛するということ
物語の設定は面白かったが、映画の尺によって描かれていない部分が多くもったいないと感じた。
物語の設定がややこしいのにプラスアルファ登場人物も多いためTVアニメとしてがっつり時間を使ってじっくり各キャラクターの心情を描いていたらもっと素晴らしい作品になっていたと思う。
視聴者の想像力に任せ過ぎている部分もあったかなと、、、
冒頭で長寿の一族の織るヒビオルという布について触れられており、「縦糸は流れゆく月日、横糸は人の生業」と述べられていた。
映画をみている最中ずっと考えていたが、ヒビオルは「人の生きた証」みたいなものを意味しているのではないかと思った。
親から子への愛は伝わるし、それは受け継がれていくものだと思う。
私が親になるのはまだまだ先のことかもしれないがもし我が子ができたらいっぱい愛情を注いであげたい。
母性に訴えかける作品
永遠の若さを持つ一族の少女と孤児の親子愛を中心とした物語。
私はwowowで鑑賞したのですが、この手の話はしっかりと前提を理解するのに時間がかかりますね。劇場ならパンフレットで予習するのでしょうが。
絵は綺麗ですし、クライマックスからエンディングにかけては、感動的なシーンを見ることが出来ました。
ただ、ヒロインの心情に上手く感情移入出来ません。女性の友人は感動した、と話をしていので、自分が男性だからなのかもしれません。その分評点は辛めです。
とにかく観てほしい、本当に
泣いた本当に....
あんまり泣いた泣いたと書くのは好きではないが
終始、涙腺が緩んでしょうがなかった作品はこれが初めてだ
それくらいこの物語にはエネルギーがある。
何が泣けるって、とうの本人は母親にならなきゃと苦悩しているが
こちら視聴者から見れば、エリアルとじゃれる姿や、勇ましく働く姿、家から送り出す姿
その表情・しぐさ全てが母親でしかないところだ。狂おしいほど心に刺さる
そりゃ泣きますわ...
こんな素敵な作品をありがとうございました
作品に関わったすべての方に感謝します
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